【DA17V】アイボルトを使ってフロントガラスにカーテンを取り付ける
車中泊をするときは、駐車スペースに車を停め、マルチシェードを取り付け、荷物を移し...。
車中泊をする際、毎回この作業を強いられます。プライバシー、セキュリティのため仕方ないわけですがこの作業が結構面倒なんですよね。
とくにフロントガラスのマルチシェード取り付け。私の車両にはiPadがあるし車載カメラもあるため取り付けるのが面倒です。取り付ける際にルームミラーに引っかけしまったり、車載カメラにあたり変な方向に向いてしまったり。これらを運転時に正位置に戻す作業もあるので、この面倒な作業を軽減したい。
その結果、フロントガラスにはマルチシェードを取り付けない。
という答えに行きつきました。
運転席と後部崎との間にはカーテンを取り付ける。そのため荷室は前からは見えない状態になります。それだったら取り付けなくてもいいじゃんということになりました。でも、エブリイは荷室がサンバーより少しばかり狭いです。またエブリイは助手席の背もたれを倒すことができます。ここを利用するためにはフロントガラス越しに室内が見えないようにする必要があります。かといってやっぱりマルチシェードを取り付けるのは面倒。もっと簡単に目隠しが出来るとよいんだが...。
このネジ、何とかならんだろうか。
ここのネジを丸環ボルトに変えればここにカーテンを引っかけることができるのではないか?
ということでホームセンターに向かいます。
このネジのサイズはM5で長さ10mmのボルト。しかしホームセンターには6mmの丸環ボルトはあってもそれ以下のものが売っていないんですよね。何軒か周りましたが、長めの丸環ボルトはあっても、ジャストサイズのものが売ってないんです。そのためネットで購入しました。長さは10mmでM5の丸環ボルト(アイボルト)を二つ。加工不要で備え付けのボルトを丸環ボルトに変えるだけです。
耐重量は30㎏ですのでカーテンは問題なく取り付けられます。カーテン以外でも、ここに引っかけるところがあると何かと便利なのではないでしょうか。以前サンバーで使っていた安物のカーテンを取り付ければ完成です。
カーテンの場合断熱性、遮音性は少ないですが、そもそも窓開けてるんで断熱性能とか遮音性能とか必要ないですからね。なんだったら荷室もカーテンでいいんじゃないかと思っています。
サンバーを購入し、車中泊を始めた時は「絶対に断熱がいい」「絶対に遮音がいい」と思ってました。しかし、気温や湿度の関係で密室にはできず、結局は窓を開けるか換気扇を取り付けるかをしなければなりません。つまり窓を断熱、遮音にしたところであまり意味がありません。
車中泊は外で寝ているのと同じ。ちょっとだけセキュリティが高く、雨風を凌げるだけ。
そうなると気密性の高いマルチシェードとかは不要に思えてきております。カーテンであれば「シャッ!」で閉められるわけですからね。
この丸環ボルトって使い勝手がいいです。なんだったらすべてのボルトを丸環ボルトに切り替えたいくらい。サンバーの時は作りが甘かったので色々と引っかける場所があったのですが、エブリイはそれがありません。そのため引っかける場所をこんな感じで作っていかなければなりません。
穴があったらアイボルトを挿しこみたい。
こうやって無駄なものを増やしていくんでしょうね。ただ今回のボルト変更は車中泊をちょびっとだけ快適にすることができました。ドライバー一本で変更できるので、ぜひ皆様にも試してもらいたいです。