【鳥獣被害】猿に畑を荒らされて。【もう収穫できない】
山林に来ております。今回も数日間滞在し、山林生活を満喫したいと思います。
さて、先日より山林の畑を耕し作物を育てております。今回はサツマイモの苗を手に入れたため育てることとしました。
サツマイモは比較的誰でも簡単に育てられる作物のようで、追い肥が必要なく水もそこまでいらないみたいなんです。メンテナンスフリーで美味しい芋が育てられるなんてすばらしいですよね。
こんな感じで取り合えずサツマイモを植えてみたのですが...。
だいぶ荒れています。やはり暖かくなると草花の生育具合も早くなります。草刈りしていても翌日には生えてくるような状態ですからね。これより毎回来るたびに草刈りをしなければならない季節です。禁断の薬「ラウンドアップ」に手を出しちゃいます?
とはいっても畑に除草剤を撒いたら作物育たなくなってしまいます。畑の雑草は手で刈っていくしかありません。耕されているので引っこ抜きやすいです。この雑草に関してはどうでもよいこと。
今回、一番の問題は抜かれていることです。
猿にやられたようです。根っこをかじった跡もあります。生きているのは三か所くらいでしょうかね。ほかは全て綺麗に抜かれていました。なんとなくこうなることは予想していたのですが、まさかほとんど全滅となるとは思いませんでした。
つまりサツマイモ終了のお知らせというわけです。
今年の秋は焼き芋祭りのつもりでしたが、もう無理でしょう。
残った三株に関してもまた猿に持ってかれるんだと思います。志半ばで無残な形となってしまいました。
やはり山の中で作物を育てるためには電柵か中に入れないようにするしかないのでしょう。とりあえずイノシシやシカ、キョンは周りを囲ってあるので対策が出来ていますが猿は登りますからね。そして電柵を使っても気合でよじ登ってきます。一番は囲う形なのでしょう。実際に防虫ネットで囲っているところは被害がないんです。しかし防虫ネットだと背丈がないんですよね。ここは新たに開発をする必要があります。
どちらにしても残りのサツマイモを守るために頑張る気力はないので、ネットを直接かけました。これで一定の効果があるのかは疑問です。猿もバカではないでしょう。手先も器用なのでどけて抜いちゃうんでしょう。それでもいいんです。
これはそれをすることに意義があるわけです。
私は山の中でサツマイモを育てた。出来る限りの対策は講じたものの自然の力には勝てなかった。
これが出来る限りの対策です。
サツマイモに関してはこんな感じです。もうこのお話は終わりとしましょう。
えー続きましてー。枝豆ですが、一切芽は出ていませんでした。本当に私は枝豆を植えたのでしょうか?たい肥も入れた水もやった。しかし芽すら出てこない。もしかして全て鳥に食べられちゃったのでしょうか。そうであれば枝豆も防虫ネット被せるしかないですよね。原因不明のため防虫ネットをかけます。これで出てこなければ、もう枝豆は無理なんでしょう。
続きまして―、バジルです。
バジルはしっかりと防虫ネットをかけております。
しかしバジルじゃない別の葉っぱが群生しております。恐らく持ってきたたい肥にくっついていたものなんでしょう。何の植物かは不明です。でもその中にバジルも生えているじゃないですか。それであれば雑草を引っこ抜き、バジルだけを残しましょう。
あれだけ生えていたのに残ったのはかなり少ないです。こちらも3株ほど。あれだけ種を蒔いたのにこれしか発芽しません。でも正真正銘の私が育てた無農薬バジルです。これは食べなければなりません。
今回3株しか育ちませんでした。そのため追加で種を買ってきてさらに蒔きました。次回来たときはバジルが群生していることを望んでいます。
続きましてー、唐辛子です。
こちらしっかりと育っています。花も咲いています。そしてついに実がなりました。
実りがあるんです。唐辛子なので猿も食べないのでしょう。ただちょっと植え方に問題ありのようです。ある程度の大きさになったら支柱が必要と書かれていました。どうやらトウガラシは枝が弱く折れやすいんだとか。それと支柱によって枝を誘引させ、隙間を作った方がよいみたいなんです。とりあえず支柱をさして紐で括り付けます。
風で揺れたりすると負荷がかかるから少しだけ強めに縛った方がよいかな。
「ポキッ」
弱っ!!まさか触っただけで折れちゃうとは思いませんでした。本当ならばもっと成長する前の段階で支柱をつけるのでしょう。もう手遅れ感があります。これ、全部やったら全部折っちゃいそうな感じがします。支柱をつけるとつけるタイミングで折ってしまう、支柱をつけなければ風などで折れる心配があるものの、運よく生き残る可能性はある。
それであれば運に身を任せるしかないでしょう。
生き残れ!唐辛子!自然に打ち勝つんだ。
えー続きましてー。たぶん蕪です。
たしか蕪を植えたって言ってましたよね。なんとなくそんな気がするのですがしっかりと生えています。これ、いい感じですよね。間引きとかした方が良いんでしょうかね。でも間引きってもう少し小さい時にやるもんなんじゃないでしょうか。だいぶ成長しちゃってますが。
とりあえず様子見ですかね。
これが育てば蕪のサラダとか味噌汁とか、煮物なんかもできるようになります。以前大根を育てた時はこの世のものとは思えない辛さとなってしまいましたが、蕪はちゃんと育つんでしょうかね。大根の時とは違い土はしっかりと耕してあります。そして肥料も充分与えています。美味しいカブが育つことが予想されます。
こんな感じで防虫ネットで囲っておけば鳥獣被害も無いわけです。今後どの作物を育てるにしてもネットでカバーをした方がよさそうですね。しかし背丈が大きくなる作物だと収まんなくなります。前回も枝豆をネットの中で育てていたらパンパンになっていましたからここは対策を考えねばなりません。
まだ畑も隙間があります。そのため今回も肥やしを集めて土に混ぜ、とりあえず何か植えてみる。それをやっていこうと思います。