【リッチスニペット】構造化についてしっかりと考え直す【すちぇま】
当サイトはワードプレスで運用されています。ワードプレスは大変便利なものです。私が何もしなくてもブログとしての体裁を保ってくれます。プラグインを使えばさらに便利になります。しかしプラグインに頼り切ってしまうと誤作動が起きた時に対処が大変になります。またプラグインによりサイトが重くなることも。
そんなわけで私は最低限のプラグインしか使わないようにしております。
昨年もALL IN ONE SEOというプラグインを削除しました。
削除したことにより自前で色々と用意していたのですが、少し足りない部分がありまして。
これまで記事をアップする上でとくに何かをしてきたわけではありません。記事を書いてタイトルをつけ、画像を入れてアップする。それだけです。一応ディスクリプションにてページの概要を抜粋する形にしてきました。でもその程度です。とくにPCで検索してみる分には問題ないのですが、スマホだと大きな違いがありました。
当サイトだけ画像が表示されていません。スマホで検索するとサイトによってはサムネイルを表示してくれています。しかし当サイトはその表示がないのです。それもそのはずです。そのようなタグを入れていないからです。構造化データというもので、それを記入しなければここに画像が表示されなくなるわけです。
当サイトだけ画像なし。ある種差別化が出来ているためこのままでもよいと思ったのですが、やはり画像があるのと無いのとではクリック数にも変化が出てくるでしょう。ということで当サイトの構造化を目指してみました。
構造化を目指すためにはそれ相応のタグを書いていかなければなりません。
また記述方法もしっかりと決まっており、漏れがあればエラーが返されます。
私としては画像が表示されるだけでいいのですが、画像だけ指定するだけではダメなようです。
ということでいろいろと調べて試してみました。
詳しいことはほかの方のブログを読んだ方がよいでしょう。当サイトはどちらかというと全く理解していない人、つまり私と同等の人に対して書いていきます。また私自身が理解していないため的を射てないものが多く含まれるかもしれません。
表記方法はschema.orgに則って書かなければなりません。
ス...スチェ...。
schema.org(スキーマ)の仕様通りに書くことで検索エンジンに情報を提供。それを検索結果に返してくれるようです。リッチスニペットってやつで、画像やら更新日時やら評価などを検索結果に表示してくれるようになります。
当サイトでは、サイト名、投稿日、更新日、画像を載せる形をとりました。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",
"@type": "BlogPosting",
"mainEntityOfPage": {
"@type": "WebPage",
"@id": "https://real-hunter.com/tourism/20190222.html"
},
"headline": "【リッチスニペット】構造化についてしっかりと考え直す【すちぇま】",
"image": {
"@type": "ImageObject",
"url": "https://real-hunter.com/wp-content/uploads/2019/02/2019010030.jpg",
"height": "614",
"width": "345"
},
"dateModified": "2019/02/22",
"datePublished": "2019/02/22",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "山林生活"
},
"publisher": {
"@type": "Organization",
"name": "山林生活",
"logo": {
"@type": "ImageObject",
"url": "https://real-hunter.com/wp-content/uploads/2019/01/logo_tltle.png",
"height": "60",
"width": "180"
}
}
}
</script>
こんな感じです。これに関してはfunction.phpにて制御しています。また上記以外にメタディスクリプションとパンくずリストもschema.org仕様にしてみました。
とりあえず数日経ってから見てみると、一定の効果が出ております。
一部ですが画像が表示されるようになりました。しかしまだ表示されていない箇所がいくつもあります。
どうやらすべてのページが表示されるわけではないんだとか。
なんでもかんでもスニペット画像を表示させれば乱立するだけで検索ユーザーにとって不適切です。そのため一定の基準を設けているようです。
まず記したように適した形でマークアップをしなければならない。これは基本事項となります。
これを踏まえた上で以下の基準を満たさなければなりません。
コンテンツ
•Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に従います。
•最新の情報を提供します。日時によって関連性がなくなったコンテンツに関してはリッチリザルトを表示できません。
•自分またはユーザーが生成したオリジナルのコンテンツを提供します。
•ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください。たとえば、JSON-LD マークアップでパフォーマーが記述されている場合、HTML の本文でも同じパフォーマーが記述されている必要があります。
•関連性がないコンテンツや誤解を招くコンテンツ(虚偽のレビュー、ページの内容と関係のないコンテンツなど)をマークアップしないでください。
•小児性愛、獣姦、性的暴力、暴力行為や残虐行為、差別、危険な行為を助長するコンテンツは禁止されています。
恐らく私のサイトでリッチリザルトが表示されないのはこの部分が主なのでしょう。小児性愛、獣姦、性的暴力とかの助長するコンテンツではありませんが「関連性が無いコンテンツ」というのは若干当たる感じがります。Google のウェブマスター向けガイドラインについては品質の問題。当サイトのような低品質ではGoogle様の恩恵は受けられません。
関連性
構造化データはページ コンテンツを正確に表している必要があります。以下は関連性が低いデータの例です。
•スポーツをライブ ストリーミングするサイトが、地域イベントの放送局としてラベル付けされている。
•木材工芸のサイトが、レシピを教えるサイトとしてラベル付けされている。
ここも該当箇所ですね。山林生活のサイトが車中泊を教えるサイトになっている。まさに関連性が低いです。海外旅行とか山林に関係ないですからね。
その他完全性、場所、特異性、画像、ページ上の複数の要素と続きますが、こちらは恐らくクリアしていると思われます。
詳しくは「構造化データに関するガイドラインを遵守する」を見てください。
さっくりと言ってしまえば、
お前のサイトは見せる価値すらない!震えて眠れ!悪党ども
って感じなのでしょう。
リッチスニペットの表示に躍起になるよりも、記事内容をしっかりと見直して検索ユーザーに有益な情報を提供しろってことです。
プラグインを使えばこの辺しっかりとやってくれるんですよね。やっぱり「ALL IN ONE SEO」は優秀なやつだったようです。私のように天邪鬼な性格な人間にはもう戻ることができません。
でもやっぱりプラグインを使うべきなのでしょう。
これが私の結論です。