サツマイモの栽培は初心者向け?山林で自家栽培を目指す。
昨日の続き、畑仕事です。
昨日は頑張ってたい肥を畑に運び土づくりをしておりました。これより作物を植えていきます。
これまで適当に穴掘ってそこに種入れて水撒いて放置していただけでしたが、今回はしっかりと耕しました。ということは耕したところに作物を植えることができるわけです。なんか畑仕事している感が出てきました。これまでは畑仕事というより土木作業でした。でもこんな感じでちゃんとした畑が出来ると「農業者」として作業がしたくなってきます。それであればもっと畑っぽいのをやりたい。そんな作物を育ててみたい!
しかし私のようにズボラな性格だと作物が育たず、昨年のような豆の無い枝豆が育つだけです。サトイモに関してはただ半年間土に埋めていただけで、抜いたら種芋しか出てこなかっただけでしたし。
種なしの枝豆、子無しのサトイモ。まさに今の日本の縮図のような感じです。
これまで様々な作物を植え、植えただけで終わりました。芽が出ない、あれは本当に私が悪かったのだろうか?それとも偽物の種を売られたんじゃないだろうか?全く芽吹くことなく消えていった作物がいっぱいありました。そういえば素人でもできると買ってきたゴーヤもどこに植えたのかすらわからずでした。あれも本当にゴーヤの種だったのかというのも疑わしいです。恐らく先日植えた枝豆もバジルも日の目を見ることなく死んでいくのでしょう。
多分、私の技術力の無さが原因なんですが。
そんなわけなんでできれば素人でも簡単にできるヤツが望ましい。
そんな中、ホームセンターで買ってきました。私のような素人でも簡単に育てられるヤツを。
それはサツマイモです。
サツマイモはやせた土地でも簡単に育ち、肥料なども不要で育てられるそうです。一般的に作物は窒素が必要で、それを土から吸収して育ちます。そのため肥料として窒素が必要です。しかしサツマイモは窒素を空気中から取り入れるというなんとも素晴らしい能力のある作物です。そのため土が痩せていても育つようです。なんていう素晴らしい作物なんでしょうか。メンテナンスフリーとはまさに私向けの作物です。穴掘ってそこに埋めて放置してればサツマイモが育つ。チョー楽じゃないですか。
水はけがよい土地であればよい。
ここの部分が少し不安です。これに関しては土地の問題であり私は悪くありません。でもちゃんと育てるためにたい肥を混ぜて土を完成させました。これまで粘土状だった土も少しはマシになったのではないでしょうか。
とくにサツマイモを植えるこの場所は私ががんばって土を嵩増ししたところです。1メートルくらい土が増えています。つまり耕されているのと同じ状態。ふかふかの土のベッドなわけです。ここであればスクスクとサツマイモが育つのではないでしょうか。
とりあえず植えてみました。
サツマイモってジャガイモとかと同じように芋から育てるんだとばかり思っていたのですが、そうではなくツルを刺してそこから根が出る感じなんですね。植え方はいくつかあったようなのですが、せっかく深くまで耕されているためまっすぐ植えました。どうやら斜めに植えた方が個数が多く取れるようです。直植えだと個数は少ないけれども甘みが増すようです。
それであれば直植えですね。
追い肥は不要ですが害虫の注意と雑草取りはしなければならないみたいですね。マルチで囲えば雑草も気にすることないのでしょう。でも今回はサツマイモへの試練ということでそのままです。今回のサツマイモは100円ショップのではなくホームセンターで買ったやつだから多分大丈夫なはず!
唯一の不安点は猿の被害です。
芋なのでイノシシに掘られる可能性があります。でも畑は柵で囲ってあります。しかし猿はその柵を乗り越えてくるのです。猿は芋を取らないのですが、とりあえず埋まっているものを掘り返すことがあるんだとか(猟師談)。挿したやつ全部抜かれちゃうなんてこともあるようです。
次着た時、なくなっているかもしれませんよね。何とかちゃんと育って欲しいものです。収穫まで100~130日ということです。大体四カ月くらいってところでしょうか。つまり9月の末くらいが収穫時期ってことですね。それまで放置ってことでよろしいでしょうかね。
初心者でも簡単に育てられるというサツマイモです。これで育たなければもう何も育てられないってことですよね。まぁ枝豆も簡単といわれてやったものの育たず、はつか大根に関しては20日ではなく育つまで90日間もかかりましたからね。今回もちゃんとまともに育つか少し不安があります。でも、せめてそれっぽいものが育ってくれることを願っています。
これまでは芽が出なければそういう星のもとで生まれた(生まれていない)だけなんだということで片づけていましたが、今回はちょっとばかり本気モードです。これより夏を迎えるわけです。台風が来たとき「ちょっと畑の様子見てくる」となってしまいそうなほど、サツマイモの今後が気になります。秋に育てたサツマイモ食べたいですねー。
私が出来ることは神に祈るだけです。