Trois Rivieres1977を未開封で所持しています。
ウィスキーの高騰問題の話をしていたら思い出しました。
某アイドルグループのテレホンカード。
「これを持っていれば時期にプレミアがついて高くなる!」
そんな謳い文句に踊らされた時代も私にはありました。
テレホンカードってNTTの支払いに使えるんですよね。
捨てるのもったいないんで、電話代にしようと思います。
転売なんて悪いことはしてはいけませんね。
在庫を抱え、最終的にはゴミになるだけですからね。
そんな転売のためで買ったわけではありませんが、私はビンテージ?もののラム酒を所持しています。
Trois Rivieres1977(トロワ・リヴィエール1977)です。
日本だとあまりラム酒を飲む文化が定着しませんね。
少し前にモヒートが流行ったと思いますが、その程度です。
ラム酒の基本的な説明をすると長くなるため要約するとウィスキーは麦から出来ているため麦焼酎とするならば、ラムはサトウキビから出来てるため黒糖焼酎といったところ。また「材料費の高いラム」と「材料費の安いラム」があって製造方法が異なり、トロワリビエールは前者のラムにあたります。
その他、いろいろと細かく分類されていますが、詳しくはウィキペディアでも見てください。
そんなラム酒にもさまざまな種類や蒸留所があるわけです。
トロワリビエールもトロワリビエール蒸留所というところが作ったラム酒です。
現在もその蒸留所は存在しているわけですが、2000年に火災がありました。
古酒を保存していた倉庫が火事。そのため原酒が失われてしまったのだとか。
恐らく火災保険に入っていたのでしょう。
再建し新たなラム酒を売っています。設備も新しいのでしょう。
しかし古酒がないため火災以前のものはもう作れないわけです。
私の所有しているやつは火災以前のものです。
私としてはウィスキーよりもラム酒のほうが好きでして。
そんなこんなでTrois Rivieres1977を購入したわけですが、どんどん値上がりしているようです。
そのため封が開けられません。
山崎の在庫不足と同じように、もう売っていないためそれを欲しがるコレクターの人、飲みたい人も多いのだとか。
現在の価格は50000円前後で取引されているようですね。あと10年保管してたらどうなるか楽しみです。
77年製造、00年瓶詰の時点で23年。今年は2018年なので41年。あと10年待てば半世紀前に造り出したラム酒ってことになりますね。
ちなみに山崎50年は定価で100万円。オークションでは3250万円で落札されたんだとか。
一度だけ50年、飲んだ?舐めた?ことがあります。
小さじ一杯20万円。その価値があるのでしょうか。
まぁその値段聞いたら飲まないですよね。。。
トロワリビエールも10年後に3000万円とかで売れるんですかね?
瓶で熟成してるんですがそれじゃだめでしょうか?
値段が高騰すれば山林大きくできちゃうんじゃないかしら??
売れるなら持ってたいですが、まぁそこまで高くはならないのでしょう。
持ってても仕方ないので、いつか飲んじゃいます。
お酒の味を楽しむなら常温の水、且つ軟水で割るべき。
水とお酒は一対一。トワイスアップで飲めばお酒の香りの花が咲く。
お酒のウンチク語る人でこんな感じで偏ってる人がいますが酒は好きな時に好きなようにして飲む。それこそが至高です。
いろんな飲み方がありますが、やっぱここは敢えて「外道のラムコーク」で飲んでみようと思います。