【人類の知恵】除草剤は世界平和に役立つはず
人類は元々狩猟や採集で生きてきました。
しかし狩猟というのは簡単なものではなく、その時々で得られる獲物は決まります。時には獲物が取れずに食べられない日が続くこともあったのでしょう。そのため人は栽培をして収穫をする農業という技術を身につけ、安定した食糧需給を目指したわけです。それが遥か2万年前のお話。
それから2万年間、様々な苦難を乗り越えてきたのでしょう。
時には作物の病気で収穫できなかったり、イナゴの被害が酷かったり、天変地異で育たなかったりと色々なトラブルを人は経験してきました。飢餓や食糧難を経てその都度対処法を考え、病気に強い作物を育てたり、災害の無い治水工事をしてきたわけです。このように人は技術や知識を得て進化してきたわけです。
しかし作物は生き物なので2万年経った今でも悩みの種というのは残ったままです。
そう、この山林でもその悩みというのは続いているわけです。
山林は雑草だらけでどうすることもできない。毎回来るたびに草刈り機で除草作業をしなければならない。作業時間は短いものの準備をしなければならず、除草しただけでその後なにもやる気が起きない。この悩みは土地を持つ人にとって大きな課題となっているでしょう。
イナゴの被害や天変地異によるものとは程度の違いはあれど、このように悩みの種があるわけです。
しかしどうでしょう。除草剤の効果というのは。
普段であれば一カ月で1メートルくらいの高さまで雑草がのびていますが、まさにぺんぺん草すら生えない状態になっています。除草剤が撒かれていない部分は青々と茂っていますが、蒔いたところは枯れたままです。除草剤は甘えである、除草剤なんて環境に良くないという考えからずっと除草剤は撒かないという信念があったわけですが、この差を観て思いました。
これからは毎年春になった際に撒くこととします。
除草剤には発がん性物質が含まれるというニュースを目にしましたが、癌になるよりも作業が面倒な方が嫌です。どちらを取るといわれれば癌になることを選択します。そもそも私の家系は父方も母方もほぼ全員癌で亡くなっています。つまり癌のハイブリッドなんです。早かれ遅かれ癌になると宣告されているわけです。今のところまだ大丈夫なようですが、来年には蝕まれているかもしれません。もしかしたら今日明日にはそうなっているかもしれません。いつでも癌になる可能性があるわけです。癌になるのは穢れた血を持つ我が一族の定め。それであればそれを受け入れていくしかありません。
除草剤を撒くことにより寿命が一年縮まるかもしれませんが、その程度で済むのであれば撒きますね。それの方が楽ですからね。今回は一部分でしたがもっと大々的に撒こうと思います。
気になるのは柿の木に関してです。
こちらの柿の木は前回来たときに植えました。若干枯れかかっています。植えた後に除草剤を撒いたからそのせいなのではないかという不安があります。とくに所有する土地は傾斜地です。柿の木は低い位置に植えました。つまり、高い方で撒いた除草剤が低い土地のほうに流れてしまうこともあるのかもしれません。
でもどうやら違う理由のようです。
調べたところ植え替える時期が不味かったようです。梅雨明けのタイミングでしたからね、やはり根がつくまでは土地を湿らせて水分がいきわたるようにしなければならないみたいですが、そういうの気にせずに植えました。しかも植えたところはそれまでトイレとして使用していた穴の場所ですからね。
肥料はたっぷりあるわけですが、水が無いわけです。人間だってパッサパサの食べ物出されたら口の中の水分持ってかれるわけです。カロリーメイト、水分無しで食べられますか?それと同じです。突然山の中に連れてこられ、栄養たっぷりのところに押し込められる。そして一カ月まともに水が与えられない。そりゃ枯れますわ。しかもその栄養たっぷりっていうのが肥料ではなく人糞ですからね。出したままそのままってやつです。
とりあえずまだ全部枯れていません。これより雨の日も多くなります。実際に本日も降ったりやんだりを繰り返しています。もう少し様子見ですかね。どちらにせよ今のサイズでは柿は成らないです。そもそも柿の実がなるかどうかも不明です。来年の春にまた葉が出てくることを期待して待つだけです。
畑のオクラです。一週間前に親が一部を収穫してきました。残りはまだ小さいからそのままといっていたのですが、すでに食べられないサイズになってしまいました。大きければその分量多く食べられると思ったら大間違いで、収穫時期を逃したオクラは食べられません。一週間でゴミとなってしまうわけです。こっから種を取り、来年植えてみるというのもありなんでしょうかね。
そんな中でもサイズが小さいやつがあったので食してみました。
小指サイズですが生でも食べられます。
元々私は畑で作物を育て「今日のご飯はどうしようかなー」と言いながら畑から作物を収穫し、それで晩御飯を作るというのを夢見ていました。しかし現実はそんなに甘いものではありませんでした。ここに住んで生活をしていれば作物の育ち具合が分かるのでそれに合わせて収穫、調理をしていけばよいのでしょうが、残念ながら月に数日滞在するだけだと気が付けば枯れていた、育ちすぎて食べれなかったということになるわけです。それを避けるためには週に一回は山に来るくらいのことをしなきゃならんってわけです。
それはなかなか難しいもの。いまのような感じになってしまうのは仕方がないのでしょう。でもそんなつかの間のなかでも収穫して料理をすることも出来るわけです。
料理と呼ぶのは憚られますが、インスタントラーメンにオクラを入れてみました。これでもれっきとした料理です。とはいってもやはりこれだけだと寂しいもんがありますね。来年はもう少し食材が増やせるようにしたいです。
というより、やはりインスタント麺はサッポロ一番に限ります。
今回安かったからということで別のブランドの味噌ラーメンを購入しました。というのもずっとサッポロ一番だったので味の変化が欲しかったのです。しかしやはり味噌ラーメンはサッポロ一番なんですよね。オクラがどうのとか以前に麺があまりおいしくないというところが気になってしまいました。それと年齢的にインスタント麺がきつくなってきております。昔は何も気にならなかったのですが食べているうちにもたれてくるんです。これに関してはサッポロ一番でも同じです。そろそろノンフライ麺に移行しなければならない年になったようです。
来年はノンフライ麺で野菜たっぷりラーメンを。