山林生活

‐素人でもできる株式会社設立4-公証役場で電子定款認証-‐

素人でもできる株式会社設立4-公証役場で電子定款認証-

定款の作成が出来たら次は印鑑の作成です。
印鑑に関しては印鑑屋に頼むしかないですね。自ら掘って作ってもよいのですが。
当方は頼みました。印鑑屋に行くと起業セットがあります。実印、角印、銀行印がセットになっているやつです。

別に角印も銀行印も実印一つあれば補えるのですが、実印は下手なものには持ち出さないっていうのが常識のようなんです。
実印を持ち歩くのはリスクがあるので分けた方が良いみたいですね。万が一なくすといろいろと面倒です。
会社もできていないのに印鑑を作らなければならないっていうのもおかしな話ですが、決まり事なんで従うしかないでしょう。

前回の記事で作成した定款。これが会社のルールとなります。
これをちゃんと登録しないといけないのです。
役所に出せばいいのか?というとそうではないんです。
まずは役所以外の第三者に認めてもらう必要があります。
その第三者とは公証役場です。

普通に生活をしていれば公証役場を使うことも少ないでしょう。
このような登記の際に使うか、離婚とか借金とかちょっとドロドロしたものに使うくらいですよね。
この普通の人であれば利用することがないのに全国に300箇所もあって採算が取れているらしいです。

天下り、利権…。
いろんなことが飛び交ってますが、そんなところに「あんたの定款を公証人が認証してあげるよ!」って言ってもらわないといけないのです。

「あんたの定款を公証人のオレが認証してあげるよ!」

これに9万くらい。認証するのに9万です。まだ会社はできておりません。
正確に言うと9万円足すことの250円×定款のページ数分です。恐らく92000円くらいでしょう。
いい値段しますよね~。懐が痛いです。

ちょっとまったー!!!

ちょっと、そこのあなた!ご安心ください。この9万円。

ちょっとしたことで今なら4万円お値引き価格でご提供できるんです。
まさかの4万円引き。今がチャンスです!

いきなり4万引きとは胡散臭い感じがしますがそうではないんです。
それが電子定款ってやつです。定款の最後に

「電磁的記録である本定款を作成し、電子署名する」

っていうのを書きました。
つまり定款を紙ではなくデータで作りまっせってことです。
紙だと保存が大変だから、嵩張るからとかが理由なんでしょうか。
詳しい理由はわかりませんが電子定款の場合4万円が安くなります。
紙で定款を作る場合は「定款に貼る収入印紙代」が4万円かかりますがこれをすることでその分安くなるわけです。

その電子定款の作成の仕方ですが、一応決まりがあるようです。少し面倒です。
メモ帳で作って保存ではダメです。ワードで保存ってのもダメです。認められているのはPDFです。
しかもただのPDFではダメで「電子署名されたPDF」でなければならないんです。

当方はアドビ製品「Adobe Acrobat X Pro」を持っているのでわざわざ購入しなくても大丈夫でした。
でもアドビの製品はちょっと高いんですよね。結局4万安くなってもその分で帳消しになっちゃいます。
で、探してみたところ「JSignPdf」っていうフリーソフトで電子署名が出来るみたいです。
このPDF作成ソフトと合わせて必要なものは以下となります。

《材料》
・電子署名が出来るPDFソフト
・マイナンバーカード
・電子証明書
・ICカードリーダライター

・マイナンバーカード
当方は住基カードを持っていたためこちらを利用しました。
しかし住基カードは過去の遺産。黒歴史となり葬り去られたので現在はマイナンバーカードで行うみたいです。
マイナンバーカードっていうことなんで、役所から送られてきた紙のやつじゃダメです。
つまりカードの申請をしなければなりません。
電子定款で法人設立を考えているのであれば、まず初めにマイナンバーカードを作成するのがよいでしょう。

・電子証明書
マイナンバーカードには「電子証明書」が搭載されているようです。
ただ利用に手続きが必要みたいなんで区役所市役所の窓口にいけば何とかしてくれます。

・ICカードリーダライター
ICカードを読み取る機会です。この機械でマイナンバーカードを読み取り、そのデータを定款の電子署名にするってわけです。
これはAmazonでもその辺の電気量販店でも買えます。ただマイナンバーカードに対応していないものもあるのでちゃんと見て買ってください。


今考えると結構面倒なことしてたんですね。
登記のために法律家に頼むとその分高くかかっちゃいますが、このPDFだけを作成代行しているところもあるみたいです。
それでもマイナンバーのやつとか用意しないといけないのでやっぱ面倒ですね。

当方は住基カードもあり、Acrobatもあったため必要だったものはICカードリーダーだけでした。
4万円の負担が2000円で済みました。作業は少しありますが、金額のことを考えると電子定款の方が断然いいと思います。

やっと準備が出来ました。
あとは以下のサイトでPDF署名が出来るプラグインを取得。

PDF署名プラグインについて

PDFに署名をして出来上がり。って感じです。
用意できたらこの電子定款を電子認証してもらわなければなりません。

http://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/

上記サイトは登記のオンライン申請サイトです。

■申請者情報の登録
サイト左側にある申請者情報登録のバナーをクリック。休日は申請を受け付けていないのでご注意を。
手順は同サイトの手引きをご覧ください。

■申請用総合ソフトのインストール
続いて申請用のソフトをダウンロード。パソコンにインストールしてください。

http://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/download_soft.html

そしてこのソフトから電子定款を送信。これで電子認証の手続きが済みました。
認証が済んだら公証役場に向かいます。公証役場へは以下のものを持参。

CD-R
印刷した電子定款2通
自分の印鑑証明書と印鑑
現金60,000円くらい
身分証明書

公証役場はお役所仕事みたいな感じなんで事前に連絡を入れて予約を取った方がよさそうです。
また当方はCD-Rを持っていきましたが記憶媒体であればなんでも大丈夫っぽいです。USBとかの方がよさそうですね。
※電子認証未対応の公証役場もあるんでそこは事前に調べておきましょう。

これで準備が整いました。やっと法務局で登記の手続きに進めます。

素人でもできる株式会社設立5-法務局で法人登記-
素人でもできる株式会社設立5-法務局で法人登記-

電子定款が出来ました。それをもって法務局に行って渡せば終了ってわけではありません。 法務局でもそのほか必要な書

最後までお読みいただきありがとうございます。

Profile

Author:小鳥遊々
   (NOMA TAKANASHI)

山林

千葉に山林を購入しました。
土地持ちホームレスを目指し開拓中

プロフィール

お気に入りRSS
Copyright © 2016-2018 山林生活 All Rights Reserved.