山林生活

‐【輪廻転生】ウンコが柿の実になるまで【いつの日か】‐

【輪廻転生】ウンコが柿の実になるまで【いつの日か】

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今回、柿の木を持ってきました。この柿の木は実家で親が育てていた柿の木です。柿の種を蒔いたら芽が出てここまで育ったそうです。しかし植木鉢だとこれ以上成長しないため山林に植林してほしいということで持ってきました。

当方も子供のころに柿の種を植えたことがあります。

植えれば芽が出て柿が食べられる。そんな浅はかな考えから植木鉢に入れて育てました。
一応ある程度の大きさに育ったのですが実はならず。そのまま忘れ去られていました。

このように何かを育てようとしていた。当方はそのことからこの“農業ライク”なことを繰り返していたようです。

はたしてこの木には柿がなるのでしょうか。

問題はこれをどこに植えるかです。
畑に植えるわけにもいきません。とくに柿の木とか年数経てばかなり大きな木になるわけです。当方の畑は造成された畑です。あまり規模の大きなものを作るのには適していません。
また畑以外に植えるとしてもどこが一番なのかというのもよくわかりません。

まぁ日当たり良好なところが一番良いのでしょう。木なんてほっといえば勝手に生えてくるもんです。たぶん植えるためには穴を掘ってそのまま突っ込めばよいんでしょう。

穴を掘ってそのまま突っ込めばよい。

ちょうどよい穴があるじゃないですか。
当方はこれまで山林に色々と穴を掘ってきました。
最初は井戸を掘りたいという気持ちで穴を掘りました。この山林には水道がない。そのため最初に行った作業が水を求める作業でした。山で暮らすといえば川の水を使うか井戸水を使うか。川は通っているものの農業用水。そのため井戸を掘ることとしました。というわけでスコップ片手に意気揚々と掘り出したのですが全く水は出ず。水が出る出ない以前に深く掘れない。人一人埋める程度の穴しか掘れませんでした。

そのため井戸掘りはすぐに断念。

しかしせっかく掘った穴、何かの役に立たないかと考えた結果、その穴は別の目的で利用することとなったのです。

そうです。トイレです。

この山林には文化的なトイレがありません。

便座が暖かい、ウォシュレットがある、勝手に水が流れる...。最近のトイレは日々進化をしています。

昭和から平成、そして令和へ。
昭和の頃は汲み取り式だったのでしょう。それが水洗となり、これよりAIが搭載されたトイレなんかも出来るわけです。
このようにトイレも進化しているわけですがここにはそんな最先端のトイレは無いわけです。

小屋暮らしのトイレのイメージってコンポストトイレだと思います。
便をたい肥化するってやつです。自分の便をたい肥化させて使用させるなんてなんてエコロジーなんでしょうか。
ある意味最先端だと思います。皆さん、こんな感じの小屋暮らしをイメージされていると思います。

しかしここにはそんなものはありません。当方のトイレは山林のそのへん。つまり野グソってやつです。

人生で野グソをしたことがありますか?

当方はなんどもあります。
とくにここ三年くらいでその頻度は高まりました。なんだったら今朝もしているくらいです。これが日常です。
日常ではありますがそれは全く文化的ではありません。
ボタンを押せば水が流れるのが当たり前になった現代で水洗じゃないどころかそのまま大地に解き放っているわけです。

こんな感じでお外でお手洗いなわけですが、さすがに出してそのまま放置というわけにはいきません。
そのため穴を掘っていたわけです。要はぼっとん便所ってやつです。

ただ普通のぼっとん便所であれば汲み取るわけですが、一度手放したものに未練はありません。そのため汲み取ることなく、そっと閉じます。

通称、猫スタイルです。

本来であれば木くずや微生物と混ぜて分解させる、つまりコンポスト的なことをすべきなのでしょうが、当方はそれすらしません。なぜかというとその辺に糞が落ちてるからです。当方のではなく動物のフンだらけなんです。

猿、鹿、イノシシ。これらの糞が普通に落ちてるんですよね。だから人のがそこに混ざっていたとしても何ら不思議ではありません。

糞はいつか土に返るわけです。

忙しい現代社会。人によっては分刻みで予定を立てている人も。でもたまにはゆっくりしてもいいじゃないか。
自然あふれる山林で長閑な時間を過ごしてみるのも。

そう、スローライフ。急がなくたっていいじゃないか。

いつか土に返るんだからわざわざ急がせる必要は無いのです。
砂かけておけばいつか消えてなくなる。間違って触るかもしれないけど、それは糞ではなく臭い土なだけです。だから触っても大丈夫。

といった感じで繰り返し穴を掘っては埋めてきました。あまり範囲を広げないために深めに掘って埋める。これまで作成したトイレは四か所です。もうそろそろ四か所目も埋まりそうでしたが、まだ若干の余裕があったのです。

そこに柿の木を植えちゃえばいいんじゃないか?

ウンコも貴重な資源となるわけです。当方のウンコは柿の木に吸収され、それで実がなる。当方の実が柿の実になる日がくるわけです。

これがまさに輪廻転生、サンサーラってやつじゃないですか!?
有情、輪廻して六道に生まるること、なお、車輪の始終なきがごとし。

車輪が回る如く終わらない転生。
ウンコだってもともと人間だったかもしれません。そして当方も元々柿だったかもしれません。

「これってもしかして、俺たち、私たち、入れ替わってるー!?」

前々前世はウンコでした。

これまでただウンコを垂れ流していただけですが、日の目を浴びることができました。
ウンコは成仏し、新たな形として生まれ変わるわけです。

世の中にいらないものなんてないんだ。

無駄を省け、いらないものは捨てろ。断捨離しろ。

本当にそれはいらないものだったのでしょうか。本当は必要なものだったのかもしれない。

無駄と決めつけること。そうやって何でもかんでも合理的にしようとする最近の世の中。
でもそれは間違っているのかもしれません。

いま、まさに流そうとしてませんか?
そのウンコ、もしかしたら無駄なものじゃないかも!?
何かの役に立つかも!?

まぁウンコは所詮ウンコです。肥料になるのかどうかもわかりませんからね。そもそも肥料は完熟させているから肥料になるわけで、出したままではただのウンコなんでしょう。栄養はあるのかもしれませんが、根腐れしないか不安です。若干今朝したのと根っこが近い感じがするのですが...。

これで枯れたら、ウンコは役に立たないってことです。

さて、現在この土地にはトイレがありません。
トイレがないと思うと急に催してくるんです。

ここをトイレとする!
これでお手洗いは5つ目です。3年で5つ。30年これを繰り返し続けると、トイレだらけになりそうですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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Author:小鳥遊々
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千葉に山林を購入しました。
小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

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