【コロニャ対策】本当のネコまんま「チャオちゅ~る」を食べてみた
小屋のテラスで酒を飲み、葉巻を吸う。これが小屋の楽しみです。周りには人がいない。人の声もしない。鳥のや虫たちの声と、顔の周りを飛び交う羽虫の羽音を聞きながら過ごす山林生活。これより暑くなると虫の量がさらに増えるし暑くなります。この梅雨前までが一番居心地が良いのでしょう。冬は寒いから嫌だと言っていましたが、ここに滞在するのであれば夏よりも寒い時期の方がよいんだと思います。夏は蚊もそうですがハエも多いし、スズメバチやアブもいるわけです。今は危害を加える虫もおらず、日中は日が出ているとポカポカ陽気です。そのため日が落ちる前から酒を飲みだしちゃうんです。
やっすいワインです。767円ですら安いのにそこからさらに30%引き。ワインが詳しくないし、味の違いも判らないので安いやつで良いんです。たぶん高いやつ買っても「深みがありますね」という月並みのコメントしかできないんです。
いつもであれば日本酒とかビールとかですが、今日は少しばかりオシャレしてみました。500円程度のワインですが。でもこうやってワインを手に取るとなんだかツマミが欲しくなります。ワインだけ飲み続けるというのも味気ないんです。豆とかナッツとか、あとはチョコレートとか、つまみになりそうなやつは車に積んであるんですが、やっぱりそうじゃないんですよね。
乾きモノじゃなく濡れてるやつ欲しくなるじゃないですか。
こういう時はチーズがベストなんだと思います。しかしこのワインもそうだしチーズもそう。今、世界中で問題となっている新型コロナウイルス。とくにヨーロッパの感染拡大はかなりやばい状況です。イタリアやフランス、スペインなどでは外出禁止や都市封鎖という状況。チーズもワインも食糧ですがいわゆる嗜好品です。生産者の中にもコロナウイルスに感染した人も多くいるのでしょう。結果的に生産がされていないなんてことも。今は大丈夫だとしてもこの先作られないってこともあるわけです。
酒があるのにツマミがない。これじゃあ蛇の生殺しじゃねえか。せめて酒に合うツマミを探したい。でもツマミが今後手に入らなくなることもあるわけです。そんなとき、何をアテにして酒を飲めばよいのだろうか??
「今までにない!液状のおやつ」をアテに酒を飲んでみようのコーナー。この猫のおやつ「チャオちゅ~る」を酒のつまみにしたいと思いますニャ。
前回の山林滞在の際にドッグフードを食べてみました。あれが案外美味しかったので今回は犬ではなくネコ用のフードを選んでみました。
なんとチャオちゅーる、国産品なんだそう。今回購入したのは「まぐろ&ほたて貝柱」味です。一応食べ物ではないのでちゃんと見て食べられるか判断していきます。
食べきりサイズの“美味しいおやつ”なんだそう。ネコが美味しそうに食べていたとしても美味しいかどうかはネコじゃないんでわかりません。でも“美味しいおやつ”と書かれています。つまりゼッタイ誰か食べた上でこの記述をしているのでしょう。「ドライフードにかけても美味しく食べられます」とのこと。つまりここのメーカー職員はドライフードにチャオちゅ~るかけて食べてもいるってことなのでしょう。食べても問題なさそうですね。
原材料もまぐろにホタテエキス、ホタテ貝柱、糖類、植物油、増粘剤などなど。保存料は使っていないとのことで普通に食べられそうな食材です。そして何より安心なのが「いなば食品」が製造者ということです。もういなば食品にはお世話になりっぱなしです。缶詰といえばいなばです。なんだったら昨日の夜食べた缶詰はいなばでした。「いなば食品」って名前なんでそこが出してるんだから「食品」で間違いないでしょう。日本製で缶詰メーカーが製造。当然食べられるんでしょう。
CMで見るスティックです。ネコが本気で舐めているやつ。ネコの大麻がマタタビならば、ネコの覚せい剤はチャオちゅーるなんだと思います。
中身は液状の何か。歌舞伎町の朝方道路わきで見る、吐しゃ物のソレです。離乳食みたいなものでしょうかね。味に関しては美味しいです。シーチキンをすり潰した感じです。そしてちゃんとホタテの味がするんです。塩気は薄そうですが海鮮エキスがしっかりしているので味気ないということはないです。
酒のつまみにはちょうどよい感じです。先日ドッグフードを食べましたが、一缶食べきれませんでした。その理由は脂っぽいから。脂がくどいんで途中で飽きちゃったんです。でもチャオちゅ~るは脂っぽくないんです。シーチキンでもライトツナといった感じでしょうかね。魚の味がしっかりしているんで旨いんです。ご飯にかけて食べることも問題なさそう。塩気が薄いので醤油を垂らして食べるのがよいでしょう。
これがほんとの“ねこまんま”ってやつです。
気が付けば四本全部食べてしまったぜ。「一日四本を目安におやつとして与えてください」と書かれていましたが、一時間程度で四本、酒のつまみとして消えました。いなば食品の発言にいつわりなしです。
チャオちゅ~る、美味しく食べられます。
この事実、世の中に広まったらチャオちゅ~るの買い占め騒動起きちゃいますね。ネコにあげることもできるし自分で食べることもできるわけです。一石二鳥のキャットフードってわけです。
キャットフードもドッグフードも食べられました。
どちらかというと私はイヌ派よりもネコ派。ではなく犬エサ派よりも猫エサ派だったようです。
今後はネコと食糧の奪い合いをする世界が来るのかもしれません。世紀末に向けて次は何食べるべきでしょうかね。やっぱり虫なんですかね。せめて市販品が望ましいですが...。