Amazonレビューで高評価にすると値引きされる商品について
私は仕事でもプライベートでも色々なところに行きます。色々なところに行けばやはりその土地で有名なものや郷土料理的なものが食べたいものです。なんとなく観光協会に騙されている感は否めませんが、せっかくそこにいるのならばやっぱりそういうの食べたくなっちゃうんですよね。
でも何の情報も無しにその手の店を探すのは困難です。そのため観光協会のホームページを見たり、「地名+郷土料理」で検索をしたりしてお目当ての店を探すわけです。
小さな街であれば店舗が限られており探せますが街が大きくなった場合は店選びが大変です。例えば大阪でお好み焼きが食べたい、たこ焼きが食べたいとなった場合、どの店に行けばよいいのでしょうか。
このように店を探すのも楽ではありません。ただ選択をするためのサイトはあります。ご飯であれば食べログでしょう。
正直なところ食べログに対してあまり良い印象は持っていません。ウェブサイトを構築する仕事をしていたのでこの手のサイトも関係してくるわけです。例えば飲食店がサイトを立ち上げる。その際に食べログやぐるなびといった大手飲食サイトは度外視できないわけです。実際に食べログの評価が悪く潰れた店舗もあるようです。反対に実際の評価は低くても食べログの評価が高くて成功している店舗もあるという専らの噂もあります。現状はどうなっているのかわかりませんが、以前は星の数を増やすためにネット工作をする業者もあったようです。
評価が不正に操作され、何が正しいのかわからない。またお金を払えば何とかなるなんて話もちょくちょく耳にします。
評価がどうであれ一応店の営業時間や場所などはわかりますので参考にはできます。
また低評価のところを選ぶよりも一定の評価であるところを選んでしまうのが小市民である私なんでしょう。選んじゃうんです。2.9よりも3.4とかのところを。その数字に信ぴょう性があるかどうかなんてわかりません。嘘かもしれない。でもそれを信じたいんです。
恐らく私の心の中ではこうです。
責任を誰かに押し付けたい。
2.9のところを選び、そこが不味かった場合、そこを選んだ私の責任になります。だってレビューサイトでは平均以下の数値。レビューも芳しくない。そのような中でその店を選んだんだから責任の所在は私にあるわけです。しかし3.4を選んだ場合、評価が高いとレビューサイトは言っているため、私はそれに乗っただけです。仮に美味しくなかったとしても私はただ騙されただけであり責任の所在はレビューサイトにあるわけです。
あーオレはレビューサイトに騙されたかわいそうな人なんだ。なんてひどいことをしてくれるんだ。もう生きていく自信がない。
どちらを選ぶか考えるとやはり評価が高い方を選んでしまうのです。それが嘘だとしても自分が傷つかないための保険がそこに存在するわけです。
こちらを見てください。
先日Amazonで購入した商品の中に含まれていたものです。内容をざっくりと説明すると、高評価をつければ値引きするぜってことです。具体的な金額は差し控えますが、高評価すれば約三割引きにするってことのようです。若干漢字が疑わしいところがありますが、恐らく実際に返金という形で値引きをしてくれるのでしょう。
Amazonで商品を購入するとき、レビューの部分は多少は気にすることがあります。レビューの数によって購入者の有無が分かります。基本的に高評価のレビューはそこまで気にしませんが低評価の所は不具合などを確認できるため参考にします。しかしこんな感じでレビューを値引きで購入している業者が存在しているわけです。
これではAmazonの評価なんて何のあてにもなりませんよね。
まぁ前々からなんとなく知ってはいました。
☆☆☆☆☆
簡単に出来るセット、それがとてもすごくいい。
それはいい買い物です!
非常によくそれます.私はとても幸せです。
その日本語正しいアルか?
明らかに変でしょ!私が書く日本語もそこまで正しいとは思っていませんが、レビューで書かれている内容の中にはこんな感じで明らかに変な評価もあるわけです。流石にこの手の文章が書かれたものは信用しておりません。でも評価をお金で買うような手段を使うところがあるというならば、そもそもの評価の信ぴょう性はかなり低いのでしょう。
例えば壊れた商品が届く。
評価を☆5にして後に返品をする。
そうすれば880円儲けられるってわけですよね。
業者からすれば880円丸損だけど評価されるため次の顧客の期待が持てるわけです。
実際に商品が優良でありそれに対する評価がされていれば何も問題ありません。仮に「評価してくれれば値引きする」という形であれば全く問題ないのでしょう。まぁ値引きしてもらえるという点からユーザーも高評価をつけやすいとは思いますが、まだ許せる範疇です。
しかし今回のヤツは「☆5をつけた場合」という条件があるわけです。高評価以外は値引きしないということです。
Amazonの規約にはこのように書かれております。
金品などの対価(レビューの対価として支払い、ボーナスコンテンツ、キャンペーンやコンテストへの参加資格、値引き、追加商品その景品等)を受けることを目的としてレビューを投稿すること
まぁ当然のことですよね。これが横行すればそもそも☆評価というものの信ぴょう性が無くなるわけですからね。今回のでさらに印象は悪くなりましたが。
解せないのが英語と日本語について。日本語は880円なのに英語だと10ドルと書いてあります。
英語が苦手な私でも金額ぐらいわかります。明らかに日本人見下されてますよね。
この件を報告したとしても特に何か対策をされるわけでもないのでしょう。Amazonからしてみれば些末なことでこの手のレビューの金品取引が横行しているのも周知の事実ってことなんでしょう。それを踏まえた上で商品を購入してくださいってことなんでしょう。
今後はあまりレビューを気にせず、好きなものを買うこととします。といいつつも指針とならない評価を目安に商品を探してしまうのでしょう。でもやっぱり中国系って何らかの問題を抱えてるんでしょうね。今後この問題が解決していってくれることを願ってます。