山林生活

配車&宅配サービス「Grab」を使えば東南アジアは最適に

配車&宅配サービス「Grab」を使えば東南アジアは最適に

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コロナの感染リスクがあるため外食は控える。日本でもこのような生活となっていました。それまでは比較的外に飲みに行っていましたがそれがなくなり、宅飲みになりました。また食事も自炊が多くなったためエンゲル係数はかなり下がりました。面倒ではありますが家で飯を作るのは健康的だし経済的。コロナが落ち着いてもこの生活は続きそうです。

しかしここはバンコクです。ホテルによっては調理器具がありますが調味料がないため作れるとしても電子レンジで温めたり茹でたり煮たりする程度。そんな面倒な作業をするより、屋台の料理を持ち帰って食べた方が安上がりなんです。カップラーメンを作るよりも屋台飯の方が安いんですからそっちがメインになってしまいますよね。このようにバンコクでは自炊をせずに食費を浮かせることができます。

料理をせずに自堕落な生活を続ける。そうなるとどうなるでしょうか。

「買いに行くのすらめんどくさい」

とくに日中は暑いです。ホテルから出ただけでドッと汗が吹き出します。そして安宿のため私の泊まるホテルは中心地から少し離れた所ばかり。つまり買いに行くのがめんどくさいんです。また雨季は急に雨が降り出すため、外出が本当にめんどくさくなるんです。そうなると出前を頼む生活となってしまいます。

私は2019年末に東南アジアを旅した際に、現地で使える配車アプリGRABを導入しました。
グラブアプリを入れておけばタクシーをその場に呼べるし面倒な値段交渉も不要。クレジット決済なので現金の受け渡しも不要。一切会話せずに目的地に行ける便利なアプリでした。GRABはタイだけでなくベトナム、カンボジア、ミャンマーでも利用できます。おそらくラオスも可能でしょう。どこの国に行ってもそれが使えるので便利なんです。

そして今回はバンコク。出前も取れるし移動も楽チン。これは使わなきゃダメでしょ!

と思ったのですが、仕様が変更されていました。

どうやら日本のクレジットカードの登録が拒否されるんです。私は今回の旅で3枚のクレジットカードを持っていきましたが全てのカードが拒否されました。発行会社によっては日本のクレジットカードでも大丈夫なようですが、銀行系はどうやら通らないっぽいです。
またタイの電話番号があればGRABペイに登録できるようなので、私が使用しているタイの携帯番号で登録したのですが、GRABペイに登録するためにはタイのIDが必要なんだとか。つまりこちらも使えないです。

タイのサービスは急にこのように変わることがあります。私は以前タイの通信会社TRUEが運営するウォレットに登録していたのですが、ある時アカウントが消されてました。このように突然サービスが変更になり、外国人が排除されるケースがあるのです。

とくにGRABは外国人が多く利用します。それなのにカード登録ができないってのはかなり面倒ですね。

でも、現金払いであれば利用できます。行き先を伝える必要がないので便利な部分がありますが、細かなお金で支払わなければならないのとチップも渡さなければならないなどめんどくさいです。以前のように使えると旅が楽になるんですが。

移動はできる限りバスで。どうしても必要な時にGRABを呼ぶって感じにしました。やはりバスは安いですからね。

でも代わりにGRABeatsを頻繁に利用しました。
要はウーバーイーツみたいなもので、第三者が宅配してくれるんです。注文する店の料理の値段とは別に配達料がかかるのですが10~20バーツ程度。地域によっては1バーツのところもあります。注文はアプリ上で出来るので誰とも話さずに頼めるんです。とくにバンコク市内では宅配サービスが一般的のようで利用者が多くいるんだとか。もともと屋台の持ち帰り文化がありますからね。ラーメンですらビニール袋に入れて持ち帰れるんですから。実際にタイではGRAB以外にもfoodpandaやLINEといった複数のフードデリバリー企業が参入しているそうで、それにより市場が活性化しているみたいです。

パスタが食べたいときはこういうのを頼めばいいんです。
なんかあのアニメ映画に出てくるミートボールパスタっぽくていいじゃないですか!

こういうのに心が奪われます。

銭形「あなたの心です」

バンコクでパネマジ喰らいましたわ。でもまぁこんなもんでしょう。
これは配達員が悪いわけでもなく、店が悪いわけでも無い。この可能性を考えずに頼んだ私が悪いのです。

あと、タイといえばケンタッキーです。ファストフードは外れが無いし配達料も安いです。タイのケンタッキーはご飯があるのが特徴。やっぱりご飯でケンタッキー頼みたいじゃないですか!

ご飯頼んだのに届いたのはチキンフィレサンドでした。こういう間違いがあるのはしょうがないですよね。
あと、私が泊るホテルがあまり有名ではないところなので、配達先が分からないから配達員から電話がかかってくることがあります。しかもタイ語で。一応アプリ上で配達員がどこにいるか見えるため、その時はその場所まで取りに行かなきゃならないのが面倒です。

それと難点はメニュー表示がタイ語ってことです。英語であればギリギリどうにかなりそうですが、タイ語は何書いてあるかさっぱりわかりません。これに関してはGoogleの翻訳を利用して対処します。

アユタヤではこちらの料理を頼みました。見た目からするとガパオ的なやつです。

でも翻訳上はカレーライス。まぁ香辛料が効いた肉にご飯だからそこまで間違っていません。このように誤訳がありますがそこは雰囲気でカバーするしかありません。

ここからが少し面倒で「トッピングはどうしますか?」みたいなのを選ばなきゃならんのです。こちらもわからないので翻訳頼みです。ひとつずつスクショして翻訳をします。

目玉焼き。ガパオには必須ですね。これはチェックします。

オムレツ。目玉焼きと被るのでこれはなしでよいですね。

からあげ。おそらく唐揚げではなく揚げた鶏肉ってだけなんじゃないでしょうかね。
ガパオなので鶏肉とバジルをナンプラーで炒めたヤツです。
普通のはひき肉を焼いたやつですが、これを選ぶと揚げチキンに変更できるのでしょう。まぁこれじゃなくてよいかな。

蒋介石。中国の政治家だった人ですね。

蒋介石!?

蒋介石を食べちゃうタイ人。翻訳ミスなんでしょうが、想像ができません。漢字から来る雰囲気はなんとなく魚っぽい感じがします。マジで何かわからないけど、スゲー蒋介石が気になるので注文しました。

おそらくソーセージを揚げたやつ。脂っぽい。

タイ語なので何が書いてあるかわかりませんが、翻訳ソフトを使えばなんとなく頼めます。東南アジアの観光業が復活して、また日本のクレジットカードが利用できるようになれば、もっと頻繁に使うようになりそうです。

私が愛飲していたチャトラムーも10バーツで届けてくれますしね。便利な世の中となりました。

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