車中泊で必要なUSB扇風機。やはり首振りは重要ポイント
ついこの間まで寒かったのに気が付けば地獄のような暑さとなっております。日中の車内は50℃以上です。千葉の山林でもこれは同じです。夜になれば15℃くらいまで落ち着きますが、日が出れば暑い。日が落ちても温度が落ち着くまで一定の時間がかかります。エアコンをつければ解決するのでしょうが、出来ればそれはしたくない。エコとかそういう理由ではなく、あまりアイドリング状態でエンジンをかけるのが車によくないと思うんです。そのためそれ以外の方法で室内を快適にするしかありません。
一番は窓を開けることなんでしょう。
外気はそこまで暑くありません。窓を開ければいいだけです。しかし虫の王国である山林で窓を開けようものなら室内は虫だらけとなってしまいます。そのためバグネットなどを設置して虫が入ってこないようにするわけです。
しかし窓を開けただけでは空気が滞留するだけで大した変化はありません。換気をする必要があります。そのため私は自作で換気扇を作りました。自作といってもプラダンにPC用の冷却ファンを取り付け、ガムテープでとめただけです。それでもある程度の効果が期待できます。
ちょっとガムテープの所が不格好なのと、ガムテープが車内温度に耐えられないようなので修正しなければなりませんが、とりあえず使えています。ただこれを動かすためには電気が必要です。バッテリーを使うのも一つですが使えば電池が減るわけです。電池は有限です。出来ればあとに残しておきたい。
そのためのソーラー発電ですよね。なんだかんだでこれが重宝しています。発電量は少ないですが小さいため取り扱いもしやすいです。USB挿せばファンも動かせるわけですからね。停車時にこのようにすれば換気扇も動かせるわけです。将来は屋根にソーラー取り付ける予定ではありますが、今のところはこれで満足しております。
このように風の力で車内温度をどうにかこうにかしているわけです。あとは室内に関してです。
室内もやはり風の力を利用します。扇風機です。車中泊はやはりこれに頼るしかありません。
ペルチェ式の~とか冷却式の~とかいろいろと考えましたが、ただ風を送る。もうこれしかないでしょう。車は移動できるわけです。暑ければ涼しい場所に行けばよい。それが一番の解決方法です。それをしてもなお暑いのであれば扇風機を使用すればよい。それだけです。
ただ扇風機といっても種類は色々あるんです。
AC100V扇風機
DC12V扇風機
DC5V扇風機
こんな感じで種類があります。
AC100V扇風機は家庭用で使われる扇風機です。恐らく一番風量もあり種類も豊富です。
DC12V扇風機は車用のシガーソケットで動くタイプの扇風機です。これに関してはカーショップで売っています。
DC5V扇風機はUSBで動く扇風機です。私はこのDC5V扇風機を二台所持しています。
以前は三台所持していたのですが、一台潰してしまいました。そのため再度購入することにしました。
扇風機で重要なのが風量です。風を起こせなければ扇風機の意味がありません。風力が強いやつを探すのが一番です。恐らくDC5VよりもDC12Vの方が風力は強いでしょう。しかしシガーソケットタイプなので取り回しが面倒です。今回追加で買ったのもDC5Vでした。
そしてもう一つ重要なのが首が動くかどうか。首が動くかどうかは三種類あります。
一切首が動かない固定されたタイプ。
首は動くが手動タイプ。
自動で首が動く首振りタイプ。
自分だけ風を当てていても車内の空気は停滞したままです。そのため扇風機を動かしながら空気を循環させなければなりません。その際に首が自動で動くかどうかというのは重要なのです。
当然首が動けば電力を消費します。首が動くということは風の力を最大限出力できなくなるということ。
そのため私は、
一切首が動かない固定されたタイプ。
首は動くが手動タイプ。
自動で首が動く首振りタイプ。
の3タイプを用意しています。というより気づいたらこの形になっていました。扇風機はもう一台あるとシマリが良いんですけどね。
冬場は毛布とか寝袋とかがあれば寒いですが対処法があります。でも夏の暑さはどうすることもできません。窓を開けて風を入れ替える。これしか方法が無いわけです。それでも熱帯夜となれば窓開けていても暑いわけです。ただお伝えしたように車は動けるわけです。少し標高が高い場所に移動すれば涼しい場所も見つけられます。そうやって対処するのが一番でしょう。
クリップ式であればいろんなところに取り付けられます。とくにイレクターパイプだらけの私のエブリイはどこでも扇風機って感じで使えます。また助手席のアシストグリップに取り付けて窓を開ければ外の空気の入れ替えもできるわけです。USBの配線もイレクターパイプの中を通しているので邪魔になりません。
今後の私の目標は、
・自作換気扇を再構築すること。
・第二の換気システムを構築。
・ハッチバックを開けても虫が入らないようにすること。
このあたりでしょうかね。ハッチバックは先日改善できました。もう少し使いやすくしたいので対策が必要ですが山林で使うのであれば今のところ不便はありません。自作換気扇に関しては少しパワーが弱いんですよね。車内空気は排出してるんですが、もう少し排出量アップを目指したいです。ダッシュボードのソーラーパネルはある。でも常に窓を開けて換気扇を回すというのは防犯上あまり良くない。出来れば窓を開けずにソーラーで換気扇を回して空気の入れ替えが常に出来る状態を作りたいですね。
だいたいこういうの考えてるうちに寒くなるんですけどね。
車って結構隙間あるんで探せばどこかしら穴は見つかるでしょう。
ちょっと色々といじってみようかと思います。