【しみソースせん】しっとりが好きだァーを食べてみた
家で酒を飲む、店で酒を飲むのであれば色々なアテを用意できます。しかし車中泊やキャンプといったアウトドアの場合、選択肢が狭くなってしまいます。手練れのキャンパーであればダッチオーブンとか燻製機とかそういうの使って美味しいおつまみも作れるのでしょうが、そもそもそんな大そうな機材もなく技術もない。そんなわけで酒のつまみはスーパーで買いこんでおくこととなります。そうなるとどうしても乾きものがメインとなってしまいます。本当ならお刺身とかが良い。そこまででは無くてももう少し食感のよいものを選びたいんです。要は「濡れているモノ」が良いんです。
その救世主となるものが魚肉ソーセージなんです。
常温で保存できる、適度に湿っている、酒のつまみにもご飯のおかずにもなる、長期保存もできる、食べカスがあまり出ない。肉なのに(魚肉だけど)。
そんなわけで魚肉ソーセージを頻繁に買っていた時期もありました。そうです。最近では避けてるんです。やっぱり同じものをずっと食べ続けられるほど人間出来ていないようで、飽き飽きしていたんです。また魚肉か...。となってしまいました。
選択肢はまだあるんです。缶詰であれば焼き鳥とかコンビーフとか、いわゆる肉を食べることもできるんです。そんな感じでツマミの選択肢は増えております。最近のお気に入りはブラックサンダー、ドライフルーツ、コンビーフ。このあたりを酒のつまみとしています。乾きものだけどほんの少しだけ湿ってしっとりしている感じそういうのが重要なんです。飽きないようにするためには品数を増やすしかないんです。そんなわけで色々買っては試しています。
たまたまスーパーで見つけました。ソースせんべいのようです。
しっとりが好きだァー!
ソースも好きョー
うすば青のりも練り込んだョー!
ヌレ宣言!
漬けるかけるWソース
なんだか情報がだいぶ混線しています。要は濡れ煎餅の立ち位置でソース煎餅ということでしょうか。
しっとり行こうぜ!
全国のしっとり同好会の皆さんに朗報!しっとり好きのために生まれた「しっとりソースせん」!Wソースで、さらにパワーアップ!老いも若きも、男も女もLet'sしっとり!!!
裏面もだいぶ混線しています。しっとり同好会に加入したことはないのですが、それに近い立ち位置にはいます。たしかにこういうやつを求めていました。ほとんどのスナック菓子はパサパサだし硬いんです。口の中の水分持ってかれる、硬いので口の中を切ることもあるんです。でも濡れていれば、濡れてさえいればその心配がないんです。年寄りは歯がないから硬い煎餅よりも濡れ煎餅の方がよいなんて言いますが、別に年取って無くても柔らかいヤツ、濡れているやつを好んで食べる人は多いでしょう。パリッ!サクッ!が至高というわけではなく、ヌメッ!クシャッ!が好きって人も一定数いるはず。これは日本だけでなく世界でも湿ったもの好きは多くいると思います。マックのフライドポテトだって、底のほうでシナシナになって色が変わってるポテトが好きなんです。
商品名は表に書かれていた「しっとりが好きだァー!」だと思っていたのですが「しっとり好きソースせん」という名前のようです。栃木県にあるひざつき製菓というところが製造元なんだそう。材料を見る限りは煎餅にソース塗った感じでしょうか。
中をあけると少しだけ湿っている煎餅が入っています。香りはソース焼きそばの香りがします。そして味に関してですがほぼペヤングです。焼きそばだとお湯が必要ですが、これであればお湯無しで焼きそばが食べられるというわけです(煎餅ですけど)。
駄菓子で近いのがどんどん焼きですね。普通に食べると少ししょっぱいですが酒のつまみにするにはちょうどよい味付けです。やっぱり適度に濡れているのは正義です。
ただ封ができるようになっているとよいですね。ちょっと味濃いめなので少しだけ食べて休憩したいんです。でもチャック袋タイプではないため蓋が閉められません。別に元々濡れているから湿気ないのですが、結構匂いが強いんです。車内で食べると焼きそば食べた時と同じ現象になります。そのため開閉式のやつだと嬉しいです。
千葉の山林に行くときにスーパーや道の駅とかに立ち寄ると濡れ煎餅が売っているんです。濡れ煎餅と言えば千葉の銚子。銚子電鉄のぬれせんべいは有名ですね。ほかにも房総半島を走るいすみ鉄道でも似たようなぬれせんべいを売っているんだとか。
こういうしっとり系のお菓子が色々出てくるのは良いですね。しっとりソースせんは晩酌ラインナップに追加されることが決定しました。
濡れ煎餅だと醤油味になりますが、「しっとり好きソースせん」のソース味っていうのもいいもんです。しみソースせんと呼ぶべきなんでしょうか。このソース味のほかにカレー味もありました。そちらも今度試してみたいと思います。