山林生活

【モタード】ボリス・シャンボンに憧れDトラッカーを購入

【モタード】ボリス・シャンボンに憧れDトラッカーを購入

[更新日]
[著作者]

遅すぎてこれじゃあ自転車乗った方がまし!ということでチョイノリを手放してマウンテンバイクを購入しました。本来速度を求めるのであればロードレーサーなのでしょうが、私のように粗雑に扱う人間にとってロードレーサーはすぐ壊しそうでした。砂利道でもどこでも走れるマウンテンバイクの方が性に合っていたのです。

もともと子供のころから自転車で奥多摩行ったりとしていたので慣れるまでの時間はかかりませんでした。ついついマウンテンバイクということで多摩川の河川敷に降りてガレ場を走ったりと無駄なこともしました。

しかし、やっぱり違うんです。

自転車があれば遠くに行くことができる。しかしそれは己の体力次第。原動機が己の心臓ですのでそれが思うように動かなければ前に進みません。やはり私は自分で漕ぐよりもスロットルを回すだけで前に進むバイクの方が楽だし最適だと思いました。

ということでバイク買おうかと思います。

そんな気持ちの中バイク屋さんへ。
その際にバイク屋さんで以下のDVDを見ておりました。YouTubeにあったので拝借します。

1999年の筑波サーキットのレースの模様です。その当時日本にはモタードという言葉が浸透されておりませんでした。モタードというのはオフロードとオンロードの混合コース。オフロードがあるのでオフ車が有利。しかしオンロードもあるのでオフ車にオンロードタイヤを履かせて走るというレースです。

モタードという言葉は日本にはなく、スーパーバイカーズとかターミネーターズとか呼ばれていました。

トップを走るのはボリス・シャンボンという海外のライダーです。
後方選手は恐らく日本人ライダー。明らかに走り方が違います。

他の選手はアウトインアウトでハングオンをして膝を擦りながらコーナーを曲がるという形でしたが、しかしボリス・シャンボンはドリフトをしながらコーナーに侵入し、オフロードのように足を出して曲がっていったのです。

ハングオンが至高とされていたはずが、この走りで全てを覆されました。

こんな走りしてみたい!

モタードバイクなんて全く興味がありませんでしたが、ボリス・シャンボンの走り方を見て虜になってしまいました。だってバイクでドリフトしながら走るんでしょ?そんなのかっこいいに決まってるじゃないですか!そんな話をバイク屋さんの店長にしてしまいたところ。

店長「力が...力が欲しいか...?」

恐らくバイクを買わせるためにあのDVDを見せたに違いないというのはなんとなく理解していたのですが、買ってしまいました。

購入したバイクはDトラッカーです。
事故して一年半ぶりの250㏄のバイクです。

ホンダ→カワサキ→カワサキ→ヤマハ→タイホンダ→スズキ→カワサキ

大分カワサキに偏りがあります。恐らくカワサキのバイクが好きなんでしょう。カワサキってなんだか男臭い感じがします。ホンダは優等生ですがカワサキは劣等生。

実際にDトラッカーのエンジンからオイルがにじみ出ることがありますが、それは故障などではなくごく普通のこと。カワサキ乗りはそんな些細なことは気にしません。数日動かさないとキャブレターにガソリンが溜まって動かなくなることもありますがそんなことは気にしません。

だって、男ならカワサキですから!

ドリフト走行してみたい。そんな浅はかな理由でバイクを購入しました。つくばライセンスに関しては一回しか走っておりませんがすでに失効。お金を払えば再登録できるようですが、Dトラッカーで走るのは少し大きすぎます。そのため小さなサーキットを転々としました。

ドリフトに関してはなぜか知りませんが比較的簡単にできました。
とりあえずコーナーに全速力で突っ込み、フルブレーキをして荷重を前輪に乗せ、そしてシフトダウン。クラッチをそのままつなげるとシフトロックするため、クラッチ操作でハーフロック状態にする。そうすることで後輪がスライドする。あとはバランスを取りながら曲がるといった感じです。

Dトラッカーは思いっきり前乗りバイクです。なんだったらハンドルの上に乗って前輪で走るくらいの感じです。しかしDトラッカーのシートは日本人向けに足つきが良いようにされています。前に乗りたくても乗れないんです。そのためシートも自作しました。たしか15㎝くらいアンコ盛りをしたと思います。当然足つきが悪くなる、悪くなるというよりも足がつかない車両となりました。信号待ちのたびにバイクから降りるという面倒な車両にしてしまったことを記憶しております。

車重も軽い、ハンドルをこじればとりあえず何とかなる、それでいて街乗りにも最適。Dトラッカーはなんだかんだで便利な乗り物でした。またオーバーオールというモタードレースにも参加しました。

ドリフトで走れば速く走れるはず!と思っていたのですが、実際のところはそんなことありませんでした。

パワーが足りない。もちろん技術的な問題もあるのですがDトラッカーだと下の力が足りないためドリフト走行をする意味がないんです。私がやっていたことは見た目だけのドリフト。走行している雰囲気はドリフトしているのでキレイなんですが、早く走れていない。

それとダートに関して未経験過ぎたというのも問題でした。これまで舗装された道路は散々走ってきました。雨の日は路面が濡れているから危ないといった感じで路面状況を常に意識していました。それでは未舗装道路は走れないわけです。早く走るためにはこの辺の考え方も変えていかなければなりません。

このように課題は山積みです。そんなとき新たな光が見えてきました。この続きはまた今度。

関連記事

【DA17V】エブリイのタイヤチェーンを購入してみた
【DA17V】エブリイのタイヤチェーンを購入してみた

エブリイを新車で買ったのは9月です。まだまだ1万キロくらいしか走っておりません。当然タイヤも購入時のままです。 もうすでに...

 
サンバーのリアゲートが閉まらない【ガムテープ最強伝説】
サンバーのリアゲートが閉まらない【ガムテープ最強伝説】

サンバーのクーラー、直しました。厳密には直してはいません。 先日クーラーが稼働しなくなりました。 [nlink ur...

 
【DA17V】エブリイの車中泊ベッド作成
【DA17V】エブリイの車中泊ベッド作成

再度山林に来ました。山林開拓もせず、今回も寝床の作成です。 車中泊を出来るようにするためにエブリイをカスタムしています...

 
【チャリで来た】自転車は借りる時代へ。レンタサイクルで旅に出よう
【チャリで来た】自転車は借りる時代へ。レンタサイクルで旅に出よう

若いころはバイクで移動するのが主流でした。その当時は特に駐禁など切られることながなかったので駅前にバイクを止めることができた...

 
サンバーに終わりを告げるため最後の走り
サンバーに終わりを告げるため最後の走り

サンバーにさよならをするため、最後の走りに出ました。 といっても下取りに出すため全ての荷物は降ろし、空荷の状態です。つまり...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS