山林生活

【青田刈り】収穫した青唐辛子を干してみる

【青田刈り】収穫した青唐辛子を干してみる

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今年はしっかりと畑に鍬を入れ、そしてたい肥もふんだんに使いました。その甲斐あってか作物は順調に育っております。鳥獣被害などもあったもののそれでも頑張って生き残ってくれた作物。とくに唐辛子は今年一番実りのある作物となりそうです。

手塩に掛けて育てた唐辛子。
しかしカメムシの大量発生により一部が損壊している状態です。
恐らくこのまま放置すれば全て台無しとなってしまいます。

こんな感じで綺麗にトウガラシの赤色になっているやつもあるんですけどね。
カメムシ問題は当初より悩みの種でした。

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私の愛犬である「ベス」です。愛犬といってもたぶん植木を入れる容器です。買ったのは7年前くらいでしょうかね。なんと

カメムシはどんどん卵を産み、どんどん孵化しています。孵化した後のカメムシが簡単につぶせるんですが小さすぎて捕まえるのが大変なんです。放置すればずっと唐辛子から栄養を取り、成虫となるわけです。それを繰り返しているうちに栄養を吸いつくされ、唐辛子は枯れてしまうのでしょう。
カメムシ対策が「潰すだけ」という力でねじ伏せるだけの方法しかなく、増え続けるカメムシに対処できていません。
本来であれば全ての実がこの赤いトウガラシ色に染まるのを待ちたいところなんですが仕方がないことです。

そんなわけで唐辛子を採取しました。
採取といっても枯れかけていた幹から取っただけです。
どうやら青唐辛子でも食べることができ、そして乾燥させれば唐辛子としての能力もあるそうなんです。
このまま捨てるのはもったいない。それであれば採取してみようということになりました。

こちら唐辛子です。
せっかくなんでこのまま食べてみます。

青臭い感じ。シシトウっぽい感じでしょうかね。油で炒めてだし汁かける煮びたし的な感じだったら美味しく食べれそうです。てっきり辛いんだと思っていたのですが全然辛くないんですねー。パクー。

辛い!チョー辛い。

どうやら辛い部分と辛くない部分があるようです。
唐辛子ってトウガラシの味なんですね。ちゃんと唐辛子として育っていたんですね。

せっかく採取したんだから調理をしたいのですが、この辛いのでは調理しても食べられません。火を通せば辛味が和らぐということですが、それで食べられないとなると台無しになってしまいます。ここはおとなしく、唐辛子のあるべき姿を目指したいと思います。

とりあえず干していきます。
干せば色が黄色やオレンジとなり唐辛子としての機能を最大限生かせるようです。大量にある唐辛子です。腐って捨ててしまうのはもったいない。それであれば乾燥させて長期保存が望ましいでしょう。

一部赤くなってあるやつもありました。苗を買って植えた時はどんな感じで育つのか想像もできませんでしたが、ちゃんと育つもんですね。手間がかかったといえばカメムシくらいでしょうか。とくに病気に罹ることもなく、すくすくと育ち実もしっかりとつけてくれました。これまでで一番実がなった作物です。

青唐辛子も乾燥したらこんな感じの赤色に仕上がってくれるといいですよね。
乾燥まではある程度の日数が必要のようです。このまま山に居続けるのであればここに干したままでよいのですが、帰らなければなりません。そして雨が降ったら全てが台無しとなってしまいます。
そのため唐辛子を持ち帰ることとしました。持ち帰って家で干す。それが一番良いんじゃないでしょうかね。

しかし持ち帰ったとしても干すところがありません。そのため帰りがけにホームセンターによって干しネットを購入してきました。干物とかを自宅で作るやつみたいのです。野菜などの乾燥にも使えるって書いてあったので三段式のそれを購入しました。

今後キノコとか育てたいし、ニンニクも育てたい。その際に干せるヤツがあると便利ですよね。虫が湧いて卵産み付けられたりすると厄介ですからね。肴も干せるので今後釣りに行ったときに干物づくりなんかもできます。

干物を作ったことはありませんが以前私は干し肉を作ろうとしたことがありました。豚肉や牛肉に味付けをして外で干す予定でした。しかしその時に住んでいたのは新宿で外は排気ガス満載の肉を干す環境ではなかったわけです。結果、干すのを断念し脱水シートを使ってパンチェッタを作りました。でも今後はこれを使って外に干せるわけです。

50センチ四方なので結構かさばります。
でも唐辛子は結構な量あるし、今後も色々干すことを考えるのならばこれくらいのサイズがあるといいのかもしれません。

唐辛子をとりあえず入れてみました。あとはベランダに干しておくだけです。10日間ほど干しておけば乾燥して色が変わるようです。そして放射能もたっぷり含まれたトウガラシが完成するわけです。

無農薬で有機栽培。
そして大量のカメムシの屍の上にできあがった唐辛子です。
さぞかし辛いのでしょう。

唐辛子は調味料としてしか使えませんが、日持ちもするわけです。今後山林生活をする上で必要なスパイスになるわけです。とりあえず乾燥させて粉砕して一味唐辛子でも作ってみましょうかね。出来上がったらこれで何か料理をしてみたいと思います。

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