ゆるキャンパブ△がある名古屋 テント張った男性客がいる街「栄住吉歓楽街」
本日は名古屋に来ております。
こちらは名古屋市営地下鉄の丸の内駅前です。
丸の内線は鶴舞線と桜通線が乗り入れる乗換駅。
乗降者数も多い駅で通退勤時間帯はスーツを着た人たちをよく見かけます。
先日アニメ「ゆるキャン△」の映画を観ました。
皆様ゆるキャン△をご存知でしょうか?
山梨県を舞台に可愛らしい女子高生がテント張ったり寝袋で寝たりするJKアニメがゆるキャン△でアウトドアを満喫するゆるめの日常を描くアニメです。
アウトドアブームの火付け役と言われており、ちょうど三密と叫ばれた時期でそれと相まって人気アニメとなりました。
アニメでは女子高生でしたが映画ではその女子高生達が成人した後の話で登場人物の志摩りんが名古屋の会社に就職してました。その映画のワンシーンで出てきたのがここで、通勤でこの4番出入り口を使用してたのです。
東京の丸の内と同じようにこのあたりは大小多くのオフィスがあります。最近はスモールオフィスも増えているのでマンションが事務所の会社もあります。
もしかしたら志摩りんもこういったところで働いているのかもしれません。志摩りんの就職先は出版会社。出版系は小さいところだとこのようなところに...
ぜんぜんゆるくない!
ハード系マンション△。
ほぼヘルスのハード系マンション。
都内には存在しないマンションタイプの風俗店。風俗ビルみたいなのは名古屋に多くあります。マンション内に風俗があるのもあります。でもこちらは少し特殊なマンションでほぼ風俗店みたいなマンションなんです。
マンショントルコならぬマンションヘルス。
愛知県を舞台に 可愛らしい女子高生がテント張った男性客と添い寝するJKビジネスが摘発された事件がありましたがその舞台がこのマンションだったようです。
そういえばそんな事件がありましたね。
でも事件があったのは過去の話。
安心してください。もうそういった店はありません。
ホントに?
表示されているのがその手の店だとすると8割方そっち系の店が入居するマンション。そういった店しかなさそう。
いやこれは健全な不健全店です。
ちゃんと届出しており違法なことはしていません。
マンションでこの状態はヤバそうな感じしますが普通のマンションです。いや普通のマンションではない。
マンションで店舗型はかなり珍しいです。
そもそも店舗型の新規届け出はほぼできない状態。そのため法改正以前から営業している老舗店です。だから志摩りんも安心して働けます。
それだとゆるキャン△が18禁アニメになっちゃう!
丸の内駅界隈にもマンション風俗がありますが店舗数は少なめです。丸の内は会社が多くありますからそういった店はあまりなんです。この界隈で多いのは伏見駅のほうでしょうか。まるで伏見がダメな街みたいな言い方。
先ほどのマンションも最寄りは伏見駅です(やっぱダメな街だった)。
そんなことはありません。伏見は高貴な街だったのです。この界隈はかつて長者町繊維街と呼ばれるところでした。
現在もこのような看板が残っていますが繊維問屋が多く集まる繊維街だったのです。
愛知や岐阜はもともと繊維業が盛んだった地域で終戦後に繊維街として発展したそうです。1950年に勃発した朝鮮戦争により日本は朝鮮特需となりました。前年に比べると繊維価格が二倍以上に高騰し、軍服や土嚢袋などの需要が求められ繊維業界はかなり儲かったようです。当時のこの街はかなり景気が良かったのでしょう。今でもまだ繊維問屋は残っていますが他の繊維街同様に衰退してしまいました。ちなみに繊維街になる以前は花街だったそうです。
街の中心地だし利便性の良い場所なので花街があるのも問屋街があるのも必然でしょう。
でも芸を売っても身を売らないのが芸妓です。色恋営業が禁止されようとしている昨今ですが、芸妓はそもそも色恋営業をしていなかったのです。でもそれは表向きで実際はやっていたのでしょう。
芸妓「このままだとトップになれない」
芸妓「だからシャンパン入れて欲しいの」
ほぼ現代版のホストスタイル!
それどころかマクラが当然のように行われていました。そんな芸妓とも娼妓とも見分けがつかぬ人がいたのでこの街はそっち系の店が古くからあるのでしょう。マンションヘルスだけなんてそんなゆるい街ではないんです。
こちら長者町繊維街の道沿いにあるヘルスです。
全然繊維関係のない店!
繊維街が衰退してこの店ができたのでしょうか。それとも繊維に混じっていたのでしょうか。店舗型の店は古くからあるところが多いので後者の可能性があります。もしかしたら志摩りんが...
それだとゆるヘルス△になっちゃう!
こちらにもヘルス店があります。
一見すると外観風俗っぽくないけど見慣れると明らかに風俗店ってわかる外観。先ほどのヘルス店もそうですが名古屋はチェーン店が多いようです。都内も最近チェーン店化していますが小さい店舗は潰れ統合されているようです。やはりこの業界はなかなか難しい業種のようです。
こちらにはコミュニケーションスペースという新たなジャンルのお店があります。大曽根にラブスペースってジャンルの店がありますがそちらはキャンパブでしたがこちらはヘルス店でしょうか。
ラブだとキャンパブですがコミュニケーションだとヘルス。その違い...
わからねぇ!!
でもヘルス店なのかどうかは不明で具体的な情報がないんですがそっち系の店っぽいですね。
そもそもこちらのビル名は、
セラックスなんです。
SEXの間にリラックスするみたいな造語のビル。これはそっち系の店しか入居できないビル。これが長者町繊維街なんです(繊維関係ないけどね!)
こちらはアロマ系のエステ店でしょうか。
回春と書いてあるのでおそらくそっち系の店。
こちら側は広小路通りの南側です。オフィス街でもある伏見や丸の内にもかかわらず性風俗店が点在しています。たしかに東京の新橋にも駅前に風俗店がありますが名古屋のその店は駅前にあるのではなく点在してるんです。コンビニ感覚であるんです。
SINCE1872年と書いてあります。和暦だと明治5年で芸娼妓解放令が発令された年です。1872年とかかれた下にある風俗店はなんか歴史を感じます。
芸娼妓 解放されてねぇ!
広小路通りの一本南側 入江町通りがあります。
伏見駅と栄駅の中間で住所は栄三丁目のあたりでこの界隈はかつて住吉町と呼ばれていた地域です。1966年に住居表示編成でその名は消滅しましたが住吉町のマインドはまだ残っておりこの界隈は歓楽街となっています。
こちらはキャバレー花園です。見た目は明らかにピンサロですがピンサロじゃないんです。
キャバレー花園がある街は歓楽街の証拠。
こちらはピンサロではないですが近隣にはその手の店があるのでしょう。住吉町のマインドがこの界隈にはあるはずです。
こちらは性風俗店です。
これが住吉マインド。
風俗店がコンビニ感覚。やっぱりこの街、ゆるくねぇ!
ソフトヘルスとかかれた看板。なんかゆるそうな風俗っぽい雰囲気があります。まさにゆる風俗△
普通のヘルス店よりサービスが軽いのでしょうか。
たしかにここは軽めのサービスの店があります。キャンパとかはゆるめの風俗になるのでしょう。まさにゆるキャンパブ△。
おそらくこちらの店はビデオパブなのでしょう。
減少傾向にあるキャンパブやビデオパブですがまだこのようにして町の中心で生き残ってます。生き残るのは需要がある証拠です。さくっとヌキたい人のためのお手軽店。住吉は軽めのサービスの街のようです。重たいのは錦三丁目や中村大門というように棲み分けができているのでしょう。
いや全然棲み分けができてねぇ!
軽めのサービスの隣は重めのサービス。
この場で軽いか重いかを選べる街。
おそらくメンキャバかホストの看板なのですが性風俗店と同じビル内にあるのでウリセンの店に思えちゃう!ウリセンの可能性はゼロではない!
萌え要素のあるクラブ。
元アイドルや元コスプレイヤーがいる店。読者モデルのコンカフェ嬢もいるようです。店名の様子からコンセプトがありそうですがこちらの店はコンカフェではないみたい。クラブって書いてあるのでキャバクラっぽい感じ。全く見当もつかないのでネットで調べたところヘルス店でした。
さすがはごちゃ混ぜ文化の名古屋。
3年前にこの街に訪れていますが以前と変わらず名古屋らしい街でした。普通のオフィスの隣に忽然と現れる性風俗店。名古屋ではそれが当たり前の景色なんです。入店時に周りの目は気になっちゃいますが風俗街ではないためふらっと入店できます。まさにコンビニ感覚で利用できるようです。ゆるめのキャンパブとかいいんじゃないでしょうか。
まさにゆるキャンパブ!