山林生活

電池の持ち時間を計算して電動ファンを動かす。

電池の持ち時間を計算して電動ファンを動かす。

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車中泊の際にかなり重宝していた電動ファン。
今回換気扇開口部分を見直したためさらに使い勝手がよくなりました。
ただ車中泊の時感じていたのは乾電池で動かしているんですけれど、当然のことながら数時間で切れてしまうんですよね。
毎回変えるのも面倒で、最終的にはポータブル電源までUSB延長コードを使って伸ばして夜を過ごしていました。

ポータブル電源を利用するのも別に構わないのですが、もっとスマートな方法は無いかと考えました。

基本的に車中泊をする時間は夕方~朝にかけて。
日中ファンを動かすのであればソーラーパネルを使えばよい。
しかし日が落ちてからでは使えません。そのため17時~朝7時の14時間稼働できるようにしたいです。

私が所有するUSBファンは

電圧が5V、電流が0.3A

となっております。
つまりは1時間稼働させるためには

5V×0.3A=1.5w

の消費電力となります。

14時間動かすということは

1.5w×14h=21wh

ということです。
では消費電力から必要な容量を計算すると

21wh÷5V=4200mAh

という数字になります。あってますよね??

単三電池のエネループ1本が1900mAh。
2本で使ってますが直列なので使える容量は1900mAhのままです。
さらには電圧も1.2V×2=2.4Vなので足りていません。
そのため電池で回すとファンの回転速度が遅いです。静かではありますが。

5Vにするためには直列で電池4本つなげば4.8Vになりますが、容量は変わらず1900mAhのままです。

そうなると並列4本の電池を3つ用意して並列につなぐ。
そうすれば4.8Vの4700mAhになります。しかし電池は12本必要になります。

毎回車中泊するたびに電池12本充電しなければならないって面倒ですね。
だったら5000mAhとか10000mAhのモバイルバッテリーで稼働させたほうがよさそうです。
一日中ファンを回したとしても7200mAhですので

電池の種類もニッカド電池やリチウム電池などいろんな種類がありますがよくわかっていませんでした。

アルカリはミニ四駆。
マンガンはテレビリモコン。
四角い電池は舐めるとビリビリする。

その程度の知識です。

全てを乾電池で動かす気持ちでいましたが、所詮は乾電池ですね。使えるところは限られています。
まぁ明かりのための電気に使うくらいでしょうか。モバイルバッテリーもだいぶ安くなりましたからね。

ただこれらの計算式は所詮理論値に過ぎません。
ロスもあるでしょう。また書かれている数値通りというわけでもないと思います。
例えば5000mAhのバッテリーでも、性能が8割程度であれば4000mAhなので14時間動かせません。
それに加えてロスもあればさらに稼働する時間は短くなります。

色々とわからないところが多いですが、要は良い電池買えってことなのでしょう。

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