セルラーモデルのipadの再利用方法。カーナビに利用してみた
サンバーバンを購入したわけですが、残念なことに何の設備もついていません。
私、まだ山林に住んでおらず都内から定期的に通っています。場所が千葉のためアクアラインを使うこともありETCだけ取り付けてもらいました。
普通にアクアラインを通ると2470円ですが、ETCだと640円です。そのためETCだけは取り付けてもらいましたがそれ以外は何もありません。
普段行き慣れた場所であれば道も覚えているのですが、千葉の山奥です。周りに何があるのか、またこの道がどこにつながっているのかもわかりません。
今後資材の買い出しに行くこともあるでしょう。そのためナビが必要です。しかし、山林購入、車両購入、そして先々の機材や資材の費用のことを考えるとカーナビを購入できるほどの予算は無さそうです。
道を覚えるにしてももう若くないため記憶力も悪くなっています。そのため手元にある機材で何とか代用をしようと思います。
偶然にも自宅にipadが転がっていました。以前仕事の関係でipadをソフトバンクで契約。しかし持ち運びが不便なのであまり使わずじまいで放置されたままでした。
少し型式は古いですが「カーナビ」としての能力だけあれば良いということで、ipadを使用したいと思います。
最近のスマホアプリは普通のカーナビよりも優秀のようです。リアルタイムで渋滞情報が入るし、道案内もカーナビよりも優れているのだとか。
そのためハンズフリーでスマホが使えるアームが量販店で売られている。
タブレットPCであるipadといってもソフトバンクのセルラーモデルで且つすでに解約されています。そのため電波を拾うことができません。
格安シムを契約して利用するのも一つですが、この古い機種のために月額払うのはちょっと無駄な感じがします。
テザリングでつなげるというのも一つですが、それもそれで面倒。そのためオフラインでも利用できるアプリを導入しました。
利用したのは「map.me」というアプリ。本来であればmapfanやゼンリンが提供している地図アプリを使いたいところですが、無料で使えるということでとりあえずこのアプリを選びました。
全世界対応。事前にその地域をダウンロードしておけばオフラインでも使えるといった優れもの。ただ最短ルートを案内してくれるだけで道選びも怪しいところ。
実際に歩行者しか通れない道に案内されることもある。あくまでも地図を見るというだけの存在として考えたほうが良いかもしれません。
もう少し様子を見て必要であればゼンリンの地図アプリを購入する予定。ただこの車両で全国を回るわけでは無く、山林生活を円滑にするための車両ですのでこの程度のナビで問題ありません。
とりあえずはカーナビとしての機能を果たしつつあるipad。ほかにも音楽も聞けるし動画も見れる。
しかし夏場だとかなり熱を持つようで、車両に放置していたところ「高温注意」という表記が出て使用できなくなってしまいました。
エアコンを当てて冷まして使用するしかなさそうです。あと充電と利用電量が合わなく、長時間利用していると電池切れになるかもしれない。
まだ改善する必要がありそう。それでも使わなくなって放置されていたipadが日の目を浴びることになったので今は良しと思っている。
スピーカーをつなげばオーディオを増設する必要も無さそう。
ソフトバンクのセルラーモデルのためシムロック解除もできないかも?
そのため他社の格安シムカードを刺して使うことができずとりあえずはWi-Fiとオフラインという形で利用している。
※ネットで調べたところ脱獄しなくても偽装することで他社のシムカードを使えるようになるみたいです。
何も使うことのないただのごみとなっていましたが利用価値を見出せば何かに使えるようになります。
とくにカーナビは値段が結構高いです。道を案内するための専用機材ですので道案内の性能はピカイチなんだと思いますが、それのためだけにカーナビを購入するのは無駄な感じがします。
実際に近年スマホのナビが有能になっていることからカーナビの売り上げも落ちているのでしょう。
定期的に地図を更新のために費用を払わなければならないナビに対し、スマホはリアルタイムで更新は無料。どう考えてもカーナビはスマホに喰われた感じです。
カーナビだけであれば家にある古いスマホやタブレットでも十分役立ちます。私と同じようにカーナビが買えないという方はこの方法が最適そうです。