山林生活

杉の木から出る樹液?杉脂?って食べられるの?

杉の木から出る樹液?杉脂?って食べられるの?

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当方が所有する山林はすでに小屋があり、ある程度開拓された土地でした。これらは前所有者が知り合いと共に開拓していったわけですが、恐らく購入した当初は森林のままだったのでしょう。それを伐採し、伐根し更地にして小屋が建てられるような環境を作ったのだと思います。まさに山林開拓って感じの作業です。

それに比べて当方はどうでしょう。除草剤撒いて畑耕して、そして虫を食べてみる。さらには穴掘って野グソをする。

なんの生産性もなく、なにも開拓していません。
山林界のフロンティアとなると言っていたのが恥ずかしい限りです。

やっぱりそれっぽいことしておいた方がよいのではないか?

そういう衝動に駆られまして、色々と考えてみました。

こちら、杉の木です。ここは元々花壇があり、菖蒲みたいなのが植えてありました。しかし山林を購入した翌年くらいからでしょうか。どこからか種が花壇に舞い降り、ここで杉が生えだしたのです。最初は「生命の力ってすげーな」という感じで感心していました。もしこの山林を誰も手付かずのままにしておけば、いつかは杉の木だらけとなり元の山林に戻ってしまうのでしょう。その自然の力に感動していたわけですが、現在は若干邪魔になっております。

1年やそこらで2メートル以上の高さに育ってしまってるわけです。育てているわけではなく勝手にこの大きさになってしまっているわけです。このまま放置してスギに行く末を見るのもよいのかもしれませんが、ここで杉が大きくなると色々と不都合が出てしまうのではないかという不安がありました。そして大きくなってからだとかなり撤去作業が大変になりそうです。

木を切るのはノコギリがあれば比較的簡単に切れるでしょう。10年後まで放置して育ったとしても切るのは特に問題ありません。そしてそこまで大きくなれば建材としての利用価値もあります。しかし問題となるのが根っこの部分です。根は見えませんが大きくなればその分深く、そして複雑に這っていくわけです。伐採よりも伐根の方が大変らしいんです。重機などがあれば穴掘るだけで済むのでしょうが、ここには重機は無く重機を操れる人もいません。そういうわけなのでもし伐根をするとなると手作業で穴を掘らなければならないのです。

穴掘りは便所でもうたくさん。

そんなわけなので早いうちに伐採しようかと。建材としての利用価値はありませんが、伐根作業のことを考えれば買ってきたほうがましです。

最初はノコギリで切っていたのですが、まだ木が若いため切りづらいです。そのためこれまで封印していた武器を用意します。

鉈です。名匠 鋼典(かねのり)というやつです。山林を購入してすぐに買いました。
斧と鉈って開拓する人の必需品じゃないですか。しかしこれまで一度も出すことなかったんですよね。こういうタイミングでもなければ出さないわけですからここはちゃんと使ってあげましょう。

斧もそうですが鉈も刃物というよりは鈍器みたいな感じですよね。
叩き割るみたいな感じで。どちらかというと肉体型戦士が装備する武器です。当方のような遊び人には装備ができません。

といいつつも案外切れ味もいいようで。
軽く歯の部分が振れただけでケガしてしまいました。研いでもないのに切れ味抜群です。
さすが名匠というだけあります(ホムセンで買いましたが)。ホームセンターで見かけた時も「名匠ってなんだか強そう」という理由で購入したと思います。それを三年間一回も使ってこなかったわけです。鉈を使った感じだと、案外使い勝手がよさそうです。流石に斧は使いづらかったです。でもこの鉈の適度なサイズ感と重さ、そして切れ味の良さは今後色々と役立てそうです。

なんかに使えそうな感じです。杉はまっすぐ育つので使い勝手が良いらしいんですよね。
ひのきのぼう的なすぎの棒が作れそうな感じです。こういうやつってついつい取っといちゃうんですよね。明らかにゴミなんですが、子供のころから変わらずゴミ集めをしています。

とりあえず木の皮を剥いでみましょうか。これも鉈で削いでいくわけですが、削いでいるうちにネバネバしたものが出てきます。触るとベッタリするやつ。恐らく杉脂ってやつでしょうかね。手で触ると落とすことができず、しかも黄色く色がついてしまいました。松脂とかは有名ですが、杉も同じような感じなんですね。しかしこれだと綺麗に皮が剥げません。つまりこの作業はこれで終了というわけですね。新たな武器を作る予定でしたが、散らかしただけでした。

このように見ると樹液もキレイです。樹液にカブトムシなどが集まる。その理由は樹液に栄養価があるから。
例えばメープルシロップも楓の木の樹液なわけです。白樺の樹液なんかも食しますよね。なんとなく甘い印象のある樹液。

これ、食べられるんじゃないだろうか?

カブトムシが食べてるんだから人間が食べれないわけがないでしょう。しかもこの樹液は新鮮。さらには若い木から採取できたものです。絶対に美味しいはずです。というわけで舐めてみます。

甘くない。まったく甘味ゼロです。苦みがかなりあります。鼻を抜ける森林の香り。味は石鹸みたいな味。というより石鹸そのもの。なんだか泡立ちそうな感じです。不味いです。食べ物ではありません。

ラックススーパーリッチの味がします。

ちなみに食べた日は飲み物飲んだりうがいしたりしたもののずっと口の中は杉の香りがしていました。これは食べ物じゃなくて香料でしたね。

良い子はなんでも口にしないように。

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Author:小鳥遊々
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千葉に山林を購入しました。
小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

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