山林生活

【オートバイから降りた日】最後のツーリング。伊豆へ。

【オートバイから降りた日】最後のツーリング。伊豆へ。

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私が免許を取ったのは成人してから。移動手段のためにバイクを購入したのですが、気付けば毎日のようにバイクに乗っていました。
一生このまま乗り続けるのだろうとその時は思っていました。しかし大人になるにつれバイクに乗る機会も減り、気が付けば数年に一度乗ればよいという具合に。このままダラダラとバイクを所持しているよりも、もういっそのこと断捨離してしまおうではないか。体力的な問題、金銭面もありますがバイクを降りる決断をしました。

でも最後くらいひとっ走りしたいじゃないですか!そんなわけでバイクにまたがったんです。しかしずっと乗って無かったためバッテリー切れ。

バイクのバッテリーあがり、自分で充電する。
バイクのバッテリーあがり、自分で充電する。

去年の夏でしょうか。バイクを所有しているものの全然乗っていない。知人から譲り受けたもののその後一切乗っていない。

そんなわけでラストランのために整備をしました。

そしてバイクの整備も済んだのでこれより最後の走りに行きます。
ツーリングに行くとなるとアクセスしやすく適度に峠道がある伊豆方向になります。
若いころは高速費用が安く済む第三京浜、国道一号、西湘バイパスで箱根に抜けていました。年喰ってからは東名高速と小田原厚木道路経由で行くように。どちらのルートを使うにして行くまでにも距離もあり時間もかかります。そのため早起きしていくことが多いです。今回も朝六時に出発です。
海老名に立ち寄り、その後箱根新道の入り口のところで休憩。箱根新道につくころには7時30分ころでしょうか。そこから熱海峠を抜けて伊豆スカイラインへ。以後はノープランという感じです。

久しぶりのツーリングです。一応昨年の夏に千葉の山林までバイクで行きました。

【オートバイから降りた日】最後のツーリング。伊豆へ。
【オートバイから降りた日】最後のツーリング。伊豆へ。

私が免許を取ったのは成人してから。移動手段のためにバイクを購入したのですが、気付けば毎日のようにバイクに乗ってい

伊豆にバイクで行くのはちょうど今から四年前です。最後のツーリングなので楽しみたいと思います。

本来であればまず海老名に寄るんですが、とくに海老名に用事がありません。休日はサービスエリアも朝から混んでいます。そんなわけで立ち寄らずにそのまま小田原厚木道路へ。バイクにETCをつけているので料金所の手前でガサゴソ財布を取り出す手間が無いのは良いですね。このETCも今日で最後。結局二回しか使っていませんでした。

以前は箱根新道の料金所のところで食事を済まていましたが、もう店がないのでその手前のパーキングで朝食を済ませます。だいたいこの時期に食べるのは暖かい蕎麦。そしてちくわ天入りです。
今回は寒いです。日中は20℃を超えるとの話ですが、まだ早朝。道路わきに設置された温度計は5℃でした。服は問題ないんですが、グローブが夏用のしかありません。冬用グローブはだいぶ前に捨てちゃったんですよね。かといって今日だけのためにグローブ買うのもバカバカしい。ここは我慢しかないんですが、ちょっとしんどい。すでに帰りたいモード。

いつもであれば小田原厚木道路を降りたところでガソリンを入れたり休憩を挟むんですが、蕎麦食べた後はどこにも立ち寄らずに山を登り、十国峠まで来てしまいました。店はまだやっておらず山の上はさらに寒いです。

富士山が綺麗です。これまでのツーリングはほぼ景色見ていませんでした。こうやって立ち止まって景色を見るのもよいもんですね。

十国峠のレストハウスは営業時間外なので伊豆スカイラインの入り口でトイレを済ませます。

これよりどのように進むか。
伊豆スカイラインの熱海峠ICは伊豆半島の北側。これよりどこまで南下するかです。
伊豆スカイラインの終点の天城高原ICまで行き伊東から東海岸を北上するか、もしくはさらに南下して伊豆の先端まで行くか。冷川ICで降りて西伊豆スカイラインに向かうか。色々と悩んだ結果、その手前の亀石ICまでの入場券を購入。

まっすぐ帰る気マンマン。

亀石ICまで行って、亀石で降りてまた伊豆スカイラインに乗って同じ道を戻る一番距離が短いツーリングルートです。行ってただ帰るだけ。まぁツーリングなんて基本的に行って帰るだけなんです。ちょっとルートがクソなだけです。

まだ朝の7時30分ですが休日のためバイク乗りが結構います。「今日は20℃です」という言葉に騙されて来た人たちが大勢います。現在の気温もまだ10℃以下です。

8時前に亀石パーキングに到着。
予定では10時頃に到着だったのですが2時間も早くついてしまいました。お店が開くのは10時です。それまで時間を潰すのもアレなんで次に進みます。

一応ここが目的地?折り返し地点?です。そんなわけで記念撮影。
このバイクを所有して四年。一般的に見ればそこまで長くはないですが、飽きっぽい性格なので四年も所有したのは長い方なんです。ほとんどのバイクが一年所有していませんでしたから。それだけ愛着があったのでしょう。ちなみに乗ったのは四年間で三回だけです。

全然愛着とかなさそう。

最後だからそれっぽいことしたい!
以前は喫煙者でした。そのためバイクの休憩はタバコと缶コーヒーが基本でしたが、現在はノンスモーカーとなりました。
寒空の下で震えながら自販機で買った甘めのコーヒーにタバコ。こういうのもツーリングの醍醐味なんですけどね。今はそれができなくなったので缶コーヒーだけにしておきます。

甘めがいいといいつつ、健康を気遣って微糖を選んじゃう人。

なんだかこのまま帰るのもちょっと違うんじゃないかと思ってきました。
このまままっすぐ帰ると10時すぎに帰宅です。まさに朝駆け。バイクに乗ることに意欲を持ててるのであればこれも正しい乗り方なんですが、現状そのような気持ちがなく今回のツーリングは「最後だしちょっと乗った方がよいんじゃないか」という楽しくて乗っているのではなく儀式的なものなんです。そんなわけでこのまま帰るのはなんだかもったいない。そしてわざわざ伊豆まで来ているわけです。せっかくここまで来たんだからおいしいもの食べて、観光していくべきなんじゃないかと。そういうわけで亀石で降りて市街地に向かいます。

行った先は道の駅「伊豆のへそ」です。
ついたのが8時40分頃。9時にはお店が開くのでそれまで次の行先をスマホで探します。

近くには修善寺もある。ここ伊豆の国市も温泉があります。そんなわけでひとっ風呂浴びてこうかと思ったのですが大体が10時か昼過ぎにオープンのところばかり。それとコロナの影響で温泉を閉めているところも。つまり風呂に入れないようです。

お店が開いたので中に入ります。
道の駅「伊豆のへそ」は宿泊施設もあるようです。キャンピングカーも多くとまっていました。今度こちらまで車中泊しに来るのもアリですね。
今回こちらに立ち寄ったのは観光情報入手のため。道の駅に行けば近隣のパンフレットが置いてあります。それをみて観光地に行くのも新たな出会いがあるんで楽しいんです。

こういうの求めていたんです。世界で唯一ネコと触れ合える博物館。いいじゃないですか。しかし場所が伊東市。ここからだと再度亀石まで行って伊豆スカイラインで天城高原へ。ちょっと遠いので今回は辞退しますが近いうちに車で行くことにします。

にゃんと!?世界でここだけ!伊豆にある猫の博物館へ
にゃんと!?世界でここだけ!伊豆にある猫の博物館へ

伊豆へはバイクで頻繁に来ていました。一時期は毎週末伊豆まで来て一日走り回っていたこともありました。でも現在はバイ

なんか探すのもめんどくさくなってきました。
朝ご飯を食べましたが、せっかくここまで来たわけです。もう飯食って帰る形にします。そんなわけで行った先は沼津港です。

ここに来れば海産物食べられるでしょう。シラス丼とかそういうの食べればツーリングしたんだな感が味わえます。しかしどの店も混んでいます。まだ10時なんですが結構人がいます。そして満席の店も。

あと旨そうだけど相応の費用が必要です。これは、ちょっと考え直さなきゃダナ。どうしても観光地なので人が集まります。質が高いやつを頼もうとすれば高くもなってしまうんです。
沼津だったらいつでも来れます。財布と相談して今日は辞めました。そんな中をどうするか探していると、御殿場にこの時間から営業している温泉があるのでそちらに向かいます。これだったら箱根峠から芦ノ湖スカイラインで御殿場に抜ければよかったのかもしれませんが、こういう行き当たりばったりっていうのもいいんじゃないでしょうか。バイクツーリングは今日で最後ですし。

御殿場市温泉会館というところです。
こちら利用料金が500円(~3時間)と格安です。ナトリウム泉-塩化物・硫酸塩泉とアルカリ性単純泉と単純温泉の三つをブレンドしているそうです。そこまで大きな湯舟ではありませんが、富士山を眺望できるようになっていました。御殿場アウトレットモールのそばなのでアウトレットモールついでにこっちに来るのもアリなんじゃないでしょうか。

風呂にも入ったし、風呂上りのコーヒー牛乳も飲んだし。あとは帰るだけです。

海老名パーキングです。
ここにきたらツーリングから帰ってきたと感じます。海老名パーキングも混んでいたのでここでも食事をしません。結局今日は朝蕎麦食べて、亀石まで行って風呂入って帰ってきただけとなりました。まぁツーリングなんてそんなもんなんです。バイクショップのツーリングであればお店の人が目的地を決めたりするのでしょう。また仲間内であれば話し合って決めるんだと思います。一人の場合、その時の気分で決めるんで何もせずに帰ってくるだけの日もあるわけです。それもこれも人にもよるのだと思いますが。
最後のツーリングがこんなクソみたいなものとなってしまいましたが、これはこれでよいんじゃないでしょうか。

あとはこのバイクを次の人に届けるだけとなりました。
これで私のバイク人生も終焉となります。バイクに乗っていたからで会えた人も大勢います。バイクで事故をして死にそうにもなりました。でもそれが無ければ今が無いわけです。危険な乗り物というのは正しい認識ですがだからといってそれを理由にして「乗らない」「乗せない」のはよくないです。頭ごなしに「危ないから乗らない」と決めつけるのではなく、乗った上で判断した方がよいでしょう。

私は乗った結果「危ないから乗らない方がよい」という意見です。

次はどうしますかね。バイクを手放すとなった瞬間、次に買うバイクを考えてしまいます。

コイツ、バイク降りる気が無い模様。

もう乗らない、高速乗れるヤツは。
次に買うのは125ccがよいでしょうね。125ccだったらエブリイの任意保険の特約でバイク保険が使えます。そのため月額500円くらいの出費で済みます。高速乗れないのはデメリットですが125ccであれば駅前の駐輪場に停められます。買うんだったらフルサイズの2stのオフ車か、スクーターか、ハンターカブでしょうか。はたまたdash125を探すかでしょうかね。このバイクを選んでいるときが一番楽しいんですよ。

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