バイクのバッテリーあがり、自分で充電する。
去年の夏でしょうか。バイクを所有しているものの全然乗っていない。知人から譲り受けたもののその後一切乗っていない。そんな状態でした。そしてたまに乗ろうかと思ってもバッテリーが上がっている。充電するもうんともすんともいわず。結果的に毎回新品のバッテリーに交換しなければならない。
■バッテリー交換をする
■自賠責保険が切れているので加入する
■各種整備をする
いつも乗るときはこんな感じです。そのため「バイク乗りたい!」と思ったらその前に色々と諸問題をクリアしなければならないのです。そして昨年も7万円かけてバイクを乗れる状態にしました。
高いお金払って整備したんだ。これからはバイク人生を歩もう。これで山林に通うんだ!と言っていたのにも関わらず、行ったのは一度だけ。7万円かけて一日しか乗らなかったわけです。高速しんどいし、意外に疲れる。動かすのがめんどくさい。気が付けば冬となりバイクを放置したままでした。
もう、バイクいらないんじゃないか?
たしかにバイクは楽しい乗り物です。風を感じられる、走っていて気持ちよい。昨年の夏に乗った時も「やっぱりバイクは車とは違うなぁ」と思いました。夏は暑いし冬は寒い。走ると汚れるし持てる荷物にも限りがある。そして結構体力が必要。移動手段というよりもスポーツに近いという感じでしょうか。バイクは趣味性が強いんです。ではそこまでこの趣味に没頭しているかというとそうではありません。以前であれば毎日のようにバイクに触れていましたが、今はそのような気持ちも薄れてしまいました。放置して次使うときに軽く整備するだけで済むのであればよいでしょう。そこまで大それた整備が必要なわけではありません。問題はお金です。
ずっと任意保険払ってるんです。乗らないのに。
過去7年間。バイクに乗ったのは2回です。その2回のために毎月2500円を払い続けているわけです。
中断するというのも一つなのでしょうが、毎回乗るたびに中断した任意保険を再開しなければならないわけです。それはそれで煩わしい。おそらく再開せずに乗らなくなるのでしょう。
任意保険の費用は普段からバイクに乗っているのならばそこまで大きな出費ではないのでしょうが、数年に1回しか乗らないのにその維持費が毎月2500円かかる上に乗るたびに整備をして自賠責保険に加入しまきゃならないんだったらもういっそのことバイクから降りようかと思いました。
このバイクから降りようかと思ったというのは過去に三度ほどあります。事故して死にそうになった時、駐禁が厳しくなり置き場に困った時、仕事が忙しく乗れない日々が続いたとき、そして今回で四度目。四度目の正直、今回バイクを降りようと思います。理由は体力面と金銭面から。
かといって、じゃあ今すぐバイクを友人に譲る、赤男爵やなんちゃら王に売り払うというのは寂しいものがあります。そうです。やはりバイクから降りるのであれば卒業式はやらなければなりません。ラストランをしたいんです。
ということで早速ですがエンジンをかけたいと思います。
まぁ当然ですがバッテリーあがっています。
毎度のことです。でも今回はバッテリーを新しくしてから半年ほどしか経っていません。つまり充電すれば使えるんだと思います。そんなわけで充電していきます。以前は色々なバイク用品を所持していましたが乗らなくなりどんどん捨てていきました。でも充電器だけは残してありました。バッテリーの電力不足になるというのは今回が初めてではなくこれまでもずっと悩みの種でした。それを回避できる方法はないかと色々と試行錯誤していた時期もありました。そして行きついた先が、カラにならないように充電するという至って普通の対処法でした。
これをコンセントに挿してバッテリーに繋げるだけ。普段からこれをしていればバッテリーを空にすることがないのでしょう。ただコンセントが近くに無いとこれで充電は出来ないですよね。毎回乗り終わったらバッテリーを下ろして充電をするというのも難しいでしょう(ちなみに放電をする無くするために毎回ターミナルは外してました)。一軒家であれば利用価値がありそうですが賃貸だと使い勝手が悪いですね。
そういう人のためにこんな感じでソーラーパネルで充電するやつもあります。コンセントいらずで充電が可能です。発電量は少ないですが自然放電で減った分くらいは発電できるんじゃないでしょうか。青空駐車であればこれでバッテリー切れという心配はなくなるでしょう。以前、これを買おうとしたのですが、屋根付きの駐車場だったので諦めました。できれば日々乗るのがやっぱりいいんでしょうね。
充電ランプが切り替われば充電完了となります。過充電保護もついているようなのでターミナルに取り付けてコンセント挿すだけで問題ありません。ガソリンスタンドにバッテリーを持っていけば充電してもらえますが、持っていくためには取り外さなきゃならないし、持っていかなきゃならないし、持って帰って取り付けなければなりません。そしてそれをしたとしても必ずバッテリーが甦るというわけではありません。
キュルキュルキュルキュル....ジ...ジジー....。
せっかく充電したのにエンジンがかかる前に電力が足りなくなってしまうこともあるわけです。自分で充電できる環境があるのならばこの心配がないわけです。充電してみてダメであれば新しいバッテリーを買うしかないのでしょう。それを見極めることができるというのは素晴らしいです。ちなみにこの充電器は車でも使用できるので普段は車に積んであります。
一日で充電完了。問題なくエンジンも始動しました。とりあえずガソリンスタンドに行って給油。そのついでにタイヤの空気圧も調整しておきました。自賠責もまだ残っています。さて、早起きして走りに行こうと思います。行き先はやっぱり伊豆ですかね。