船橋は日本の上海だった!路地裏にある闇市の名残りを探せ「仲通り商店会」
本日は船橋に来ております。
船橋駅はJRと京成本線、東武野田線がありJRと東武は近いですが京成本線は離れています。離れているといっても100mほど。その区域にお店がありここがJRの南側ですが京成線の北側となります。
船橋はもともと宿場町だったところで京成船橋駅の南側が栄えてた場所だったそうです。現在も繁華街があるのはそちらの方で飲み屋街や飲食店があるエリアとなっています。
京成線との間のこの付近も飲み屋がありますがどちらかというと大型店が多い地域のようです。
JR船橋駅南側には以前西武百貨店がありました。かつては北口に東武、南口に西武があった船橋。もう東西南北関係なくなっちゃってますが船橋駅前はデパートのある地域でした。しかし2012年4月にイオンモールが郊外にできたことで客足が減少し、赤字続きとなり閉店したそうです。
現在西武跡地に建設中ですがこちらには51階建て、高さ200mの高層マンションができるそうです。できあがれば千葉県内で一番高い建物になるんだとか。
駅前で高層マンション。値段は高そうですが利便性の良い船橋なので人気物件になるのでしょうね。
船橋市は千葉県で二番目に人口の多い都市です。そして政令指定都市ではない都市の中で船橋は一番人口が多いんだとか。現在の人口は約65万人。政令指定都市の人口要件は50万人ですが最終的には国が判断するのでしょう。もう少し人が増えれば確実になれるのでしょうが65万人だとちょっと厳しいんでしょうね。ちなみに静岡市は67万人なのでなんか実現可能な雰囲気。
静岡が政令指定都市となったのは2005年で当時の人口は70万人を超えていました。そう考えるとあと20万人は必要ですね。でも静岡市、そろそろ政令指定都市をはく奪されるかも。
そんな人口の多い船橋市。
船橋市のイメージどんな感じでしょうか?
グーグルのAIに聞いてみました。
船橋市は自然が豊かで公園が多い。
商業施設が充実しており市内で揃う。
待機児童問題がなく子育てしやすい。
梨、にんじん、小松菜、スズキが名産。
ではマイクロソフトのAIに聞いてみましょう。
船橋を一言で表すと「活気と自然の調和」です。商業施設もあり自然豊かな船橋は住んでいても...
そんなことない。そんなわけない!
船橋が自然?
船橋は不自然でしかない!
目が据わった酔っぱらいが駅前にいるイメージ。
笑うと歯が全部ない酔っぱらいがいるイメージ。
見た目ほぼヤクザの酔っぱらいがいるイメージ。
総じて治安が悪そう。
そうなんです。
なんか既視感があると思ったんですが川崎と似ているんです。海に面しているし競馬場もあるしなんか殺伐としているし治安も悪そうだし。なんか川崎駅前と通ずるものがあるんです。
でもこの雰囲気、嫌いじゃありません。
すごい居心地のよさそうな船橋駅前。ちょっと治安が悪そうだけど楽しめそうです。
京成線を越えた先が飲み屋街となっています。
駅前通り沿いには飲み屋ビルがあり、その脇には仲通り商店街があります。
こちらの仲通り商店街は闇市がルーツなんだとか。船橋市には軍事工場などがあったものの市街地の空襲被害はそこまで酷くなく被害が少なかったため戦後は人が集まりました。また船橋には房総や水戸方面から農作物が集まり、そして進駐軍の物資が横流しされていたため食糧不足の日本の中でも潤っていた地域でした。海に面した船橋はその当時日本の上海と呼ばれ戦後最大の闇市だったそうです。この細い路地闇市っぽさがありますね。新宿の思い出横丁なんかと似た雰囲気です。
この狭い路地もいいじゃないですか。
でもそんなところにあるのはピンサロ。
闇市ではなくこれは日本の闇。
ピンサロは衰退した、ピンサロはなくなったと言っていましたが探せば結構ある!まぁ路地裏にはこういった店があるもんです。表には出ない。やっぱり表に出せない店ですからね。
と思いきや表にもピンサロ店発見!
宝塚歌劇団を彷彿とする店名。セーラー服向上委員会というネットで探しても見つからない団体が推奨する店。
そう、このあたりは怪しい店が多くあるんです。
路地裏にある不自然なエステ店!
闇市ルーツの街って焼き鳥とかホルモンとか食に関するものとくに肉が多いイメージですが船橋の闇市、肉体売ってた。
商店街入り口にはお買い物は仲通り商店街。
でもその後ろには18禁の看板。
船橋の人は何を買うの?
というより商店会、何売ってるの?
明らかに看板の様相が女子高生。船橋市民、ロリ疑われても仕方ないレベル。明らかに性癖が偏ってる街ですがこれが需要と供給なのでしょうね。
こちらの店はホテヘルに該当する店舗です。店舗型はファミリーには好まれないようです
かつてはソープランドもありましたが現在は普通のマンションに変わっています。やはり飯食うところには似つかわしくないようで淘汰されていったのでしょう。
こんな闇市いかがでしょうか?
全然闇市関係ない!
でも闇市っぽいところ味わいたいですよね!
こちら加賀屋って店があります。
私はかつて加賀屋へ頻繁に通っていた時期がありました。新宿にも西新宿七丁目に加賀屋がありました。そこではモツを食べホッピーを飲み将来の不安を憂いていたのです。一時は毎日のように通い常連となってました。今ここにいる私は加賀屋がなければいないのです。そんなお世話になった加賀屋。地図で見たところ「本店」と書かれています。これは行くしかないでしょう。ある意味私にとってメッカのような場所。そんな店が船橋にあるんだったら行くべきじゃないですか!
ってわけで訪れました加賀屋本店。やっぱりここはモツをアテにホッピーでしょう!と思っていたんですがメニューにホッピーがない。周りのメニュを見てもホッピーがないんです。とりあえずビールを注文しました。
アテのモツ煮が何かちょっと違うんです。脂身が多めのモツ煮。これはこれで美味しいんですがモツ煮っぽくない。そしてすごい気になるのが店員が外国人なんです。加賀屋って店員の威勢が良くて日本の居酒屋って雰囲気なんですがここはその様子はない。なんとなく東南アジアの定食屋のような感じです。まぁ最近の居酒屋の店員が外国人が多いです。これはコスト削減が理由なのでしょうが、加賀屋はちょっと違います。
外国人の割合が多いというより外国人しかいないんです。もうアジアな感じ
その辺気にしても仕方ありません。ここは本店。
せっかくなんでもつ焼き食べましょう。
モツと言えばやっぱりカシラでしょう。でも気になるのがスタミナ焼き。豚のこめかみとニンニクダレなんだとか。カシラはこめかみって認識ですがせっかくなんで両方頼んでみます。
こちらこめかみです。
ちょっと想像していたのち違い脂っぽい。
こちらスタミナ焼きです。
私の想像してるカシラの味でおいしいです。
他の部位を食べていませんがスタミナ焼きを食べ続けたい。私の求めている加賀屋がここにありました。やはり本店ですね!
あとで調べたところ加賀屋の本店は本郷三丁目にあるんだそう。
じゃあここ、本店じゃねぇ!
そもそも加賀屋の発祥は板橋。石川出身の創業者が始めたのが始まりなんだとか。のれん分けスタイルで総店舗数は50店舗。修行を5年した人がのれん分けできるんだとか。新規出店後はある程度自由なのでメニューも各店舗で違うようです。この店が本店を名乗る理由は定かではないですがおそらくのれん分けした店の本店なのでしょう。ここは私の求めてる本店じゃない。私が通ってた西新宿店とはそこまで関係はない。味はなんも問題ないんですがなんか複雑な気分。ちなみにこちらで働く店員は皆ベトナム人なんだとか。ぜんぜん闇市関係なかった!