山林生活

【DA17V】ハッチバックに自作網戸を取り付ける【エブリイ】

【DA17V】ハッチバックに自作網戸を取り付ける【エブリイ】

[更新日]
[著作者]

雨がシトシト降る梅雨時期ですが、雨が止めば暑くなる。夏ももう少しといったところでしょうか。

冬の車中泊は電気毛布に寝袋を使えば快適な環境が手に入れられます。寒いといっても北国のような死に直結するほどの寒さではありません。氷点下になるかならないか程度ですので着込めばとくに問題ありません、身動きし辛いとかはありますが、命にかかわる問題ではありません。一番の理想は着込む必要がなく快適に過ごせる気温です。しかし今の現状、そしてこれから先車中泊にとっては地獄の日々となるわけです。

冬は着込めば暖を取れる。しかし夏は脱ぐとしても限界がある。冷を取るのも限界がある。

もう脱ぐものないよ!一応パンツ履いてますがそんな状態に夏はなるわけです。

車の中は夜でも30℃を超える暑さです。日中は日差しの下だと50℃以上になるわけです。エアコンを使うにもエンジンフル稼働となるわけです。エコがどうのというより燃費の問題や車への負担が大きいためよほどのことがない限りエンジンをかけたままというのはしたくありません。そうなるとそれ以外の方法で涼しい環境を整えていかなければならないわけです。

ペルチェ式のファンを買いましたが、これも電力の問題があり望ましいものではありませんでした。車中泊は電気との戦いでもあります。そのため普通の扇風機(5V電源のやつ)を三台運用。それ以外に換気扇という形でPCファンを取り付けています。どうにかこれで過ごしているのですが、やはり足りないのです。

窓を全開にすれば外気と同じ気温になる。多少標高が高いところであれば涼しい環境を得られる。

実際に私が所有する山林でも夜は比較的涼しくなります。しかしその涼しさを得るためには窓を開けなければならないわけです。窓を開ければ大量の虫が入ってくるわけです。蚊に刺される程度で済むのであればよいのですが、少しヤバ目の虫もいるわけです。それであれば網戸でなんとかするしかありません。実際にエブリイでは助手席運転席には網戸を張っています。ほぼ窓前回の状態なわけです。

それでも開け足りない。

唯一開ければ開放的だが、これまで開けっ放しで寝たことがない場所。そうですハッチバックです。
荷台の後ろのドアが開けば開放的でさらには風の通りもよくなりそうです。エブリイの居住スペースは後方です。しかし窓が開いているのは前方。運転席助手席の空気は入れ替わったとしても後方の空気は入れ替わりません。でもハッチバックが空いていれば空気も循環して涼しくなるのではないでしょうか。

とはいうものの、そのまま開ければ虫が入ってきてしまいます。それを今日はどうにかしようと思いました。

昨年末に購入した網戸です。
マジックテープで取り付けるタイプのヤツ。購入したのはカインズでした。秋に買ったためか多少値引きされていました。

これを取り付けていきます。

■虫が入ってこないようにしっかりと取り付ける。
■運転に支障がない状態にする。
■取り付け、取り外しが楽な状態にする。

この三点です。
網戸は二つあります。そのため右と左に分けて中央で合わせる形を取ります。

網戸のとめる場所に関してはエブリイの内装を使います。天井の内張の中に強引にしまい込み、内張りのプラスチックの留め具で網戸も一緒に停めます。

そうするとこんな感じです。両端上にあるハッチバッグとボディがくっついている油圧式の金具?の部分に隙間が出来ると思いましたが、内張りの中にカーテンを押し込むことでそこは問題なさそうです。案外スムーズに取り付けることができました。

そしてボディの両側にマジックテープを張り付ける。それで網戸を固定します。下の部分はマットの下に網戸を入れる形にします。これでとりあえず虫が入ってこなくなりました。まだもう少し修正すべきところはありますが、虫が入ってこないようにしっかりと取り付けるという点はクリアです。

運転に関しても開けば特に視界を遮られることもありません。染めたままでも一応見えるので運転できます。取り付け取り外しに関しては真ん中の部分がジッパーのような簡単に取り付け取り外しができるヤツだともっといいいですよね。

少し強度に問題ありそうな感じですが、強く引っ張ったりすることもないと思いますのでこれで充分じゃないでしょうか。あとは網戸に防虫スプレーをかければよいだけです。

【DA17V】DIYで換気用のボーンバーを自作【リアゲート】
【DA17V】DIYで換気用のボーンバーを自作【リアゲート】

夏暑く、冬寒い車中泊。冬場は窓を閉めれば寒さを多少は凌げますが、それをすると湿度の問題が出てきます。冬場の方が換

以前私が自作したのですが、これがあれば道の駅とかの車中泊でも問題なくハッチバックを開けることができます。

夏の車中泊は涼しい場所に行って窓を開ける。それが一番良い方法なんでしょうね。さらに快適な環境を。ハッチバックに網戸をつけることをお勧めします。

それと、5Vの扇風機よりも12Vの車用の扇風機の方が風量が多いです。これまで5Vのものばかり見ていましたが、ポータブル電源には12Vのシガーソケットがついているのでそれも利用できます。車中泊ですからね。車で使う扇風機なのであれば12Vのヤツを買ってもよいと思います。

関連記事

【車中泊換気】サンバー換気システム第四弾
【車中泊換気】サンバー換気システム第四弾

冷蔵庫のない生活は今が初めてではありません。 新宿に住んでいた時、二年間ほど冷蔵庫のない生活をしていました。 冷蔵庫...

 
【DA17V】マルチシェードを自作したが、やっぱり買った方がよいのかも
【DA17V】マルチシェードを自作したが、やっぱり買った方がよいのかも

車中泊をするときに必ず必要となるマルチシェード。別にプライバシーとか一切気にしないとしても、やっぱり周りに見られるのは嫌です...

 
位置が高いのでイレクターパイプで車内テーブルを作りなおす
位置が高いのでイレクターパイプで車内テーブルを作りなおす

エブリイを購入して一年経ちました。旅行などには行けておりませんが車中泊はこれまで何度もしてきました。そもそも所有している土地...

 
下駄として買ったセロー225は林道とかに最適なバイクだった
下駄として買ったセロー225は林道とかに最適なバイクだった

GASGASのトライアルやらNSRやらを色々と乗り回していましたが、私はその時交通事故の病み上がりでした。リハビリをしつつバ...

 
【DA17V】DIYで換気用のボーンバーを自作【リアゲート】
【DA17V】DIYで換気用のボーンバーを自作【リアゲート】

夏暑く、冬寒い車中泊。冬場は窓を閉めれば寒さを多少は凌げますが、それをすると湿度の問題が出てきます。冬場の方が換気は重要にな...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS