surfaceのLTEモデルはやめた方がよい
海外ではsurfaceGOが役立ちました。持ち歩かなければならないので重さやサイズに制限がある中、1kg以下でサイズも小さいため取り扱いがしやすかったです。性能は若干悪く、電池もそこまで持ちませんがこのサイズだからずっと持ち歩けました。そして帰ってきてからも喫茶店に持ち出したりなんだかんだで利用していました。そして千葉の山林にも持ち運びました。
車なのでノートパソコンを持っていけるのですが、ノートパソコンはデカいんで出すのが面倒なんです。作業をするのであれば大きな画面の方がよいのですが、使うといってもメモ帳かメールブラウザかネットブラウザくらいです。この小さい画面で十分なんです。
そして海外から帰ってきてすぐにドコモショップに行きました。いった理由はSIMカードを変更するため。私はpixel3aを主回線とし、ポケットWi-FiのSIMもドコモで用意していました。主回線はギガホプランの月30GB使えるプランにしました。それをポケットWi-Fiに分け合える形にしてあったのです。
そしてsurfaceGOはLTEモデルなのでSIMカードが挿せます。ポケットWi-Fiでテザリングというのもよいのですが、SIMカードが挿せるのならばsurfaceGOに挿して使った方が便利なんじゃないかと思いました。しかしポケットWi-FiのSIMカードはMiniSIMです。surfaceGOはNanoSIM。ドコモのSIMカードは下駄を履かせるタイプではないのでMiniSIMをハサミでカットするか、もしくはSIM交換しかありません。SIM交換は手数料は2000円かかります。カットすればただで済みます。
悩んだ結果、カットせずに交換を選びました。
恐らくカットして取り返しがつかなくなるのでしょう。そうなったところで2000円の手数料で交換はできるのでしょうが、絶対失敗すると分かっているのでその作業が無駄になります。
2000円払いNanoSIMをゲットしました。下駄はいっぱいあるのでmicroSIMに切り替えることもできます。それでsurfaceGOのLTEに関してですが、遅いんです。遅い原因は設定にありました。SIMカードを挿せば勝手にAPNの設定が読み込まれネットにつながります。
設定→携帯電話→詳細オプション
ここをひらくとプロファイルやAPNの設定ができます。プロファイルはドコモでよいのですがAPN設定を変えなければなりません。ドコモの分けあえるプランですがデータ端末を使用する場合SPモードの契約ではなくMoperaUを利用します。SIMカードを挿すとAPNの設定が「自動」になるのですが、この自動のせいで速度が遅いやつを利用している形になってしまっています。その場合速度は1Mbps以下です。これをMoperaU(Xi)に切り替えることでスマホと同じくらいの速度になります。都内では14~20Mbpsくらいです。これは場所によって速度は大幅に変わりますが都心部であればとくに不便なく利用できます。
そうです。都心部であればです。
今回山林に来ました。東京から100kmも離れていません。首都圏と呼べる場所です。でも中心から少し離れています。そして山林は電波が弱い時も。基本的に4Gですがたまに3Gになることがあります。そんなところなので多少遅くなるのは仕方ない。ではどれくらい遅くなるか気になったので調べてみました。
ずっと圏外でした。
そうなんです。surfaceGOはずっと圏外のままだったのです。APNを変えても圏外のまま。うんともすんとも言いません。スマホは電波が入っています。そのためこの地域は圏外というわけではないのですがsurfaceGOは電波が掴めませんでした。最初は壊れたのかと思ったのですがそうではなく「仕様」のようです。
surfaceGOは日本製品として作られたものではありません。基本的にアメリカで使うものなのでしょう。そもそもアメリカの会社が作ったわけですからね。携帯の電波というのは様々な種類があり、日本の携帯会社もいろんな種類の電波を使っているようです。原理などはわかりませんが波長が短いものや長いものといった具合に種類があるのでしょう。電波が弱いが長距離届くものとかもあるんじゃないでしょうか。
このように様々な種類の電波があり、機器はそれを受けられるようにしなければなりません。しかし全部の電波を受信できるようにするのは難しいのでしょう。というわけでその国で使用されている電波に絞っているんだと思います。恐らく主要なところは各国共通なのでしょう。しかし主要でないところ、例えば山奥に電波を届けるとかそういうやつは国によって違うんだと思います。どうやらドコモの地方の電波はsurfaceGOでは受信できないようなんです。そのためずっと圏外だったようです。
これ、ゴミじゃね?
都心部では特に問題なく使えたんですが、少し離れればこんな感じで使えなくなるんです。どちらかというと携帯電波でsurfaceGOを利用するのは地方都市です。使えるバンドに違いがあるというのはわかっていたのですが、日本マイクロソフト株式会社が出している商品のくせに日本仕様になっていない。そのクセにオフィスを装備して値段を高くして売ってるんです。やるべきとこってそこじゃないでしょ!少なくともドコモは日本で一番のシェアのある通信会社です。そして企業が使用していることが多いわけです。当然surfaceも使用しているでしょう。日本のサラリーマンは日本国内色々な地域に行くわけです。そんな人のためのLTEモデルなのに「田舎では使えません」ってもう終わってるでしょ。
どうやらこれはsurfaceGOだけの問題ではなくsurfaceすべてがこの状態なんだそうです。わざわざLTEモデルを買ったのにもかかわらず何の役にも立ちません。唯一GPSがついてるので地図として役立つというところでしょうか。それ以外にLTEモデルの良さはゼロです。だって電波掴まないんだったらSIMカード挿してる意味ないでしょ。都心部はその辺にWi-Fiがあるんでどうとでもできるんです。そうではないところで使うつもりだったのに“毎度の如く”期待を裏切られました。
年明けに新しいsurfaceが出るようですが、そちらはどうなのでしょうかね。この問題は解決しているのでしょうか。来年以降は5G電波が始まることになります。日本は少し先になるのでしょうか。機器もそれによって仕様がかわるのでしょう。できれば日本だと使えないとかそういうのにしないでほしいです。
とりあえず今後はNanoSIMに下駄を履かせてこれまで通りポケットWi-Fiを使おうと思います。ポケットWi-Fiも購入してから二年以上使っています。バッテリーの持ちが悪いのでバッテリー交換か新機種に交換の時期ですかね。
関連記事

2020年7月からレジ袋が有料化されました。小売店などすべての事業者はプラスチック製のレジ袋を有料で提供し、無料配布は禁止と...