データプラスプランを契約しているとahamoに切り替えられない問題

山林生活
ミニマリズム
データプラスプランを契約しているとahamoに切り替えられない問題

データプラスプランを契約しているとahamoに切り替えられない問題

［更新日］2023/07/17

今月末にドコモの新しい料金プランahamoが開始されます。またドコモだけでなくソフトバンク、AU、楽天モバイルも同時期に新しい料金プランが利用可能となります。これまでずっとドコモでした。24年です。ついに変える時が来ました。

変えるといっても一応ahamoはドコモと同じ。発表当初は解約扱いで新規でahamoに切り替える形でしたが、ナンバーポータビリティも不要で解約ではなく継続という形となりました。これであれば問題ないでしょう。

現在利用しているのは以下の三契約です。

・スマホ　ギガホプラン　8451円
・データ端末　データプラス　1323円
・ガラケー　ガラケープラン　1205円

合計すると10979円になります。スマホは5分無料でデータは30GBまで。500円の携帯補償サービスに加入。
データ端末はスマホのデータを分けて使用しています。ガラケーは受け専門なので基本料金しかかかっていません。スマホでの通話が長引き通話料が高くなることもありますが、基本的に1万円が通信費となっています。

日本のスマホ代は高すぎる！

年間12万円も払っているわけです。そりゃ負担になりますわ。でも今回ahamoに切り替えることで料金をおさえたいと思います。

ahamoの料金プランはシンプルで2970円（税込）だけ。
5分間の通話料が無料。データ使用量は25GBまで。5GB減りますが5500円ほど安くなります。
ahamoには分け合えるプランがないためデータ端末の契約は終了。今後はスマホのテザリングで対応していくしかありません。

問題はこのデータ端末で契約していたデータプラスプランについて。

データプラスプランとは月額1000円でメインで使用するスマホのデータ量をデータ端末でも利用できるわけです。データ端末単体での契約をせず、低価格で利用ができます。スマホでテザリング利用は出来ますが、電池消費量を考えると個別でデータSIMがある方が利便性が高いです。タブレットに挿せばテザリングせずに利用ができるんです。私はポケットWi－Fi用に契約しました。

データ端末単体で契約しなくても利用が可能ということは、この契約はスマホの契約ありきなんです。

つまりメインで使用しているスマホの契約を打ち切った場合、分けてもらう元がなくなるためデータプランは継続できないわけです。そうなると解約かプランを変更しなければなりません。

もともと安く利用するために契約したものです。そのためこのプランで契約したSIMは解約をすることとなるでしょう。

契約満了月以外での解約は違約金が10450円（税込）かかります。

これです。これが問題です。ドコモからahamoへ切り替える。ahamoはドコモと同じなので解約ではない。でもデータプラスプランはahamoに無いから解約かプラン変更をしなければならない。そもそもデータプラスプランを解約かプラン変更しない限りahamoに切り替えることができないとのこと。

何を言っているのかさっぱりわかりません。

まぁでもどう頑張っても解約をする場合は違約金が10450円かかる。解約をしない場合はプランを変更する。ちなみに変更できるプランはギガライトプランで2401円とのこと。

契約満了月は三カ月後。

■三カ月間今のプランを継続した場合。

10979円×3カ月＝32937円

■データプラスプランを解約、ahamoに切り替えた場合。

2970円×3カ月＋10450円＝19360円

■データプラスプランをギガライトに変更、ahamoに切り替えた場合。

（2970円＋3465円）×3カ月＝19305円

これを見比べると満了まで三カ月であればギガライトに変更して一切使わずに三カ月後に解約するのが一番安いプランです。
でも、たかだか55円程度。二台目割引みたいなのがあるかもしれませんが500円か1000円安くなるだけ。それなら解約でよいかと。

ドコモの解約はドコモショップに行かなければできないんだそう。
そもそも問題となった違約金ビジネスがまだ残っているってのがどうなんでしょう。
データプランはメインで使用するスマホありきでの契約です。データプランをそのまま継続、三カ月後に解約。これであれば支払いは4000円で済むんです。これができないというのはドコモ側の問題なんじゃないでしょうか。出来ないのであればなぜ違約金が発生する形になっているのでしょう。今回はahamoに切り替える形にしていますが、もしソフトバンクやAUに切り替える場合、スマホの違約金10450円とデータ端末の違約金10450円がかかるわけです。
さすがにこれ、酷いシステムですわ。日本のヤクザだってこんな阿漕なことはしないでしょう。

しかしスマホが無いと今のご時世生きていけないわけです。仕方なく契約をします。
選択は「データプラスプランを解約、ahamoに切り替え」にします。違約金が発生しますが、諦めて消費者センターに苦情を入れておくだけにします。

お次はガラケーに関して。ガラケーは受け専門で利用しています。ごくまれに電話をかけることがありますが年に数回程度。そのため一番安いプランで契約していました。仕事上で必要だったので用意していたのですが、コロナウイルスの影響により仕事が激減。そのためここも整理対象となりました。1200円程度なのでそこまで負担はありませんが出来ればこれをゼロにしたい。一番良い方法はこちらも解約してスマホ一台にする形でしょう。でも電話は残しておきたい。そう悩んでいたところ、神が存在しました。

日本のスマホ代は高すぎる！で有名な楽天スマホです。

全く意識していませんでした。大手だとはいえ新参者の通信会社。電波もしょぼくて使えないんじゃないか？そもそも大手だけど格安通信会社と似たようなもんでしょ？と見ていたんですがここで浮上しました。どうやら利用ゼロなら基本料金もゼロなんだとか。

1GBまでであればタダ。それ以上使うと料金が発生するんだそう。つまり通信をほとんど使わなければ無料で番号も持てて受け専門スマホにできるわけです。電波状況は気になるところですが、地方はAUの電波を間借りしているそうなのでそこまで不安ではなさそうです。これであれば全く問題ありません。

ahamoが2970円
楽天モバイルが0円

つまり10979円かかっていた電話代が2970円になりました。解約をするので違約金がかかったりドコモから楽天モバイルにMNPするのでそれらの諸経費がかかりますが、ahamoに切り替えることで月額8000円コストが抑えられます。

これまでかなり無駄なものを払ってきたのか。
ドコモ以外に切り替えるってのも一つではありますが、メインのスマホも違約金がかかります。契約満了月は来年の三月。ahamoに切り替えても違約金の呪縛からは逃れられず、来年の三月まではずっとドコモでいなければなりません。なんだか身売りして借金返すまで逃げられない遊女のような気分です。

電話代が2970円になりますが他にもコストが抑えられるところがあるかもしれません。どんどん削っていこうと思います。これも断捨離の一つです。捨てるものがないのであれば捨てられる契約を。次は何を捨てられるでしょうか。