山林生活

バジルとオクラを収穫。自家製ジェノベーゼパスタ作ったオマエ

バジルとオクラを収穫。自家製ジェノベーゼパスタ作ったオマエ

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そろそろ収穫時期なのですが、山林に行けておりません。

大体いつもこの時期は山林に行かず、気が付けば冬前となっていることが多いです。そのため毎年収穫に立ちあえていません。代わりに親が収穫するわけです。先日も収穫してきたということでどれくらいの成果があったのかを見てきました。

オクラです。前回山林に滞在した時はオクラの種を植えたところにそれっぽい何が生えだしているのは見たのですが、オクラはなっていませんでした。全く実がなっていなかったのに一カ月程度でこのサイズになっています。というよりも成長しすぎていて食べられるかどうかが微妙なところ。

とはいっても大は小を兼ねるといいますので、大味だけどオクラの風味は楽しめるのではないでしょうか。
本当であれば細かく切ってかつお節と醤油で和えるのですが、なんとなく触った感じが固そうです。そのためとりあえず茹でてみようと思います。

お湯に塩を入れて茹でます。
色味の保持と“素材の味”を生かすため、茹でただけで食べてみます。

小さいやつから食べてみましたが、結構おいしいです。
売っているオクラよりも肉厚で甘みがあります。これ、生でも食べられそうな柔らかさでした。肉厚だから触り心地が固かったのでしょう。

そして大きなヤツに関してですが、全然食べられない。

オクラというよりも外側がオクラの皮みたいになっています。近いのが枝豆の皮でしょうか。
当然茹でたところで繊維が柔らかくなるわけがありません。

筋張ってて食べられないよー。とかいう次元じゃなくただ固い殻になってました。

収穫時期を逃すとこんな感じで食べられないものとなってしまうようです。
先月行ったときはオクラの実すらなかったのにその一カ月後にはすでに薹が立ってしまうわけです。オクラは簡単に育てられる作物みたいな触れ込みで種を購入したのですが、収穫のタイミングがかなりタイトでした。しかもすべてのオクラが収穫期を過ぎていたのであれば「タイミングを逃した」で片付くのですが、ちょうどよいオクラも含まれているわけです。何をもって収穫のタイミングなのかがよくわかりません。強いていうのであればサイズ感と色味でしょうかね。美味しく食べられたオクラはスーパーで売っているやつと同じサイズでした。食べられなかったのは倍近い大きさとなっていて色も白っぽかったです。恐らくこの辺で判断するのでしょう。

続きまして―、バジルです。
前回のバジルもほとんど雑草だらけということで放置していたのですが、バジルは大量発生してすごい量になっていたそうです。そのため間引く形で収穫したそうです。今回はこのバジルを使ってパスタでも食べようかと思います。

今回作るのはジェノベーゼ。ジェノベーゼはバジルとニンニクと松の実をこねくり回して作ればいいわけです。
残念ながら松の実がないので代わりにクルミを砕きます。DIYと同じでこちらも目分量。

ちょっと入れすぎたかなーと思いつつも「大は小を兼ねる」で押し通します。

それにニンニクを入れていきます。ニンニクの芯をとってミキサーに。それとバジルも入れていきます。

オリーブオイル、塩コショウ、ケッパーを入れて出来上がり。
若干色が雨降った後の砂利泥水っぽさがありますが、多分美味しいはずです。

ジェノベーゼパスタ~雨上がりの砂利を添えて~

バジルの香り、味がしっかりしているためジェノベーゼっぽいです。
若干クルミの量が多すぎました。だからといって不味くないです。美味しいです。
自分で育てたバジルとかだと風味が弱いという印象がありましたが市販品と何ら変わりありませんでした。
これであればガッパオとかいろんな食材に流用できそうです。

今回はこのようにバジルソースを作りました。
ミキサーかけたりなど面倒な作業がありますが、一度に作ってしまえば冷凍にもできそうですからね。

思ったことは、やはりニンニクを育てるべきなんだということです。

唐辛子を育ててペペロンチーノを作った。
バジルを育ててジェノベーゼを作った。

どちらもニンニク必須です。
それであればニンニクを育てるのが一番良いのでしょう。ニンニクがあればニンニクホイル焼きとかも作れるわけですからね。カップラーメンに一味足すこともできるわけです。少なくとも唐辛子よりかは実用性の高い作物なんじゃないのでしょうか。

そしてとくに山林は鳥獣被害も多いですがニンニクであれば被害が少ないんだとか。
さらにはニンニクはこれから植える時期らしいです。ちょうどよい感じなんじゃないでしょうか。

これまで春に作付けして秋に収穫、冬場は何も植えずという感じでしたが、これからは二毛作です。
ついにこの山林でも二毛作で作物を育てるレベルになったわけです。投じたコストに見合っていませんが、これまでの失敗は糧となり明日への生きる道を作ってくれているわけです。

二毛作、いいんじゃないでしょうか。

でも冬も育てるとなると畑の改修工事が思うように進まなくなりますね。
まだなおすべきポイントが色々とあるんですけどね。でもニンニクは育ててみたい。
今度山に行くときはニンニクを買っていこうと思います。

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