山林の畑。やっぱり夏は何もしないのが正しい選択。
天気予報通りに天気が晴れました。明日はまた雨のようです。つまり今日中にやるべきことはやっておかなければなりません。予定では新たな畑の開墾を考えていたのですが、雑草が酷い状態です。
まずは元通りにしなければなりません。
こちら青紫蘇を植えた箇所なんですがシソではない何かがだいぶ大きく育ってしまっています。とりあえず刈っていきます。どうせシソなんて生えてないだろうとネコソギ雑草を抜いていくと、紫蘇の香りがします。
よく見ると少ないですがシソが生えているじゃないですか。しかしこれ、分別するのがかなり難しいです。雑草だけ抜くというのが困難です。そもそも大してシソも生えてないし。今回、シソは育ちませんでしたということで見なかったことにします。
こちら大根を植えた畝ですが大根どころか雑草すら生えていません。つまり土がやばいってことなんでしょうか。
ちなみに除草剤をまいたところは雑草が生えだしています。除草剤をまいたところですら雑草が生えているのに肥料もあげて苦土石灰も蒔き耕した場所にぺんぺん草すら生えないなんてゼッタイおかしいでしょ。周りにはなんだかでかい雑草生えてるんですけど、本来生える場所に芽が出てきてないんです。
唯一、畝の中に生えていた植物。これ大根ですかね。葉っぱの形が少し違うような気がするんですが...。もう何も生えないのでしょう。
手元に前回植えた大根の残りの種と昨年植えたカブの残りの種があったのでこの場所に蒔いておきました。
サツマイモは半分以上消えてなくなっていました。掘り返した跡があるのでおそらく猿にやられたと思われます。前回植えた時もこんな感じでした。一部成長していますがもう死んだものと考えています。
サツマイモのコンパニオンプランツとして植えた赤紫蘇はなんだか育っています。栄養を与えていないのでそこまで大きくはないですが雑草に負けじと育っているようです。
バジルです。いい感じに成長しています。採取するのも面倒なんでそのまま放置することに。
生姜を植えたところです。もう諦めました。
唯一ちゃんと育っているのはサトイモくらいです。育っているといっても葉が大きくなっているだけ。サトイモが育っているかどうかは掘り返さなければわかりません。
サトイモの中で一つだけ大きく育っているのがあります。これには理由があります。前回の作業時に肥料の袋を誤ってこのサトイモの位置に倒してしまい、肥料が漏れてしまいました。それによりこのサトイモは大きく育つことになったのでしょう。つまり他のヤツは栄養が足りないというわけですね。
ということはこちらでしょう。先日肥料を水に浸けた液肥です。こちらを蒔いていけばよいんじゃないでしょうか。こちらも草に隠れてしまっています。
とりあえずサトイモだけでも大きく育てたいので、まずはこの液肥をサトイモに蒔こうと思ったのですが、この液肥かなり臭いです。発酵臭というより腐敗臭というべき臭いがします。下水の臭い、一昔前のバンコクの裏路地の臭いがします。有機物が腐敗して下水臭くなっている感じです。
多分ダメなヤツなんだと思うんです。でもせっかく作ったわけです。とりあえず一本だけ蒔きました。
蒔いた後もかなり強烈な臭いがします。風が吹くと臭いが周囲に漂います。この臭い、翌日もしていました。
蒔いた後色々調べたのですが、どうやら空気に触れていないため発酵が停まりこのような腐敗臭がするんだとか。空気に触れると再度発酵が始まり肥料として役立つんだそうです。発酵途中のものは蒔いてはダメなんだそう。まぁもう蒔いちゃったし、この程度でダメになることもないでしょう。
全ての雑草を抜くのは困難です。まだ7月の序盤ですがこの暑さです。8月になればさらに暑くなります。そのような環境でまた同じように草刈りが出来るはずがありません。そのため昨日考えたニンニク畑計画にしようと思いました。冬場であれば除草はいりません。春先もそこまで大変な作業ではないです。そんなわけなので秋から梅雨時期までが作物を植えている時期として夏から秋はそのままにすることにします。現状だと雑草を抜く際に作物を抜かないように注意しなければなりません。作物が植わっていなければ草刈り機を使い剪定し、そのあと鍬で掘り起こすこともできます。夏場は何もしないに限るというわけです。ということで畑の作業は今年の秋まで終了ということになりました。
ということで液肥の腐敗臭が漂う中で食事にしたいと思います。本日は牛肉です。前回来たときはサーロインステーキを食べましたが、脂身がしんどいので今回はオーストラリア産のモモ肉を用意しました。
それに付け合わせのニンニクを用意。自家栽培したニンニクです。
こちらをアルミホイルで焼いていきます。ニンニクのホイル焼きってやつです。ホイルの中にニンニクとごま油を入れて火にかけるだけです。
焼きだして早々にアルミホイルに穴が開きました。どうやら直火だと燃えて穴が開くんだそう。そのため二重にして少し脇に置きました。
肉が旨いです。サシの入った高級な肉もいいですが、この手の赤身の肉の方が「肉食ってる感」があっていいですね。調味料は塩コショウだけ。これだけでご飯のおかずになります。
ホイル焼きも時間をかけることでホクホクに仕上がりました。自分で作ったニンニク、美味しいです。
やっぱり冷蔵庫は一台あったほうがよさそうです。中古の安いやつでも置いとけば良いですからね。不在時は電源落として中身空っぽにしておけばよいだけです。冷蔵庫があれば食材を買い置いておくこともできるので長期滞在時に山を下りて買い物をするという作業も減るのでしょう。中古の冷蔵庫をちょっと買おうと思います。とその前に小屋の改修工事ですね。畑は放置することにしたので次からは小屋の内装に手入れをしたいと思います。