井戸水の水質検査がでました。
水質検査の結果が届きました。
今回水質検査をしたのは念のためです。飲み水にするつもりはそもそも考えていませんでした。
将来的に風呂を沸かして入りたいという願望、また作物を育てるため、洗い物をするためこんな感じで利用する予定でした。
あとはモルタルなどを作るために使用するつもりでした。
とはいうものの飲めるのであれば飲める方がよい。そのため水質検査をしてみました。
結果からお話しすると、
「検査結果において水道法水質基準値に不適の項目があります」
という結果となりました。
以前から水を使うたびに思っていたのですが私の井戸水は少し鉄臭いです。みごとにそれが問題だったようです。
まず大腸菌は検出されませんでした。しかし一般細菌は1ミリリットルあたり9000個という大量の細菌が検出。
ちなみに基準値は100個以下のようです。一般細菌とは必ずしも人体に影響があるものというわけでは無いそうです。
また煮沸すればなくなるためとくにこの項目は問題はありません。
検査の中で一番不安なものは「鉛およびその化合物」です。鉛って印象が悪いです。過剰摂取をすると鉛中毒になってしまうとかなんとか。
ただ基準値が0.01に対して0.024。倍の量ですがこの程度であれば問題なさそうな気がしますがいかがでしょうか。
ちなみに豊洲市場で話題の砒素についてが0.002(基準値は0.01)と低いようで「汚染水」ではないようです。
亜鉛、アルミニウムなどの含有量も低かったのですが、鉄とマンガンが基準を満たしていない結果となりました。
鉄の基準値は1ミリリットル当たり0.3です。しかし私の井戸からは1.24、およそ4倍の検査結果がでました。
そのため臭気、色度、濁度ともに×という結果。臭気に関しては「微金気臭」という結果です。
鉄の含有量が多くなれば臭いも鉄臭くなります。また色も悪く濁りも出てしまうのでしょう。
結果的に飲むことは難しいようです。
ただ鉄に関しては摂取しても特に問題は無さそうです。しかし臭いためそれのせいでおいしく飲めないことになります。
除鉄装置なるものもあるようですが、水にこれ以上お金をかけたくないという気持ちもあります。そのためとりあえずはこのままにしておこうと思います。
井戸掘りをしている最中の掘り出した砂は若干鉄が含まれているような感じでした。
その掘りだした土を使ってレンガを作ったわけ(⇒レンガを自分で焼いて焼成煉瓦を作成してみる)ですが、焼成レンガは赤くなりました。
赤い色は鉄分が酸化したため。つまり土には鉄が含まれていたということがわかります。
つまり土地柄このような結果となってしまったというわけです。
残念な結果となりましたが、高いほうの水質検査をしなくてよかったと思います。
今後の水回りに関しては以下の作業を考えていますが、そこまで重要ではないため後回しとなります。
■風呂の作成及び水道管の延長。
■ソーラー発電による井戸水のくみ上げ。
井戸を掘ったのは畑の中。そのため風呂をそこに作れません。そのため風呂を作る場所までの水路を作る必要があります。
また土木工事です。
ソーラーについてはまたお金がかかる問題なので当分設置は考えていません。
以上。