山林生活

【昆虫食】ホオズキカメムシを食べてみた

【昆虫食】ホオズキカメムシを食べてみた

[更新日]

唐辛子がいい感じに育っております。
苦節三年やっと作物が収穫できそうな雰囲気が出てきました。当然予断は許しません。とくに唐辛子の枝はもろいためすぐに折れてしまう恐れがあります。この山林は獣が多いです。唐辛子は食べませんが、獣の往来で踏みつけることもあるでしょう。それで枝が折れてしまう恐れもあります。そうならないように当方はどうすればよいか。

神に祈る。ただそれだけです。

かわいいトウガラシちゃん。やっと唐辛子っぽいものも出てきました。秋には収穫が出来そうです。
しかし唐辛子には前々から抱えている問題があります。

【トウガラシ】ホオズキカメムシが襲来。駆除方法と調理の仕方
【トウガラシ】ホオズキカメムシが襲来。駆除方法と調理の仕方

当方の愛犬である「ベス」です。愛犬といってもたぶん植木を入れる容器です。買ったのは7年前くらいでしょうかね。なん

そうです害虫被害です。

唐辛子に発生する害虫ホオズキカメムシ。今回も大量発生していました。採取した感じでは50匹ほど。これを放置していると木の力が弱くなり最終的に枯れてしまうんだとか。カメムシの採取は比較的簡単にできます。そして普通のカメムシとは違い、ホオズキカメムシは臭くないのです。簡単に取ることができます。しかし毎回こんな感じで大量発生するわけです。

カメムシを採取し、水に浸けて殺す。
カメムシを採取し、水に浸けて殺す。
カメムシを採取し、水に浸けて殺す。

命を殺生しています。殺生をしている理由は唐辛子を育てるため。唐辛子が何本取れるかもわかりません。そしてこの唐辛子がどれくらいの命を救うのかもわかりません。これまで殺したカメムシの数は150匹以上。果たして唐辛子はこの命の重みと一緒なのでしょうか。

命を頂く。

これは狩猟者として最初に教えられることです。殺すということ、命を奪うということは相応の対価を払うべきなんです。唐辛子を育てるためだけにカメムシを殺すことが相応の対価なんだろうか?やはり命を奪ったのであればそれを取り入れるべきなのではないだろうか?

飯盒の中のカメムシです。
流石に米と炊く勇気はありません。万が一食べられなかった場合、お米を無駄にしてしまいます。
ホオズキカメムシに関して色々と調べました。昆虫食をしている人にとってはメジャーな“食材”のようです。
味に関してはフルーティーな味で美味なんだそう。

これまでバッタとかその手のものは食べてきましたが、どれも飲食店や調理されたものを食べてきたわけです。自分で捕まえたものを調理するのは初めてです。なんだったら生きているもので調理して食べるのは魚介類以外だとこの虫がはじめてかもしれません。

とりあえず何が良いのかわかりませんので茹でます。昆虫食は病原菌とかあるので煮沸して問題ない状態にします。生で食している人もいるそうですがそのレベルにまだ達しておりません。茹でればたんぱく質の塊と思って食べられるはずです。

しかし明らかに虫浮いてますよね。ラーメン屋でこれだったら苦情レベルです。その苦情レベルのを食べようとしている当方がいるわけです。
これから世界は食糧困窮時代が訪れるかもしれないという話も耳にします。その問題を解決するのは昆虫食なんだそうです。栄養価もあり、そして簡単に採取できる昆虫は世界を救うわけです。

その世界を救う第一歩を、今この山林で果たそうとしているわけです。
それでは出来上がった料理を見てみましょう。

昆虫!明らかに茹でられた昆虫!
こういうのラーメンの中に入ってるの見たことがある!

見た目は虫ですが話によると味は美味しいとのこと。今回で50匹採取できているわけです。毎回来るたびにこんな感じで採取できるのであれば山林の食事事情も明るくなるわけです。

まずは素材の味を楽しむために何もつけずにそのまま食します。

やめておけば良かった。

だれー。フルーティーって言ったやつ!
口に入れた瞬間、身体が拒否反応を示し全て出してしまいました。

まず、食感は固いです。捕まえた時からなんとなくわかっていましたがカメムシは硬いんです。当然食感も好ましいものではありません。そしてそのような中で噛むと中身が飛び出してきます。

虫の味ってイメージだと苦い感じでしたがそうではありませんでした。フルーティーといえばフルーティー。青臭いといえば青臭い感じでしょうか。最大限盛って言えば青リンゴって感じでしょうか。

ウィスキーのテイスティング風で言うのならば、

「夏の空、群生した草を感じる香りと清涼感。鼻を抜ける香りは有機溶剤。山の中にある印刷工場。フィニッシュはただの虫」

ホオズキカメムシを食べるとシンナーっぽい香りが鼻を抜けます。恐らく青りんごでフルーティーというのはこの匂いによるものなんだと思います。旨いか不味いかで言えばマズイです。カメムシいっぱい余っていましたが、一匹食べてあとは肥料にしました。たぶんカメムシが食べているもので味も違うのでしょう。今回のカメムシは唐辛子を食べて成長しています。そのためカメムシ自体の味も唐辛子なんでしょう。しかし唐辛子といっても実ではなく茎の汁を吸っているだけ。つまりホオズキカメムシの味は唐辛子の茎の味なんでしょう。

コレってホオズキカメムシのタマゴですよね。これで量産して食糧難を脱する予定でしたが無理でした。

なんとなくいけそうな感じがしたんですけどね。昆虫食が少し流行っていたのでなんとなくそれに乗じてみようと思ったのですが、無理でしたね。以前からゲテモノ料理的なものは食べてはいるんです。しかしそれはゲテモノ料理として食べているだけです。

変わった食べ物がある。食べてみよう!やっぱこんなの食べもんじゃねーよ!

この「食べもんじゃねーよ」を味わうためにゲテモノ料理を注文するのです。その時は味なんて気にしていません。インスタ映えのために注文するのと同じようにゲテモノ映えをするために注文しているだけでした。ただ「ゲテモノ料理食べたことがあるオレSUGEE」をしたかっただけなのでしょう。

つまり食べたことがあるだけで、食べたわけではないのです。

ただ今後山で生きるとなった時、昆虫食は貴重なたんぱく源になるのでしょう。山云々関係なく世界が食糧難になった時、このカメムシを食べられるかどうかで生存率も大きく変わるわけです。その時までに慣れておく必要もあるのではないでしょうか。まぁその時に頑張って食べればよいだけなんですが。

カメムシは食糧ではない。
あれはただの虫です。食べもんじゃねーよ。

こいつ、食べられるんじゃないか...?

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Author:小鳥遊々
   (NOMA TAKANASHI)

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千葉に山林を購入しました。
小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

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