【自家栽培】作物が鳥獣被害に遭わないために
一度楽をしてしまうともう元には戻りたくないものです。山林の開拓、毎年面倒だった草刈り。除草剤を撒くことでその面倒な作業から解放されました。今年も除草剤を撒いちゃいます。昨年は8月くらいに除草剤を撒きました。でも今年はこの段階で撒いていこうと思います。ジェノサイド。命すら与えてやりません。
去年買ったやつよりも安いのがあったのでこちらを購入しました。効果がどれくらい違うのかわかりませんが成分は以前と同じグリホサートです。あの発がん性があるといわれている薬品です。
でもこれで癌になるよりも草刈りを毎回やる方が体に悪いと思うんです。そんなわけで撒いちゃいます。これでとりあえず畑以外の除草は一年間やらずに済むわけです。一応木の周りには撒かないように。
雑草がのびると獣が敷地内に頻繁に入ってきます。身を隠せない環境づくりが必要です。除草剤を撒かないと二週間に一度のペースで草刈りが必要ですからね。これに頼るのが一番です。
こちら、柿の木です。一時は死んだかと思ったのですが芽が出ているのでまだ生きているようです。肥料はいつかの誰かの人糞です。いつか柿が食べられる日が来るかもしれません。八年後くらいでしょうかね。
柿の木や梅の木の周りは避けて除草剤を撒いていきます。これで草刈りが不要となりました。畑以外の場所はこんな感じで除草できますが、畑に除草剤を撒いたら作物が育たなくなるのでこちらは手作業でどうにかするしかありません。
せっかくの畑です。作物を植えていきましょう。今回二つのホームセンターを周りました。よさげな作物がないかと探したのですが、時期的に同じものがメインのようです。じゃがいもとサトイモ、ネギに生姜。このあたりが今の時期のトレンドのようです。4月の後半になればサツマイモも出てくるのでしょう。ジャガイモはサトイモで被ります。ネギもいいんですがたぶん土寄せを頻繁にやらなきゃならない様子。ということで生姜にしました。
近江しょうがという品種のようです。生姜はカットして植えるようですが手で引きちぎってもよいみたいです。
昨年はこちらにサツマイモを植えていました。ことしは生姜を植えていきます。たい肥を農家の人からもらい土に混ぜていきます。それと石灰をいれました。本当ならば土に石灰がなじむまで待たなければならないようですが、まぁそこは生姜さんの方でなんとかしてもらいたいと思います。
手でちぎります。それとハサミで切りました。サイズ感が違うのは愛嬌です。絶対にもう死んでる生姜がありそうだけど多少の犠牲はしかたがないことです。
これを30㎝間隔で植えていきます。一畝が240cmありますので7~8個植えます。三畝あるので20個以上の生姜が期待できるということですね。
畑のこの位置を選んだのはここの場所の日当たりがあまり良くないため。サツマイモがあまり育たなかったのも日照時間が短かったのが原因の一つでした。しょうがは日影の方がよいらしいんです。この場所を活用できるのであればよいですね。
しょうがにニンニク。なんだか香の物しか植えていない感じですが料理に必要な食材です。育てやすそうだし良いんじゃないでしょうか。ニンニクとショウガであれば獣に食べられる心配もないでしょう。毎日監視できるのであれば色々育ててみたいですが、基本的に放置農法です。やっぱり収穫したいんです。それを考えるとこの手の作物になってしまうのでしょう。
畑もそれっぽくなってきました。手前に藁が敷いてありますが、こちらにはサトイモが植えてあります。乾燥に弱いそうなんでそのへんの枯れ草を敷き詰めました。それとおわかりいただけるだろうか?ニンニクが増えているんです。右側にあるニンニクは昨年植えたやつです。左側中央のやつは今回追加しました。最寄りの農家の人もニンニクを育てているんですが芽かきをせずそのまま放置してあるんだそう。適当に持ってってそっちに植えちゃいな!と言われたのでもらってきました。ニンニクの種類が少し違うようなので楽しみです。
畑はまだ若干の空きがあります。畝で換算すると8畝くらいあるんじゃないでしょうか。サツマイモを育てたいですね。唐辛子はカメムシが一杯になるので今年は辞めようと思います。
カメムシの処理、大変なんですよね。食べても美味しくなかったですし。
ニンニクは夏前に収穫したとしたらそこにまた追加で何かを植える予定です。山林を買うまで、いつに何を植えているのかというのをあまり知りませんでした。作物は春に植えて秋に収穫するってのが基本だと思っていたのですが全てがそうではないようです。このニンニクは昨年の冬に植えているわけですからね。ニンニクの収穫後に何が植える旬なのかが分かりませんが、サツマイモは四月末、ニンニクは冬場に植えるというのをこうやって畑仕事をすることで知りました。クソみたいな畑仕事ですがこのように得られる知識はあるようです。それが何の役に立つかはわかりませんし、そこまで重要な情報でもないのですが良い経験になっています。
新型コロナウイルスが今後どのような結果を招くかは予想できませんが、私の仕事に大きな影響を与えており比較的暇です。暇にならないよう足掻いても仕事が見つけられるというわけでもありません。ある程度収束しない限りはこの状況が続くのでしょう。そんなわけでまた近々山林に滞在したいと思います。