UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型3は最適なクッカー
山林に滞在しているときの食事は買い食いです。最初の頃は自炊していました。しかし自炊って面倒なんですよね。
作るところまではなんだかんだで楽しいんです。でも後片付けが面倒なんです。そもそも都心にいても同じように後片付けが面倒と思っていました。洗い物とかやりたくないんです。山林だと洗うのが楽じゃありません。
水場、畑の中なんですよ。
食器とかそこまで持っていって洗うわけです。それがめんどくさい。出来れば油物は避けたい。
最初の頃はご飯炊いて味噌汁作ったりしていました。それがいつしかインスタント麺を作ることに。でもインスタント麺も鍋が油だらけとなるわけです。そして行きついた先はカップラーメン。つまりお湯を沸かすだけとなってしまいました。
パンとカップラーメン。そしてサラダか野菜ジュース。
全然、山林生活を満喫していない。
大自然の中、様々な作物が実る場所。車を少し走らせれば漁港もあり農場もある。このように豊かな食材が揃っているのにもかかわらず、食べるのはカップラーメンなんです。もっと自然を感じたい。
ほら、これは食べられるキノコなんだよ。この山菜おいしいんだよなぁ。
こういうのやりたいんです。
しかしこれをやるためには最低限の知識が必要です。まだここに行けるだけの経験値を積んでいないのです。そのためまずは最低限、ここで食事を作ることから始めたいと思います。
普通にガスコンロはあるわけです。そのためフライパンや鍋とか買ってきて調理すればよいだけです。でも少しだけアウトドアっぽいことしたいじゃないですか。山林を購入して以降、あまり興味がなかったアウトドア製品を見るようになりました。アウトドアといっても千差万別でそしてそれに合わせて種類が豊富なんです。そのような中で知ったのがトランギアのメスティンという調理器具でした。
調理器具といってもアルミの桶です。アルミは熱伝導率が高いため少量の火力で調理ができる。それでいて軽いというのが特徴です。登山など荷物を持って移動する人にはやはり軽い素材のものが良いようです。軽いの選ぶならチタンの方がよさそうな感じもしますが、チタンは熱伝導率があまり良くないんだそうです。
これがあればご飯も炊けるし調理もできる。値段も定価が1728円と手ごろです。
しかし、売っていない。一応Amazonで売っているところがありますが、値段がつりあがっています。またトランギアではないヤツもあるようです。どうやらキャンプブームで人気になってしまったようです。何軒かアウトドアショップを周りましたがどこも売り切れ状態です。ゴールデンウイークが明ければ多少落ち着くかもということでしたが、それでも販売されません。
そもそもトランギアのメスティンは値段が手ごろだからという理由で人気だったようです。手ごろな割に取り扱いしやすい。それがよかったわけですが、売っていたとしても定価以上の金額という状態です。
実際、メスティンが良いかどうかなんてわからないんで、諦めて別の商品を選択しました。
UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3という三点セットです。これがどうやらおススメのクッカーということで購入しました。
三つついているからお得というなんだかテレフォンショッピング的な要素が満載ですが、やはり調理をするのであれば複数のコッヘルが必要なんです。
ご飯を炊く用と汁物を作る用、そしてメインディッシュ。一汁一菜がこれで出来るというわけです。
三点セットの中身は鍋が二つにフライパンが一つです。
フライパンはフッ素加工がされているそうです。鍋はアルマイト加工がされているんだとか。
大きな鍋は約1リットルの水が沸かせて2合の米を炊くことができます。炊飯量としては充分でしょう。またこのサイズがインスタント麺に最適なんだとか。トランギアのメスティンの場合、長方形なのでインスタント麺を割って入れなければなりません。でもユニフレームのクッカーは四角いのでそのまま入れられるということのようです。これがあればご飯も麺も大丈夫ということです。
そしてもう一つの小さな鍋。こちらは600mlの水が沸かせて約1合の米を炊飯できるそうです。大きいやつでご飯を炊き、小さいやつで味噌汁を作る。サイズ感もちょうどよいですよね。
味噌汁とご飯が出来ました。あとはフライパンでおかずを作ります。これがあれば目玉焼きも作れるしスクランブルエッグも作れます。肉も焼くことができるでしょう。
コンロは一つしかありませんが、ご飯を炊き蒸らすのに10分~15分かかります。その間に汁物と一品を用意すればちょうどよい時間で出来上がります。米の浸水こそ時間がかかりますが、米を炊き始めてから調理が終わるまで30分くらいで済むでしょう。カップラーメンの3分には届きませんが美味しい料理が食べられそうな予感がします。
調理器具があるとかなりレパートリーが増えそうです。あとは食材を切ったりする加工する道具があれば山林生活もバラエティー豊かとなるのではないでしょうか。なんとなくアウトドア感が出てきましたね。これぞ山林生活といった感じじゃないでしょうか。