ドクダミだらけの山林の土地の駆除方法、除草の仕方。
新緑の季節。美しい緑が心を豊かにしてくれます。
たしかにみどりは美しいところがありますが、同時に厄介な存在でもあります。
萌えるということは木々だけでなく雑草も萌えるわけです。これより厄介な草刈りの時期が到来です。
前回山林に行った時の更地の様子です。少し草が生えてきました。まだ大丈夫かなぁといった何の根拠もない理由から草刈りはしませんでした。恐らくもうそろそろ草ボーボーになっていることでしょう。毎度毎度この問題には悩まされています。
草刈りは永遠に続くわけですが、山林を購入した当初とは少し様子が変わってきております。
私の所有する山林にはドクダミが大量に生えております。土地を購入した当初はそこまでドクダミは生えていませんでした。
しかし今ではこのようなありさまとなっております。
なんだったらドクダミの生える丘みたいな感じになっています。
以前は別の植物が生えていたのですが、草刈りや土を掘り返したりしたせいでドクダミが大量に生えだしたようです。もともとの潜在能力を引き出したといった感じでしょうか。
食用にもされるドクダミ。日本だとドクダミ茶くらいしか思いつきませんが、ベトナムや中国ではサラダ感覚で食べるそうです。日本のドクダミと違い臭いが少ないんだとか。私も以前ドクダミを生で食べました。食えなくはないんですが臭いがきついんですよね。
そして美味しくない。
漢方として役立てるとしてもこの大量のドクダミはいらないし、そもそも雑草です。どうやらすり潰したものは湿疹やかぶれに効くらしいんんですが、そこまで湿疹やかぶれになることもないし、そのような症状になったらステロイド剤使うんでドクダミは不要です。
つまり、ドクダミは私にとって不要。ただの雑草。
こういうことなんでドクダミ草殲滅計画を発動させなければなりません。
引っこ抜けばよさそうに思いますが、ドクダミって根深いんです。最近では畑にも生えるようになってしまいました。このままでは山林全てがドクダミの配下となってしまいそうです。いろいろと調べたところ駆逐方法はいくつかあるようなのでまとめてみました。
熱湯をかけて根を枯らす。
ドクダミは根が地中にある限り繁殖するようです。その根を駆逐すれば繁殖しないわけです。熱湯を注げば死滅するんでしょう。一部だけであればヤカンにお湯を沸かすだけで済みます。しかし1500平米もある土地分のお湯、沸かせないでしょう。そもそも湯をかけても表面だけで地中はちょうどよい温度になっちゃうんじゃないでしょうかね。お湯で枯らすというのはあまり現実的ではありません。地表に出ている部分は枯れそうですが、根っこはそのまま残りそうな感じです。
塩を撒いて枯らす。
これは一定の効果がありそうですが、その土地自体が作物が育たない土地になってしまいます。全く草木を植えるつもりがないのであれば塩を撒くというのもよいのでしょう。塩化ナトリウムを買って撒けばいいだけですからね。一応山林ですからね。出来れば緑は残したいものです。塩撒くとどれくらい死の土地になるんでしょうかね。
苦土石灰を撒く。
ドクダミは酸性の土地を好むようです。ドクダミが生えているということは酸性土ということです。作物の多くは弱酸性~アルカリ土を好むものが多いです。苦土石灰を撒くことで酸性をアルカリ性に変える。こうすることでドクダミの育ちやすい環境を変えるという方法です。別の草も生えやすくなり、ドクダミも駆逐できるのであれば一石二鳥です。これは検討すべき方法です。
ミントを植える。
ミントもドクダミと同じ地下茎で繁殖するようです。ドクダミよりもミントの方が利用価値がありそうですよね。ラープにも使えるし、カクテルにも使えるし。ドクダミでカクテルは作れないですからね。
繁殖力の強さはドクダミと同じくらいなんだとか。ただ繁殖したミントは香りもさわやかさもないんだとか。それじゃあただの雑草ですよね。
除草剤を撒く。
恐らくこれが一番良い方法なんだと思います。除草剤を撒けば一定期間不毛の土地となりますが、時間とともに復活します。ドクダミを駆除した後、ある程度期間をあけ、別の植物を植えればドクダミもいなくなるというわけです。過去に除草剤を撒いた場所がありますが、そこにはドクダミが生えていません。ほかの草もそこまで成長しない状態ですが。でも効果があるというわけです。
除草剤のため全てに撒くことはできません。部分部分で撒いていくしかありませんね。
除草剤を撒く、石灰久土を撒く。
このあたりが無難な形なのではないでしょうか。ミントを植える方法は今度はミントに占領されることになりそうです。できれば食べて美味しく背丈の低い雑草が増えるとよいのですが、そういうのってないんでしょうかね。
これから先、雑草との戦いが続きます。山林に行くたびにまずは草刈り。畑の草むしり。それをしなければなりません。その作業を軽減するために、まずはラウンドアップを手に取ります。雑草との戦いは始まったばかりです。