山林生活

【ミニマリスト症候群】ごみはゴミ箱へ。卒業アルバムを処分する

【ミニマリスト症候群】ごみはゴミ箱へ。卒業アルバムを処分する

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最近不要なものをどんどん捨てるようにしています。

モノを大切にするのは重要です。
しかしタンスの奥底にしまったまま全く使っていないのであればそれは物を大切にしているのではなくただ置いてあるだけです。土地建物はお金がかかり、その上に物が置いてあるということはその部分の費用を払っているのと同じです。持っているだけならお金はかからないってのはウソで、実際は払っているのです。そのクソの役にもたたないタンスの肥やしをどければ有益なものをそこに置けるようになるんです。つまりいらないものは捨てていくべきでしょう。

しかし何がいらないかの判断はなかなかできないものです。
不要だと思ったけど後になって必要になることもあるだろうし...って言うじゃない??

でもそれ、案外使いませんから!

そうなんです。「いつか使うだろう」は使わない可能性の方が高いのです。もし使うときが来るのであればレンタルするか新たに購入すればよいだけです。

それでも何を使うか使わないかわからないのであれば期限を決めれば良いのです。

四年間一切使っていないものはゴミ、使っていれば必要なモノ。このように決めて分別すれば断捨離もスムーズに進むでしょう。そんな感じで実家にある荷物はかなり減らすことができました。実家も川崎なので頻繁に帰ることもあり、ほとんどの荷物を実家に置きっぱなしです。不要なものはどんどん捨てていき荷物を減らして行っています。果てはリュック一個で生活できればとすら思っている状態。そして今回も新たなごみを捨てようと思います。

みんなで頑張った「運動会!」。楽しかった「修学旅行!」 。子供の頃の大切な記憶、思い出。それがタンスの肥やしになっていました。そうです。卒業アルバムです。

義務教育があるので誰もがもらえる卒業アルバム。取り出して見返しては「あの頃はよかったなー」としみじみ思うこともあったでしょう。でもある程度の年齢になってからアルバムを見てもピンと来なくなってしまったのです。

「同学年にこんなヤツいた気がする」「同じクラスだけどこんな人いたっけ?」
もう忘れかけているんです。アルバムを見てもなお思い出せない始末。それもそのはず、全然アルバムなんて見返してきていなかったからです。大掃除の時にたまたま見つけて時間を費やすだけ。何の役にもたたないどころか掃除の邪魔をするだけの存在なんです。そんなものは捨ててしまって構わないのではないかと思いました。
そもそも卒業アルバムの用途は写真を見返すか、旧友に連絡を取るかくらいです。最近の卒業アルバムは個人情報の関係で住所録というのは載せていないようですが、古くは個人情報の塊のようなものでした。
大人になって「久しぶり!小学校の時同じ学年だった○○だけど覚えているかな?最近すごい人と知り合って、その人のセミナーが今度あるんだけど一緒にいかない?」みたいな“マルチな活動”をするだけのためにあるのが卒業アルバムなんだと思います。空気清浄機も浄水器にも興味はなく、今後それらを販売する気もさらさらありません。ということは卒業アルバムは不要です。

「思い出のため」に取っておく?思い出は心の中にしまっておけば良いんです。タンスの棚は有限ですが心の棚は無限です。

もう一度言いますがタンスの棚は有限ですが心の棚は無限です。

ということで卒業アルバムを捨てます。
心の棚は無限とはいっても記憶の引き出しはどこにしまったかわからなくなることもあります。そんなわけで卒業アルバムをカメラで撮影しました。アルバムはサイズが大きいので家庭用スキャナーでは取り込めず。とりあえず雰囲気だけでも分かればということで写真を取っておきました。これで見返すときはデータをみればよいんです。卒業アルバムは写真光沢紙なので光が当たるとキレイに写りませんが、別にちゃんと写って無くても雰囲気だけ分かればいいんです。なんだったら自分の顔さえ撮れてればそれで十分。スマホで撮影してデータはハードディスクに移しました。

卒業アルバムは名簿屋で買い取ってくれるそうですが、交流がないとはいえ少なくとも人生に関わりがあった人たちです。流石にそこまで心は汚れていません。普通にゴミとして処理しました。

卒業アルバムと一緒に卒業証書も出てきました。
卒業証書も処分の対象ですが、証書を捨てると卒業の証明ができなくなります。あれって賞状とは違い結構重要な書類だったようです。就職で卒業証明が必要だったり、権利や資格で証明しなければならないこともあるようです。無い場合は学校で再発行をしてもらう必要があります。今後卒業証明が必要なことなんてなさそうですが、一応今回は処分しない方向にしました。
でも証明といっても原本を渡すわけではなくコピーを渡す形なので卒業証書こそデータ化して必要な時に印刷する形でよいのかもしれません。捨てるものがなくなった時、卒業証書の処分もしたいと思います。

ミニマリストを極めていくと周りにはいらないものばかり。なんか捨てないとダメな気持ちになってきてしまっています。もうほぼほぼ病気に近い感じです。このままでは「一番いらないのは自分だった」と命を投げ出しそうで怖いです。次は何が捨てられるでしょうか。

まぁこれで実家の荷物もかなり片付きました。
昨年からバイク捨てたり、先日はゲーム捨てたりとかなり少なくなりました。今のところ捨てて不便は感じません。
これで突然死んだとしても残された親族が処分に困るものはないでしょう。

一番処分に困るものは千葉の山林でした。

あちらは相続放棄すれば済むはず。

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