山林生活

ガッツリ飲めるサンミゲルビール「レッドホース」

ガッツリ飲めるサンミゲルビール「レッドホース」

[更新日]
[著作者]

こちらはサンミゲルビールです。フィリピンのビールといえばこのサンミゲルビール。
サンミゲルビールは1890年に設立されたフィリピンの財閥企業サンミゲル社が作り出したビールで、現在フィリピン国内の95%もシェアしているそうです。たしかにコンビニにもスーパーにも置いてあります。

一般的なピルセンのほかにライトビールやフレーバービールもあり、レモン味やアップル味があるんだとか。
瓶と缶の二種類あるんですが瓶のほうが値段が安いです。瓶はリターナル瓶なので再利用できます。
フィリピン国内の瓶ゴミの回収率は70%と高いそうです。どうやら空き瓶を持っていくとちょっとだけ返金されるんだとか。貧困者が空き瓶を集めるためこのように回収率が高いようです。
缶にはリサイクル税的なものが課せられているため値段が高くなるようです。そんなわけでサンミゲルを飲むのであれば瓶一択になるわけです。

フィリピンのコンビニにはハイネケンやバドワイザー、そして日本の一番搾りや黒ラベルも売っていますが、サンミゲルビールと比べると海外のビールは総じて高く倍近い値段。おそらくアルコールには高い関税がかけられているのでしょう。海外ビール一本の値段で国産ビールが二本飲めるなら後者を選びますよね。それが国内シェア95%の理由なのでしょう。そんなわけサンミゲルの瓶一択ってわけです。

こちらはレッドホースというビール。サンミゲルの名は冠していないもののこちらもサンミゲルビールになります。日本で販売されているレッドホースの製造国は香港なんだそう。少しばかり中国の息がかかっているのでしょうか。こちらのはおそらくフィリピン現地で作られているはずです。度数は普通のビールより強めの6.9%。強いってことでレッドホースは差し詰め赤兎馬って意味でしょうか。

現在は冷蔵庫が普通に普及しているため冷えたビールが飲めますが、フィリピンでは平成のころでも冷蔵設備が無いところが多かったようです。私が20年前にセブ島に行った際もビールが冷えている店は少なく、氷を入れて飲むのが主流でした。そしてその氷は汚染されているため、高確率で腹を壊すんです。でも氷入りのビールってなんか美味しいんです。

いわゆるフィリピンスタイルってヤツです。

氷が解けると味が変化する、薄くなるから嫌だって人もいますが、地元のビールは氷が解けるのも計算して作られるようです。タイでも同じようにビールに氷を入れて飲む習慣がありますが、以前のタイのシンハービールは氷が解けるのを計算して度数が強めだったんだとか。このレッドホースももしかしたらフィリピンスタイルで飲むために度数を高めにしてあるのかもしれませんね。そもそも冷蔵設備は現在充実していますが、スーパーの飲料品売り場は常温です。コンビニだと冷たいビールが買えるんですけどね。ビールはスーパーで買う方が安いんです。そのため氷があるならばスーパーで買うことになるでしょう。

レッドホースの原材料はモルト、雑穀、砂糖、でんぷん、ホップ。

味に関しては穀物の臭さと味がします。7%近いアルコール度数のため少し強めです。おそらく度数を高めるために糖分を足しているのでしょう。そのせいか若干甘みがあります。
日本のビールのようなさっぱりキレのある味わいではなく、のぺっとした感じ。東南アジアのビールって薄味で度数も低く水代わりで飲めるのですが、こちらのビールは度数のせいかその優しさはありません。

安く早く酔えるってのは良いのかもしれませんね。ライトな口当たりビールではなくこういうのが最近は好まれるようになったのでしょうか。そもそもこちらのビールは香港に製造工場がある通りフィリピン国内だけでなくアジア圏全てが販売対象なのでしょう。そういえばバンコクでも見かけたような気がします。つまり世界的に見て度数の高いビールが主流ってことでしょうか。

サンミゲルビールはフィリピンの企業「サンミゲル社」傘下のビール醸造企業でしたが、2009年に日本のビール企業「キリン・ホールディングス」が株式の大半を取得。現在はほぼキリンビールってことのようです。

日本のビールメーカーって強いですよね。
日本では酒離れが加速し、それは世界的にもトレンドになっているようですが、海外のアルコール消費量自体は増えているようです。日本では日本酒のことを國酒と呼び、酒文化をZ世代に浸透させようと必死ですが、今の日本の経済状況では酒離れが加速化するのは当然なのでしょう。本来アルコールやタバコというのは貧困層の簡易的なストレス発散の手段だったのに、日本ではそれすら手が出せなくなったようです。

このように日本で酒が売れないのであれば世界に売るしかないのです。その販路を増やすため各国の酒造企業を買収しているのでしょう。これはキリンだけでなくサントリー、アサヒも同じことをしています。もともと日本人は酒好きの国民でした。今はその文化も衰退しましたが、もしかしたら今後海外でそれが花開くことになるのかもしれません。

フィリピンのサンミゲルビール「レッドホース」は現地で飲むのがサイコーに美味しいです。やはり南国でグビグビ飲むのが良いですね。私はフィリピンに滞在中で一番飲んでいたのがレッドホースでした。単純に安いってのが理由の一つですが、少し重めの感じが「酒を飲んでる!」って気持ちにさせてくれたからです。ライトなピルセンもよいけど、酔いたいのならばレッドホースで決まりです。

関連記事

九州限定のコカ・コーラ檸檬堂(鬼レモン)を飲んでみた
九州限定のコカ・コーラ檸檬堂(鬼レモン)を飲んでみた

私は酒を買うときビールなら缶ビールですが、それ以外は瓶やパックのヤツを買います。ハイボールとか缶チューハイとかはあまり買わな...

 
シンガポールスリング・ラッフルズホテルバージョンを飛行機で飲む
シンガポールスリング・ラッフルズホテルバージョンを飛行機で飲む

これよりシンガポール航空でフィリピンのマニラからシンガポールへ。初めてのシンガポール航空です。 シンガポール空...

 
ゴールドと呼ばせない!クエルボ・エスペシャル【レポサド】
ゴールドと呼ばせない!クエルボ・エスペシャル【レポサド】

酒は百薬の長なんて言われていた時代もありましたが、現代では一滴の酒も体に良くないと言われています。常習性もあり体への負担も大...

 
【東北新幹線】活性清酒「雪っこ」と「ほや酔明」で酒盛り
【東北新幹線】活性清酒「雪っこ」と「ほや酔明」で酒盛り

新幹線に乗ってどこか遠くへ。飛行機の移動というのもよいけれど、新幹線や在来線に乗ってゆっくり移動をするというのもよいもんです...

 
お酒の味はグラスで変わる?安酒を美味しく飲む方法
お酒の味はグラスで変わる?安酒を美味しく飲む方法

美味しい、まずい、熱い、冷たい。食事をしているときにこのように感じるのは舌によるものなんだとか。人間の舌は約10000個の味...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS