【誰でもできるはず】秋植えジャガイモの育て方
雨が降っているため農作業ができません。天候が悪いと考えていた作業が行えないというところがあります。特に梅雨時期と秋雨の時期は山に来ても何もできない日があります。何もしない一日を過ごすというのも気分の良いものですが、せっかく種を購入しているわけです。タイミングを逃せば全てが無駄となってしまいます。そのため様子を見つつ作業を始める形とします。とはいっても雨でぬかるんでいます。そのため大々的に行うことができません。
まずはジャガイモを植えていこうと思います。ジャガイモは根っこがはるわけです。
土の中で繁殖するのですが土が固ければ育ちも悪くなります。そのためちゃんと耕した上で植えたいのですが、耕す気力がありません。深く掘ればその分ストレスなく成長してくれるのでしょうが、それをするのがめんどくさい。そもそも耕して本当に成長するのでしょうか?先日収穫したサツマイモ。やつらはしっかりと耕された土地で育てました。その結果がこれです。
耕したとてそれが実るとは限らない。さすれば耕さなかったとしても実る可能性はある。そうであれば耕さない。
とはいっても作物を育てるわけです。
サツマイモは無肥料でOKでしたがジャガイモはちゃんと肥料を上げなければなりません。
久しぶりに登場しましたー。春先に購入したウンコです。ずっと放置していましたがここでやっと使うこととなりました。別にいらないかなーと思ったのですが、このままたい肥を放っておいても意味ないので使えるところに使っちゃいましょう。ウンコでも売っているウンコはやっぱり違います。いつでも使えるんでこれは買っといて損はないですね。
まずは軽く穴を掘って、そこにたい肥を入れていきます。耕されている場所なので掘るのは比較的スムーズにできます。穴を掘るといっても数十センチ程度です。そこにウンコを流し込みます。栄養の絨毯ってやつです。このたい肥は土に混ぜて使うようです。一袋で25平米ほど使えるようですが、そんなの気にしません。このジャガイモだけにこの一袋全部使い切ります。混ぜるというよりも直でウンコまみれにしておきます。栄養過多に育てたジャガイモはさぞかし美味しいのでしょう。
ジャガイモは一袋で8個ありました。畝のサイズ感的にちょうどよいんじゃないでしょうか。もともとカブが植えてあった場所に植えました。
ジャガイモは普通春に植えるのですが、9月に植えて年末に収穫できるみたいなんです。秋植えは収穫量が少ないものの美味しいのができるんだとか。春に植えるジャガイモは切って植えるみたいですが、秋植えは切らずにそのまま植えるだけのようです。あとは定期的に土寄せして追い肥をしていけばよいのでしょう。秋植えは病気になりやすいようですが、どうにか育ってほしいものです。これで冬には美味しいジャガイモが収穫できるはずです。人が生きる上で必要な炭水化物です。サツマイモに続きジャガイモも“ちゃんと収穫”したいと思います。
しかし若干の不安点もあります。
サツマイモの収穫が鳴かず飛ばずだったのは植えた直後に鳥獣被害に遭ったためです。恐らく猿にすべてのツルを抜かれてしまったわけですが、ジャガイモも同じように抜かれる可能性があります。特にこれより獣が騒がしくなる時期です。猿は集団で襲ってきますからね。獣は基本的に人前に出てこないのですが、秋はその辺気にせず普通に歩いています。普段は山の中にいるのですが道路上を歩いていたり、当然のように小屋の周りにいるのです。餌を探しているのでしょうかね。土を掘ればジャガイモがあるわけです。掘り返される可能性があります。
実際に畑のバリケードは破壊されているわけです。まぁちゃんと囲っていないというのも被害に遭う原因の一つにはなっています。とはいってもイノシシやシカはこれで抑えることができても鳥やサルは中に入れるわけです。やはり電柵が必要なんでしょうかね。このあたりも今後の課題ですね。やっぱり獣が食べないような食材を育てるのが一番なんでしょうかね。
さて、あとはニンニクを植えるわけですが雨が強くなってしまいました。本当であれば植えちゃいたい。でもこの雨の中穴掘ってウンコ蒔いてという作業がめんどくさいです。そのためニンニクは次回来たときにでも植えようと思います。ジャガイモと違ってもう少し涼しくなってからでもよいみたいなんです。千葉の外房は一応暖地になるんでしょう。暖地でのニンニク栽培は10月くらいに植えるのがよいとのこと。9月だと土の温度が高いのでそれで腐っちゃうらしいんです。ということはまたすぐに山林に行かなきゃならんってわけですね。
じゃがいもとニンニク。これだったらあとは人参と玉ねぎあたりを育てたいですね。そうすればカレーの具くらいにはなるのではないでしょうか。さすがに肉は育てられず狩猟免許を持っているからといって肉が調達できるというわけではありません。肉は買ってくるものです。肉とカレールーがあれば野菜は畑で獲れたものを使うだけでカレーができるわけです。どちらにしてもニンニクが育つかどうかです。
それまでは市販のカレーで。今回はバターチキンカレーを。今のところ「チキンとインドカレー」が一番おいしいと思います。缶詰カレーといっても種類は豊富です。自家栽培でカレーを作るよりも先にまずは缶詰カレーを極める方が先になりそうです。