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タイのQRコード決済「TrueMoney Wallet」に登録してみた

タイのQRコード決済「TrueMoney Wallet」に登録してみた

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AISのSIM2Flyを日本で使えば安く済ませられるんじゃないか?と思って色々試してみたのですが、ローミングサービスがそこまで有益というわけではないようです。新宿にいてもLTEではなく3Gに切り替わることもあり、安定しないんです。不安定というのであればメインで使うのはちょっと厳しいです。でもサブ機としてであれば利用価値があるでしょう。

サブ機にSIM2FlyのSIMを挿し、全世界で使えるようにすれば海外旅行も気軽に行けるようになります。
しかしここでも問題が起きました。それはSIMカードの料金支払いに関してです。

2799バーツ。約1万円です。この費用は払えるのですが、払う方法が限定されているんです。SIM2Flyの支払いに関してはAISの店舗かタイ国内のコンビニで支払えるんですが、払いに行けるわけがありません。それ以外の方法はAISのアプリを使って決済できます。アプリでの決済方法はクレジットカードとLINEPayになります。

クレジットカード支払いに関してはタイ国内で発行したカードのみの使用に限ります。日本のクレカでは決済ができません。そのためLINEPayで支払うわけです。これまでLINEPayで支払っていました。LINEPayは日本のクレジットカードと紐づけ出来るのですが、しかしこれも少し厄介で1回に40バーツしか決済できないんです。
以前使用していたプランは10日間で300バーツほど。そのため8回決済を繰り返し320バーツ入金して利用していました。少し面倒ですが8回程度で利用ができるんです。しかし今回2799バーツ分を決済しなければなりませんので70回決済作業を繰りかえさなきゃならんわけです。さすがにそれはめんどくさいです。ということで色々探していたところよさそうなものを見つけたんです。

TrueMoney Walletというものです。

TrueMoney WalletはTrueMoveというタイの通信事業者が行っているサービスです。
AISがdocomoの立ち位置であればTrueMove Hはソフトバンクといったところでしょうか。そちらの会社がキャッシュレス決済事業も展開しているということです。まさにPayPayといった感じです。
このTrueMoney Wallet、以前まではタイ国内の人向けだったようですが、この度外国人向けにもサービスを展開し始めたんだとか。利用方法はお金をチャージするかカードと紐づけして、あとはQRコードで決済するだけです。セブンイレブンでも利用できるみたいだし、おそらくバンコク市内ならばかなり重宝するのでしょう。
このTrueMoney Walletは使い方次第でAISのトップアップをすることができるということなんです。他社の通信事業者ですがそういう隔たりもなく使えるそうなんです。

クレジット機能付きのバーチャルカードを作るというという方法で使えるようになるんだとか。

記した通りAISのトップアップはクレジットカード決済が可能ですが、そのカードはタイ国内で発行されたものでなければ使用できません。つまり日本国内のカードではトップアップできないんです。TrueMoney Walletのバーチャルカードはタイ国内で発行したものです。つまりAISのトップアップができるということです。バーチャルカードということでネット決済に限定されますが、この手のカードを持っていると便利です。

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今回宿泊しているホテルは日系ホテルです。そのため露天風呂があります。夜だけでなく朝ぶろも入れるようです。

昨年にミャンマーから帰国する際にタイ国際航空を利用したのですが、その際の支払いでは日本のクレジットカードが使えませんでした。日本発やタイ発の便であれば日本のカードで決済できるようですが、第三国からの場合はタイ国内発行のカードのみしか受け付けなかったのです。その時はPaypal決済が可能でアカウントを持っていたため難を逃れたのですが今後も似たような状況に陥ることは考えられます。バーチャルカードを持っておいても良いかと思いました。

外国人でも利用できるわけですが、アプリを入れてすぐ使えるというわけではありません。まずは身分を証明しなければならず、登録作業が必要です。登録に必要なものはパスポート情報、顔写真、電話番号、タイ国内の住所です。

ここですでに詰んでいます。

電話番号はSIM2Flyで付与された番号があるためクリアできたとしてもタイ国内の住所登録が必要って、ぜんぜん外国人受け入れる気がない感じです。
でもこの住所に関してはとくに何かが届くというわけではないようです。なんか泊まったホテルの住所とかでもどうにかなるようです。どうにかなるかもしれませんが...。

アプリで登録作業をします。パスポートとパスポートを手に持った顔写真を送信するだけ。翌日には登録されました。とりあえずこれでセブンイレブンとかで使えるようになったわけです。セブンイレブン以外にもケンタッキーとかでも利用できそうです。

しかし、全くなに書いてあるかわかりません。英語表記に切り替えられるんですが切り替わるのは一部のみです。あとはタイ語で書かれているんでよくわかりません。

こちらがAISのトップアップの方法のページですが、おそらくWeCardで支払えって書いてあるんでしょうかね。WeCardっていうのがバーチャルカードの名称のようです。というわけでバーチャルカードを作成していきます。

カード登録をクリックし、日本のクレジットカード番号を入れていきます。これで登録できた!と思いきや...。

Unsuccessful transaction

おそらく登録できないというアナウンスのようです。
色々調べたところ仕様が変わったみたいです。少なくとも三井住友VISA、マスターカードは使用不可ということが分かりました。
せっかくパスポート情報まで送ったのに利用できないなんて。バンコクに行けば入金できるんですがそれだと使い勝手が悪いですよね。調べたくてもタイ語で書かれているので検索もできず、何が原因なのかもわからずといったところです。
このカード使えない問題に関してはLINEPayのときもそうでした。LINEPayでも40バーツ以上決済できるんです。しかし日本のカードだと40バーツ以上を決済すると拒否されるんです。でも「100バーツ決済出来た!」と言ってる人もいるんです。

原因が不明。TrueMoney Walletも登録できたっていう人もいるみたいだし。新しい別のカードを作成すれば使えるようになるなら作成するんですが、同じような結果になりそうです。そうすると作る作業が無駄です。一番可能性があるのはLINEPayのバーチャルカードでしょう。LINEPayが発行してるものであればタイのLINEでも使えるようになるんじゃないでしょうか。

海外に全然行けない、いつ行けるようになるかもわからないのに海外のことばかり考えて日々を過ごしています。

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