山林生活

【収穫祭】悠久の時を経てついにニンニクを収穫【自家栽培】

【収穫祭】悠久の時を経てついにニンニクを収穫【自家栽培】

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ニンニクは夏に死んでしまうらしいんです。死ぬというより一度休眠をするといった感じでしょうか。つまりその前に収穫をしなければなりません。雨が降ると腐りやすくなるんだそう。そんなわけでニンニクを収穫しに山に訪れました。

【ニンニクマシマシで】自家栽培のニンニクが総数80株に【大量生産】
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天気が崩れるということです。この時期はどうしても雨が多くなります。5月は落ち着くのでしょうが6月はまた雨ばかり。

ニンニクを植えたのはもらったものを含めて80株ほど。その半数は今年の春に植えたばかりです。そして新たに植えたニンニクですが芽が出ずに残念な結果となっています。生きているのを数えると約60株ほどでしょうか。そして後から植えたやつはやはりまだ収穫時期ではない様子です。このまま植えていても死ぬだけです。でも夏場どうなるかも知りたい。そんなわけで一部は植えたままにしておき、残りは全て収穫しました。

蕾が出てる苗もありますがこんな感じで枯れだしている苗もあります。枯れだすのは収穫のサインなんだとか。

中には大きく育っているものもありますが、ずっと成長しないヤツもあります。この差は肥料なんでしょうか。それとも個体差ってやつなんでしょうかね。とりあえず引っこ抜いていきます。
引っこ抜く際、手ごたえがないやつは収穫のタイミングなんだそう。もう出来上がって後は抜かれるだけってことなのでしょう。反対に手ごたえのあるやつはまだ成長するっぽいです。ちなみに半数は手ごたえがあるやつばかりでした。つまりもう少し収穫まで待ってもよかったっぽいです。しかしいつ来るかわからない。次来た時は腐ってなくなってしまっていましたではこれまで頑張って育てたのが水の泡となってしまいます。要は青田刈りみたいなもんです。

総数50株ほどでしょうか。一部ちゃんと抜けなかったヤツもありますが、一応収穫できました。
見た目ニンニクっぽいヤツもありますが半数以上は玉ねぎっぽい感じです。ニンニクのゴツゴツした形ではなく玉ねぎの丸っぽい形をしたものが結構あります。

ニンニクがどんな感じで作られているのかはわかりませんが、多分この根っこの先についたミニニンニク片みたいなのの集合体なのでしょう。早期に収穫するとこれが集合せずに玉ねぎみたいなものしか収穫できないっぽいです。本来であれば玉ねぎの部分が軸でその周りに根っこの先が集合するんだと思います。つまり半数は“腐ってやがる早すぎたんだ”ってことなのでしょう。

このニンニクですがこのままではありません。このままでも食せるようなんですがちゃんと干すことで旨味もアップして保存もできるようになるんだそう。そんなわけで一日畑の日の当たるところに放置しました。この後一カ月ほどかけて乾燥させていかなければなりません。そのため以後は小屋で乾燥させていきます。
しかし干し台は唐辛子を干すときに持って帰ったまま。そしてこの小屋には干すための器具というものが一切ありません。でも何もないけれども色々なものはあるわけです。それでどうにかしていきます。

脚立を足場にして鳥獣ネットの支柱を二本ガムテープでとめてその隙間にニンニクを挟む形で干すこととしました。たぶんこれで大丈夫でしょう。

これが玉ねぎっぽいニンニクです。これを干した場合どんなものができるのでしょうか。

こちらは誰が見てもニンニクと思える形をしております。こういう形のニンニクが80株出来上がる予定でしたが残念ですが出来上がったのはニンニクとは思えない形の残念な球根でした。
でも今回分かったことがあります。重要なのは肥料と日数のようです。しっかりと肥料を与えることで球根に栄養を蓄えるのでしょう。つまりウンコを取り込むってことなんだと思います。ウンコでは食べられませんがニンニクを介すことでウンコが食べられるようになるのです。
次もニンニクを植えたいと思います。どうやらニンニクは鳥獣だけでなく虫にも不人気のようです。葉が虫に食べられることもなく、獣に掘り返されることもありませんでした。そして植えてある状態でもニンニクの臭いがするので獣が近づきづらい状態になっている様子です。そのため次回ニンニクを植えるときはメインの場所ではなく周りに植えていこうと思います。畑全体をニンニクで囲むことでにんにくバリアができるわけです。虫も獣も近づくことができない畑が出来上がるわけですね。そしてニンニクも収穫できるという一石二鳥の畑の出来上がりです。ニンニクを植えるのは晩秋です。

しかし小屋の中がニンニク臭で充満しています。一部欠けたニンニクもあるためかなり臭いにおいがします。飲食店で嗅ぐニンニクの臭いは食欲をそそるんですが、小屋の中のニンニク臭はあまり良い臭いではありません。では自宅に持って帰るかというと、自宅がこの匂いになるのは勘弁です。そのため小屋に放置しておくのが一番なんでしょう。

ニンニクは肥料が必要だから値段が高いんだと思っていたのですが、収穫後に干す作業が必要なんです。この手間を考えると値段が高いのも当然なんでしょう。
ちゃんと干して乾燥させれば美味しいニンニクとなるはずです。アヒージョ的なものも作れるわけです。一カ月後どんな感じになっているのか楽しみです。

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