山林生活

ゴミ問題と村八分・町内会や自治会の存在意義

ゴミ問題と村八分・町内会や自治会の存在意義

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山の中でアウトドアといったらやっぱカレーです。

ニンジンやジャガイモ。ゴロゴロした野菜が入っているカレー。普段料理をしない人たちが不慣れな道具を使いながら作るカレーです。

しゃばしゃばだけどいいですよね。みんなで頑張って作りました的なカレー。

そうです。山林といえばカレーなんです。

見た目が若干ソレな感じがしますが、汚物ではなくカレーです。
そして自分で作っていません。売ってるものをかけただけです。たしかに作ったカレーも美味しいんだと思います。しゃばしゃばカレーってあまり作らないですからね。作ったっていっても具材を切って煮込んでカレールー突っ込んだだけですからね。

ネギ切ってインスタント麺を煮込んでスープのもと突っ込んだ。

結局家で作るカレーってインスタント麺と大差ないんです。

なぜ美味しいか。
それはハウス食品のおかげです。

あなたの腕ではないんです。ハウス食品が研究を重ねて調味料香辛料を理想のバランスで作ったからです。そこには何百万、何千万という費用が投じられ、何千人という人が出来上がるまでに関係しているわけです。だから野菜切って入れるだけで美味しいカレーが出来上がるわけです。

勘違いしないで欲しい、自分で作るカレーがおいしいのではなくハウス食品がおいしいってことを。

まぁ調味料から作る人も中にはいらっしゃるようなので。
当方はまだ唐辛子とコリアンダーしか作れていませんのでもう少しカレーを作るのには時間がかかりそうです。

そんなわけなので当方はカレーを買ってきているわけです。
レトルトカレーだと湯煎しなければなりません。一応そのままでも食べられるそうですが、やっぱりおいしく食べたいじゃないですか。そのためそのままでもおいしく食べられる缶詰のヤツを持ってきております。

いなばかマルハ。小屋暮らしの食事事情を明るくしてくれる二大缶詰企業です。昔はシーチキンやら鯖缶、コンビーフといった食材の缶詰ばかりでしたが今はカレーの缶詰とかがあるんです。ご飯にそれをかければカレーライスになります。アウトドアでカレーを作るのもよいけど、缶詰一個持ってくるだけで食べられるカレーっていうのもいいですよね。

ただここで問題となるのが食べ終わった後のゴミ問題です。
缶詰の場合、空き缶がゴミとしてでてしまいます。紙ごみであれば燃やすことができるんですが、プラスチック製品や瓶、缶は燃やすことができません。毎日缶詰でご飯を食べていればどんどん空き缶が貯まっていきます。

現在当方は長期で滞在しても10日程度しか山林にはいません。そのためゴミもそこまで多くないので持ち帰ることができます。割りばしや紙ごみなど燃やせるものは燃料へ。ペットボトルや缶、ビニール、プラスチックは持ち帰るという形です。一応そこまで大量のゴミではありません。

しかしこれがここに住むとなった場合どうすべきか。
そうです。今結構問題となっている田舎暮らしのゴミ問題について。

ゴミを出すためには集積所にゴミを持っていく。そうすることで収集車がゴミを回収してくれます。しかしその集積所は町内会や自治会が管理しているわけです。町内会に入らなければ当然そこを使用する権利というのも無いわけです。法的にはゴミ集積所にゴミを出すのは自由なようですが、それでも自治会が管理しているわけですからね。自治会からしてみれば気分の良いものではないのでしょう。流石にそんな状態ではゴミ捨てはできません。

以前、小屋を買ったときに農家の人から「消防団に...」「町内会に...」という話がありました。しかし当方は住民票をここに置いているわけでもなく、住んでもいないわけです。そのためやんわりと断りました。

実際に住んでいるわけではないためこの断ったことに対して何かされることもありません。

そもそもゴミを出していないのでトラブルにすらなっていないわけです。法的に問題ないから別に出してもいいでしょ!とは流石になれませんよね。
ゴミを出せないとなると自分で持っていくか、直接小屋のところまで取りに来てもらうかのどちらかになるのでしょう。ここに関しては確認しなければなりませんね。

自治会の言い分もわからなくはありません。加入して町内会費を払っていないのであればゴミ置き場は使わせない。そうなるのは当然のことです。金も払わずに使おうとしているわけですからね。
そう考えると行政の対応に問題があるんだと思います。

自治会とは名前の通り自治をある程度与えていると思いきや何の権限もない集団です。自治権なんてないわけです。それなのに行政はゴミ問題を自治会に任せているという状態です。

恐らく戦前や江戸時代、もっと古い時代。ムラ社会というのは一定の自治が与えられていたのでしょう。とくに農家は助け合わなければ収穫すらできません。村を一つの個体として、その村独自の規律に則り助け合いながら生活をしていたのでしょう。当然その規律を守らない人は村八分となり、爪弾きにあったのでしょう。ムラの法律に従わなかったことによる刑罰のようなものなのでしょう。

その村八分が現在でもあるわけです。
大分とかでちょっと問題になったことがありますが、これってどこの村落でも起こる問題です。当然当方の所有する山林界隈でもあり得る話なんだと思います。昔であれば自治があったのでそういった規制を設ける、懲罰を与えるというのは正しかったのでしょう。今現在は自治というものはありません。また助け合いというのも昔のような助け合いがなくなっているわけです。

消防団、ゴミ捨て、夏祭り。

これくらいでしょうか。助け合いというより馴れ合いに近い感じです。
それであれば自治会や町内会といった何の権利もない団体なんて必要ないと思うんです。
ゴミ捨て場に関しては行政が管理。そうすればこのゴミ問題も解決するわけです。夏祭りや盆踊りは廃止ってことでいいんじゃないでしょうか。祭りやりたい人がいれば勝手に資金を募ってやるんでしょう。それを強制してどうにかするということがおかしいのです。もしくは町内会に一定の自治をちゃんと与えるかですかね。今のような中途半端な状態、行政の対応が村八分を生んでいるんだと思います。それでも問題が起きるのであれば当事者に問題があるんだと思いますが。

いじめはいじめられる方にも問題がある。

「いじめられる方にも」という話はタブーとされ、こんなことを言えばめんどくさい人たちが湧いて出てきそうですが、村八分は少なくとも爪弾きにあった人たち側にも色々と問題があるんだと思います。町内会を拒否したら「ゴミ捨てるな」と言われた。これだけ聞くと町内会って最低な組織のような感じがしますが、言い方とかそういうのが問題だったんじゃないかと思ってしまいます。

町内会「町内会は義務なんですよ」
非会員「なんだろう、ウソつくのやめてもらってもいいっすか」
町内会「ここに住む人たちはみんな町内会に入る」
非会員「なんかデータとかあるんですか?」
町内会「ゴミ捨て場使わせないぞ」
非会員「それ、あなたの感想ですよね」

こんな感じで対応されたら町内会の人も怒りたくなりますわ。そもそも町内会は何も悪くなく、行政の対応がダメだから仕方なく町内会が尻拭いをしているわけです。矛先を向けるべきは町内会ではなく役所です。それを間違えると村八分みたいな形になりいじめへと発展してしまうのではないでしょうか。

当方はいじめられないように処世術で対処してます。

農家の人「消防団があるんでよ」
当方「まじっすか!それやばいっすね!まじはんぱねぇ!あっでもダイジョブっす」

農家の人「自治会があるんでよ」
当方「まじっすか!じゃあここに住みだしたら自治会長目指しちゃおっかなぁ。その時声かけてください!」

こんな感じ。
こうすればみんなハッピーなんです。何の解決にもなってませんがこれ以降この話をされずにいます。ゴミ捨てはダメだとも言われていません。たぶん頭の悪い子だからそっとしておこうと思われたんでしょう。

ムラの役割というのは薄くなっていますが、そこに人が住む以上一切かかわらないというのは無理な話です。当方が所有する山林は人里離れていますが、それでも接点をゼロにはできません。人付き合いが面倒でもしていかなければならないわけです。とくに田舎であれば余計その付き合いは強くあります。それであれば無駄な摩擦が起きないような形で接するのが一番です。ときには町内会に入るというのもそこに住むための円滑な手段とも考えられます。年間数千円でより良い環境が手に入れられるならそっちの方がよいですからね。

自治会長の次は町内会長へ。当方が国政に進出する日も近いのかもしれない。

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Author:小鳥遊々
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小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

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