山林生活

【グリホサート】発がん性があるといわれている除草剤を撒く

【グリホサート】発がん性があるといわれている除草剤を撒く

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千葉に来ております。
あっつい!暑すぎです。コレ、日向にいたら死んじゃうレベルの暑さです。

山林って涼しいよね!

そんな涼しいなんて言ってられません。命にかかわるくらいの日差しです。この中で作業をしなければならないというのはちょっと嫌ですね。でも色々とやらなければならないことがあります。

とくにこの時期になると雑草の生え具合が半端なくなります。草刈機で一時間ほどで対処できますが、除草してもすぐ生えてくるのです。
大体三日ほど経てば生えだし、二週間もすれば元通りといった感じです。そのためこれより10月くらいまでは山林についたらとりあえず草刈りをしなければなりません。

この炎天下で一時間草刈りをしていたらたぶん死んでしまうのでしょう。休みながら少しずつ刈っていく。そして一日が過ぎるわけです。昨年も一昨年もそんな感じで過ごしてきました。

でも、今年の私はすこし違います。

毎回来るたびに草刈りをする。作業的にそこまで大変なものではありません。ただ毎回毎回来るたびに草刈りをするのもばかばかしいです。それであればそもそも草の生えない土地にしてしまえばよいのではないか?そうです。除草剤です。

除草剤に関しては過去に一度撒いています。撒いたといっても駐車スペースの一部分だけでした。ほかのところはこれまで通り草刈機で刈っていました。全体に除草剤を撒かなかった理由は、エコというか、なんというか。たぶん「せっかく自然豊かなところなのに薬撒いてよいのだろうか?」ということだったんだと思います。

除草剤ってなんだか体に悪そう。ベトナム戦争のイメージ。

そんなイメージがあるからあまり使いたくなかったのでしょう。
でも生え続ける雑草。これを来るたびに繰り返し、私は思いました。

毎回草刈りする方が身体に悪そう。

草を刈れば土が舞い粉塵が舞う。それを吸いながら作業をしているわけです。草刈機で亡くなった方もいらっしゃいます。では除草剤で亡くなった人はいるのだろうか?そんなの聞いたことありません。たぶん健康被害とかはあるんだと思いますが、草刈りで健康被害に遭うこともあるわけです。それであれば草刈りよりも除草剤のほうが安全なんじゃないか!?ということになりました。

ということで除草剤を買ってきました。
除草剤って結構いろんな種類があるようです。
メジャーどころは今ちょっと問題となっているラウンドアップでしょう。でも今回購入したのはラウンドアップよりも効果が強いやつを買いました。

ラウンドアップは撒いたら即日効果があるのですが、持続性は一カ月や三カ月ほどしかもたないようです。今から三カ月だと11月。そこからだと草の伸び具合もだいぶ収まりますがどうせ買うならもう少し強めのやつがいいです。なんだったら根絶やしにして欲しい。

今回購入したのは効果が半年持つわけです。
つまり年明けまでは死の土地となるわけです。持続性抜群の強いやつのほうがよいでしょう。
中途半端な対応が一番良くありません。

どうせ撒くならぺんぺん草すら生えない土地に!

ラウンドアップと似たような成分です。ラウンドアップに含まれる成分であるグリホサートが除草剤成分らしいのですが現在はその特許が切れており、ジェネリック除草剤として各社が販売しているようです。それの一つが今回購入した除草剤です。

ただこのグリホサート、どうやらこの成分が発がん性があるとかで一部の海外では規制対象となっているようです。

先月、オーストリアでこのグリホサートを使った除草剤の全面使用が禁止されたようです。禁止の理由はグリホサートに発がん性の“疑い”があるからなんだそう。あくまでも疑いということでとどまっているようですが、これまでの科学的証拠を積み重ねていった結果、その疑いも真実に近いということになったようです。これが事実なのであればグリホサートを使った除草剤は世界的に禁止される恐れがありますね。オーストリア以外ではベトナムでも禁止になったそうです。

そりゃベトナムも禁止にしますよね。
ラウンドアップを開発した企業モンテサントはベトナム戦争の枯葉剤を作成した企業です。
ベトナム戦争で問題となった枯葉剤ですからね。奇形児が産まれたり健康被害となり訴訟へと発展もしています。
グリホサートが仮に何の害もないとしてもベトナム国民にとっては受け入れることはできないのでしょう。

ちなみに日本だと規制対象外のようです。むしろ日本は規制ではなく緩和の方向に向かっているようです。
日本でも農家の人が多く使っているみたいですね。

楽して除草できるんだから!被害が出たら飲んで応援!

そもそも除草剤が健康にいいはずがありません。
だって草を枯らす効果があるんですよ。人体に全く影響がないわけないでしょう。

発がん性物質が含まれていてもおかしくありません。
むしろ含まれていないものと認識している方がおかしいのではないでしょうか。

身体に悪い。癌になる可能性もあるし寿命が縮まる、健康被害に遭うことも当然考えられます。
でも背に腹は代えられないわけです。身体を冒されたとしても除草したいのです。その方が楽だし、草刈りのこと考えずに済むわけですからね。

今年も草刈りをしなければならない。憂鬱だなぁ...ってなって精神が病んでしまうこともあるわけです。
それであれば多少身体には悪いけれども精神的、そして肉体的な負担を軽減できる除草剤を撒いた方がよいんじゃないでしょうか。例えそれで癌になったとしてもです。

日本はがんの死亡率が高いです。
そもそも日本人は癌との付き合いも長いのでしょう。例えば鰹節は発がん性物質が含まれるようです。そのため海外に輸出できないみたいです。とはいってもハムやソーセージだって発がん性物質含まれているわけですからね。タンパク質を焼けば大体発がん性物質に変わるんじゃないでしょうか。

ソーセージやめれます?鰹節無しで味噌汁やお好み焼き食べれます?旨いものには毒があるんです。

発がん性があるからやめましょう。
そんなこと出来るわけがないでしょう。

いまさら除草剤如きをどうにかしたところで何も変わらないのではないでしょうか。

どうやら健康被害のない除草剤もあるようですが、効果はもちろん下がるのでしょう。であればこれまで通り体に良くない除草剤を使い続けます。そもそも除草剤云々の前に日本ではいろんな問題を抱えているわけです。今更除草剤を辞めて安全です、なんていえる環境でもないでしょう。

発がん性物質を食べたくない、使いたくないのであれば火を使わずに生で食べてどうぞ。

私はソーセージも食べるし鰹節で出汁を取った味噌汁も飲みます。
そして除草剤も撒きます。

もちろん畑には撒いていません。そして除草剤の効果は半年です。
つまり来年は元通りということなのでしょう。でも半年間草刈りをしなくて済むのであれば嬉しいです。果たしてこの除草剤の効果はどの程度なのでしょうかね。
癌のリスクを負ったわけですので相応の効果を期待したいです。もしこれで期待通りの結果が出るようであれば毎年春頃に撒く形になるでしょう。

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