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マニラ唯一の観光スポット!世界遺産のある城郭都市イントラムロス

マニラ唯一の観光スポット!世界遺産のある城郭都市イントラムロス

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マニラの観光ってどこに行けばよいの?
って私もここに来るまでどんなところに観光地があるか知りませんでした。フィリピンって酒が安い、カジノがある、女遊びができる。飲む、打つ、買うの三拍子が揃っているところでこれといって観光する場所がない感じがします。
実際に観光できる場所はかなり限られています。そもそもフィリピンは16世紀にはスペインの植民地となっており、太平洋戦争では甚大な被害を受けていて遺構は大破して残っていません。でも調べたところ、観光地はあるようです。しかも世界遺産があるそうなのでそちらに行ってみました。

こちらは市内にあるイントラムロスという観光地です。
16世紀につくられた城郭都市で敷地内にあるサン・アグスティン教会は1993年に世界遺産に登録されています。フィリピンで唯一の世界遺産。歩くたびに客引きが声をかけてくるのですごいめんどくさいですが、サン・アグスティン教会とマニラ大聖堂、サンチャゴ要塞を見に行きました。

せっかくマニラにいるわけですからね。フィリピンパブとかカジノとかに行くだけではなく、ちゃんと観光らしいこともすべきでしょう。楽しいマニラ観光、はじまりはじまり。

こちらは世界遺産のサン・アグスティン教会です。
イントラムロスの中には12の教会があるようですが、太平洋戦争や自然災害によりほとんどの建物が壊され、この付近にある教会は戦後に建てられたものばかりです。唯一サン・アグスティン教会だけは戦火や災害を潜り抜け、1607年当時に建てられたままの状態で残っています。そのため世界遺産として登録されました。

教会内も見学できるのですが本日は結婚式が行われているようです。式がある日は見学ができないんだとか。世界遺産で結婚式を挙げられるってのはいいですね。結婚式の値段は7万円程度のようで、外国人でも一定の基準を満たせば式が挙げられるんだとか。

世界遺産は見れませんでしたが、こればかりは運次第。そもそも私はキリスト教信者ではないし、宗教観ってのがまるでない人間です。観れたとしても「ステンドグラスがきれいですねー」で終わるだけなんです。そんなクソみたいな観光客を招き入れるよりも結婚式をした方がフィリピンにとっては有益でしょう。

世界遺産からは以上です。

海外の世界遺産はカンボジアのアンコールワット群とタイのアユタヤ遺跡、そして今回フィリピンのサン・アグスティン教会の三つ見ました。全制覇するまであとどれくらいの年月が必要でしょうか。

こちらはマニラ大聖堂。

イントラムロスがあるのはマニラの都市部ですが、この辺りは先の大戦の激戦地で市街戦での現地民の死者は10万人以上、焦土砲撃によりほとんどの建物は倒壊したそうです。マニラ大聖堂もその際に壊され、現在の建物は1958年に再建したものです。

当然壊したのは大日本帝国軍、もしくはアメリカ軍なのでしょう。
戦後、日本でアジア善隣国民運動という募金活動が行われ、復旧に必要なセメント6万袋を寄付しているそうです。資金提供ではなくセメントを提供しているってところが中間搾取の下請け大国ニッポンらしいです。生コンと政治は固くつながってますからね(セメントのように)。いったいどこのセメント会社が用意したのでしょうか。

ステンドグラスがきれいですねー。

こちらはサンチャゴ要塞です。イントラムロスはスペイン統治の際にできた城郭都市です。その当時は中国の海賊から頻繁に襲撃を受けていたため、町全体を壁で囲ったそうです。サンチャゴ要塞は軍事拠点だったのでしょう。

太平洋戦争時には日本憲兵の本部が置かれていたところのようで、それらの歴史について学ぶことができます。日本人としては目を背けたくなるような内容のものばかりです。
先の大戦の日本の大義名分は「欧米に植民地化されたアジアの国々の解放」ってことでしたが、実際は傀儡政権をつくり日本にとって有益な環境にしたにすぎません。ことフィリピンに至ってはアメリカからの独立が決まっている段階での日本軍占領でした。そのような状態だったため現地民は日本軍に反発するためゲリラ戦へと発展したそうです。ゲリラと一般人の区別がつかない日本軍は現地民の殺戮を繰り返しました。またレイプも当然のようにあったそうです。戦争であればこういったことは必ず起こるものですが、東南アジアの歴史観光地では一部の日本軍兵士が行った戦争犯罪を垣間見ることとなります。

こちらには地下牢となっています。サンチャゴ要塞はパシッグ川の河口のそばにあり、満潮時は水かさが増すそうで、フィリピン人をここに収容し水死させていたそうです。

このように結構残虐なことをしているのですが、フィリピンは比較的親日家が多いそうです。

その理由はフィリピン人の平均年齢が低いから。

フィリピンの平均年齢は25歳。ちなみに日本の平均年齢は47歳なのでかなり若いです。平均寿命は69歳程度。日本は83歳なので14年ほどの差がありますが、このように低いのは新生児の死亡率が高いのと、単純に先進医療が受けられない貧困層が多いのが原因のようです。
実際に街中には多くの子供を見かけます。出生率に関しては2017年で2.7人、2022年には1.9人と2人を下回りましたが日本の1.3人に比べるとまだまだ多いです。フィリピンの出生率の低下はコロナの影響があるのでそれが落ち着けばまた回復するのでしょう。
このように若い人が多く、実際に街で見かけるのも若い人や子どもばかりで年配者が少ないのです。
戦争があったのは今から80年前のこと。その当時を知る人は少なく、今のフィリピン人からは「日本は敗戦国だけどアジアで一番の先進国になった国」とみられています。戦後の賠償もしており、政府開発援助(ODA)も頻繁に行っております。このようにジャパンマネーをフィリピンに振りまいてるので、「日本は良い国」という認識があるようです。どこかの国のように賠償をして解決済みにも関わらず1000年恨むところもあるッセヨですが、フィリピンと日本は関係を修復できたようです。

東南アジアにある歴史的建造物の多くは大日本帝国が関係するものが多いです。
内容は美しいものではなくどちらかというと眼をそむけたくなるものばかり。でもこういうのは見るべきなんでしょうね。フィリピンパブで豪遊ってのもいいけれど、せっかくマニラにいるんです。ちょっとくらい暗い部分にも目をやるべきです。

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