山林生活

フィリピンを食べつくせ!マニラに行って、ご飯食べる。

フィリピンを食べつくせ!マニラに行って、ご飯食べる。

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昨年の夏に私はタイのバンコクに三週間ほど滞在しました。やっとコロナ感染症が落ち着きつつ各国が規制緩和に動き出したタイミングでした。バンコクに行くためにはワクチン接種とその証明が必要でしたが、摂取が済んでいればとくに不都合なく渡航できました。

これぞ南国の過ごし方。バンコクの緩い日常を。
これぞ南国の過ごし方。バンコクの緩い日常を。

バンコク初日、朝6時に起きてしまいました。 日本にいるときは8時起きでした。コロナ以前は目覚ましをかけずに好き

それから半年。まだ以前と同じとは言えないものの渡航しやすい環境は出来つつあるようです。フィリピンはタイと同様にワクチン接種とその証明のための登録をすれば入国できるようになっています。
欧米ではマスクフリーの状態ですが東南アジアは日本と横並びの状態で屋外でのマスク着用は不要となっていますが、人の密集地域や重症化リスクの高い人がいる地域、病院などの医療施設ではマスク着用となっています。そのため現地の人は比較的マスクをしており、またアジア系の顔立ちの人もマスク着用をしている人が多いです。していないのは欧米人と黒人、中東系の人でしょうか。とくに欧米人はほぼマスクしていませんでした。私はマスク外したりつけたりするのが面倒なので基本的にマスク着用のまま生活をしていました。

ランチは外で。バンコクにいるときは主にGrabを利用していましたが今回の旅は外で食事をする頻度が増えました。ただバンコクとマニラの違うところはフードコート的なところが少ないようです。そのため食事はレストランかファストフードが主となりました。でもこのように外食できるのはコロナが落ち着いたからできるのです。外で食事ができるのはよいですね。こちらは豚バラ炭火焼き定食みたいなやつ。

こちらはグリーンベルト内にあったラーメン店「らーめん凪」です。私が凪と出会ったのは2008年、一度閉店した新宿ゴールデン街に復活したときでしょうか。ちょうど歌舞伎町に住んでいたころで深夜帯によく行ってました。ラーメンの具をアテに麦焼酎の水割りを飲む。それが日常でした。あのえぐ味の強い煮干しラーメンが好きだったんですよね。それがフィリピンでも食べられるんです。

っと思ったんですが煮干しの粉が入った豚骨ベースでした。同じ島国ですが、あの味は好まれないのでしょうかね。凪は台湾、フィリピン、中国、香港、シンガポール、アメリカと進出していますが、フィリピンが突出しているようです。まぁ590ペソなので日本円で1400円ほど。フィリピンでは1000円の壁を余裕で越えてきます。

ラーメンは高級料理。そんなわけで頻繁には食べられません。まぁせっかくマニラに滞在してるんです。ここにいるのであればここのご当地料理を食べるべきですよね。そもそもフィリピン料理を食べたいからわざわざ飛行機に乗ってここまで来たわけです。フィリピンご当地名物、バロックでも食べましょうか!

こちらは一風堂です。

ずっと日本のラーメン食べてる!

なんだかんだで日本のラーメンってやはりおいしいんです。そして安定の味。提供まですごい時間がかかるのが謎ですが、海外で気軽に食べられるってのはよいですね。フィリピンって揚げ物多いんです。フライドチキンは揚げ物。魚頼んだら揚げてあるし。そしてごはんもガーリックライスで若干脂っぽいのもあるんです。まぁラーメンも脂まみれなんですが、飽きると日本食食べたくなっちゃうんですよね。

こんな感じで日中は外のレストランを主に使ってました。
でも夜はホテルで食事を取りました。夜はホテルで済ませた理由は単純に夜間外出に不安があったからです。

マニラの治安はバンコクに比べると少し悪く、外務省のウェブサイトでもフィリピンは国内全体が危険度2の地域となっています。

実際に街中にはホームレスがあふれ、コンビニの前にたむろ。通るたびに金をせびられます。バンコクでも物乞いをしているホームレスを見かけますが積極的ではありません。しかしマニラの物乞いは積極的です。マネーマネーと手を差し出しお金を要求してくるし、道を遮ろうとしてくる人も。諦めてくれるのを待つしかないのですがそれがめんどうです。旅行者の中には慈善事業のつもりでお金を渡してしまった人もいるのでしょう。手を差し出せばお金をもらえることができるとなれば、皆やるのです。成人だけでなくストリートチルドレンの物乞いが酷いです。

こちら、リサール公園内の出店で売っていた綿菓子です。価格は20ペソ。
朝の散歩をした際に見つけたので買いました。こちらを持っているとストリートチルドレンが寄ってくるんです。そして綿菓子を指差し、おそらくほしいと要求してきます。

フィリピンでは物乞い行為が法律で禁止されています。禁止されているといっても日本と同じでいわゆる軽犯罪法に明記されているだけですが、日本と違うのは物乞いをさせた側、つまりお金を提供した側にも罰則規定があるようです。物乞いをする未成年者に金品を渡した場合20ペソの罰金刑に処せられる恐れがあるそうです。かわいそうだからという理由でお金を渡せば、その状態が常態となります。助けたいのであれば所定の保護団体に寄付するようにってのがフィリピン政府の考えのようです。

このように、日の明るい午前中でも街中はなんとなく不穏な空気が漂っています。当然日が落ちればさらに状況が悪化するでしょう。
私はマニラに半月ほど滞在しましたが、夜は一切外出しませんでした。唯一マニラ湾に浮かぶ夕日を見るために暗くなるまで外にいましたが、それも18時過ぎまで。日が暮れたらホテルで過ごすだけでした。

マニラの楽しみ方は日が落ちてからなのかもしれません。飲み屋やカフェバーに行くのであればそうなのでしょう。でも夜が深くなればなるほど犯罪に巻き込まれるリスクもあるのです。

今年の2月、マカティ地区にて34歳のニュージーランド人が強盗に襲われ銃撃されたそうです。事件があったのは深夜だったようですが、フィリピンでは比較的銃を手に入れやすい環境のため、この手の事件は絶えないようです。今回はニュージーランド人でしたが、日本人が被害者になる事件も頻繁に起きています。

このようにマニラでは危険と隣り合わせです。できるだけリスクの少ない旅にしたい。そうなると夜の外出は控えるのが理想でしょう。しかし食事は取らなければなりません。そのためフィリピン滞在中はずっと宅配サービスを利用していました。日本のウーバーイーツ的なヤツがこちらでもあり、それがGrabってやつ。宅配料は100円前後。比較的多くの飲食店が登録されているので、好きな料理も頼みやすいです。

フィリピンの料理はバンコクほど安くはないです。一食当たり500円程度でしょうか。こちらは現地の干物定食です。味はアジの干物と遜色ないです。ほぼ日本食(ご飯はガーリックライス)。揚げ物しんどいけど、こういうのがあるのでフィリピン料理は好きです。

200円程度で抑えるためにはかなりローカルな店を選ばなきゃダメなようですね。こちらのパレスは100ペソ。およそ250円。街場の定食屋なので外国人は一切使用していません。
店で安いところはこれくらい。でもGRABだと別途配送料がかかるし、フードの値段も高くなってます。配達料を含めると700円程度。ちゃんとした料理が頼めるのは良いですが結構これが負担です。まぁでも外出て殺されるリスクを考えると数百円で命を守れるのであればそっちがよいですよね。あと面倒なやり取りもないし、好きなものを食べられるってのはポイントです。

フィリピンにはバロックという卵料理があります。バロックはふ化寸前のアヒルの卵をゆでたまごにしたヤツ。つまり若干羽が生えていて鳥の形をしたソレを食べるんだとか。見た目はグロテスクですが“超若鳥蒸し”と思えばまずくはないのでしょう。グラブで売っていたのですが3個からでした。普通のゆで卵でも3個食べないのにグロテスクたまごを3個も食べないでしょ!

ってわけでこちらを選択。これは普通のゆで卵ではなく、塩漬けされたゆで卵なんだとか。マニラは常夏なので保存のために塩漬けしてあるそうです。味がついてあるので調味料としても使えるんだとか。こちらはトマトと塩漬け卵のサラダ。ネット上では「砂っぽい感じ」と書かれていました。実食したところ「砂っぽい感じ」でした。なんかざらざらしてそんなにおいしくないです。

こちらはビコールエクスプレスというフィリピンのビコール地方伝統料理をマニラでアレンジした料理なんだとか。一応フィリピンのご当地料理的なやつでしょうか。魚介とココナッツベースに豚肉や玉ねぎなどを煮込んだココナッツカレーっぽい料理です。ご飯はガーリックライス。

もうガーリックライスはコリゴリじゃ。

ビコールエクスプレスは出汁の味が濃く塩気が強いためご飯によく合います。ビコールエクスプレスは辛い料理にカテゴライズされるようで青唐辛子が入っています。ただ今回注文したのは辛味はそこまで強くなく、アクセントくらいの辛さ。

東南アジアの料理って辛い印象がありますが、フィリピン料理はそこまで辛い料理はありせん。甘い料理が多く、そして味が濃いめ。島国だからかか日本と同じように塩分多めの料理が多いです。なんとなく和食に通ずるところがあります。

それとスペインに統治されていたためヨーロッパの食文化も含まれているようです。ファストフード店にはスパゲッティが置いてあるんです。トマト系のパスタ。こちらは出前で注文しました。

ただ想像していたトマトスパゲッティとは様子が違いかなり甘めの味付け。近いのが甘酢あんでしょうか。つまり名古屋のあんかけパスタの甘いやつ。これ、少量であればよいのですが、これだけ食べるのはちょっとしんどかったです。

やはりパスタといえばこれでしょう。なんとなくあのアニメ映画に出てくるミートボールパスタっぽくていいじゃないですか!

こういうのに心が奪われます。

銭形「あなたの心です」

配車&宅配サービス「Grab」を使えば東南アジアは最適に
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コロナの感染リスクがあるため外食は控える。日本でもこのような生活となっていました。それまでは比較的外に飲みに行っ

バンコクで注文したミートボールパスタよりか幾分マシでしょうか。ミートボールの量が少ないのはイメージで補完してください。麺はソフト麺。味は濃いめです。

フィリピン料理は種類によって日本人に適した味付けのものもあれば、ちょっとご飯にするのは苦手な味付けもありますね。私はしょっぱい味付けのやつは好きでしたが甘いのはできれば避けたいです。ただ辛いのが少ないため滞在中はそこまでお腹の調子が悪くなりませんでした。絶対に腹壊すと思っていたんですが、案外私の胃腸は丈夫なようです。

最後に、フィリピンといえばここでしょう。ジョリビーです。フィリピンにマクドナルドはあるけれど、一番人気は地元のジョリビー。アメリカに統治されていたためでしょうか。こちらはいわゆるハンバーガーを提供するファストフード店です。でもメインはフライドチキンでしょうか。そして国民食であるお米。スペインに統治されていたのでスパゲッティもあります。

もう、なんでもあるジョリビー。

価格帯が安いため人気のようです。

そして一番人気だろうパスタとチキンのセットを注文。先日GRABで頼んだパスタが激アマだったので躊躇しましたが、ジョリビーのはそこまで甘くない(当然甘い)のです。ちゃんとしたミートソースで結構おいしい。若干安っぽい味付けですがそれが逆に良い。

この食べた残飯がトンド地区のハッピーランドに運ばれてるって聞くと感慨深いです。食べ物を粗末にするな!と言いますが、粗末にしないと食いっぱぐれる人がこの社会にはいるようです。モッタイナイの精神が誰かを苦しめているかもしれないと思うとなんだか切ないですね。

ちなみに私は軟骨までしゃぶりつく派。

いろいろなものを食べてみましたが、案外フィリピン料理、良いかもしれません。

ちなみに私のお気に入りはパレスでした。これ、毎日でも食べられる。提供されるのが普通のご飯ですが、理想はガーリックライスがよいですね!

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