昨年植えたニンニク、腐ってやがる。遅すぎたんだ。
帰ってきたらちょうど梅雨明けくらいじゃん!
ってことで梅雨が始まったタイミングでバンコクに行きました。
やっぱり雨の季節って鬱々として嫌なんです。
とは言っても行った先のバンコクは雨期のため毎日のようにスコールがありました。
そして日本は異例の速さで梅雨明け。これで予定が大幅に狂いました。
昨年の秋にニンニクを植えました。
ニンニクは冬前に球根を植えて年を越し、本格的な夏になる前に収穫をする作物です。ニンニクは暑さに弱く、育成温度は20℃前後なんだとか。気温が高くなると腐ってしまうそうで、その前に収穫する必要があるようです。タイミングとしては梅雨明け前の晴れた日に収穫するのがよいんだそう。
ってわけで海外から帰ってきた時がちょうどよいと思ってたんです。
しかし平年よりも三週間早い、観測史上最も早く梅雨が明けたことで6月の時点で日本は本格的な夏空。
梅雨明け宣言をしたときの関東の気温は30℃超え、40℃に達した地域もあったようです。
ニンニクは暑さに弱い。
たぶんこれ、無理なんじゃないでしょうか。
でも、全くダメってわけではないはずです。
千葉の房総は40℃にはならないし、一応山林なので少しは涼しいはず。
ちょっと収穫時期は遅れてしまいましたが、せっかく梅雨も明けたわけでし、バンコクから帰国早々に山に行きました。
やっと日本の夏を満喫できます!
梅雨明けた日本、満喫できる!
そしたら異例の梅雨戻り。連日雨が続いています。
雨を避けるように海外に行ったのに、行った先は雨期。そして戻ってきたら梅雨に元戻り。なんかずっと雨に降られています。
三週間ほど放置しましたが、やはり畑は酷い状態になっています。
こちら、ニンニクを植えた場所です。もうすでにニンニクの姿は見当たりません。
ニンニクは収穫時期になると枯れます。それを過ぎるとこのように消失するようです。今回植えたのは総数150個ほどです。果たしてどれくらい収穫できたでしょうか。
こちら、全てのニンニクです。約40個ほど。つまり70%は消失したようです。枯れ草のようなものはなく、土を掘っても残骸らしきものもありませんでした。おそらくすでに土に還ってしまったようです。サイズの小さかったニンニクはだいぶ前に溶けて消えたのでしょう。大きなニンニクは一応ニンニクの形になっています。
でも、腐ってやがる。遅すぎたんだ。
全てではないですが一部のニンニクが腐っています。玉ねぎが腐った時のにおいがします。そしてドリアンのにおいに似てます。これは、ポイですね。
数はかなり少なくなりましたが一部は今年の秋に植える用。一部は食べる用に持ち帰ります。収穫期を逃すとこんな感じなんですね。農家の人はこの時期に旅行はできないですね。
ニンニクのほかにジャガイモも植えました。ジャガイモも夏前に収穫ですが、こちらは少し遅れても問題ないんだそう。
ナス科の植物らしきものが大量に生えていますがジャガイモではありません。その謎の雑草を除草しながらジャガイモを収穫していきます。
だいぶ土が固くなっているため掘り返すのが大変です。作物の育成だけでなく収穫を考えると土壌改良は必須ですね。でも掘ると出てくるんでなんか宝探しみたいでいいですね。
粒は小さめですが結構収穫できました。重量は計っていませんが約50kgくらい収穫できたんじゃないでしょうか。こちらはいい感じですね。
収獲の際に傷つけてしまったジャガイモを調理します。
たわしでゴシゴシ擦って泥を洗い落としメスティンに入れて蒸かし芋を作ります。
こちらはスーパーで半額になっていた国産牛です。半額でも結構いい値段の肉。
モモブロックなのでローストビーフとかに使うやつですがステーキでも食べられるでしょう。
肉も一緒に焼いていきます。焼くのは七輪で。炭で焼くと肉が一段と美味しくなります。
肉が分厚いので中まで火が通りません。レアよりもよく焼いた方が好きなので少し食べて焼いてを繰りかえします。シュラスコみたい。
自家栽培したからでしょうか。ジャガイモが美味しいです。まぁ自家栽培といってもずっと放置していただけですが。
本日はこちらのお酒を。千葉のお酒のようです。ジャガイモを蒸かして塩コショウ振ればそれだけで酒のアテになりますのでジャガイモは重宝します。
今から植える作物もあるのですが、今年は何も植えない形にします。秋になれば再度ジャガイモの植え付け時期になりますが、同じ場所に植えると連作障害で育たなかったり病気になるそうなんです。そんなわけで休耕地ってことにします。畑の管理も大変ですからね。
放置農法は楽では無いようです。
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