山林生活

素人がニンニクの自家栽培を目指す

素人がニンニクの自家栽培を目指す

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台風以後バタバタとしており山林に行けておりません。ただ行っておかなければなりません。この先いつ行けなくなるかわからず、恐らくこれから行かない日が出てしまうわけです。そのため行ける時に行かなきゃならんのです。とくに植えなければならないもの、そうニンニクがあるわけです。まずはそれを植えなきゃなりません。今回バイクで山林まで来て大した作業はできませんが、せめてもニンニクだけは植えておきたいと思い作業を始めました。

ジャガイモはいつ植えたのか、どこに植えたのかその存在すらわかりません。過去は振り返らない。春になったら腐った種芋を掘り返してあげようかと思います。それまでは静かに土の中で寝ていてください。

さて本日はニンニク植えるために訪れました。これやって帰る。罹災証明の写真撮影もそうですがニンニクの方が重要。小屋なんて壊れてなくなってしまえばいいのです。それよりもニンニクです。高いお金だして購入したニンニク。そのまま放置するのはもったいない。

こちらニンニクとなります。一カ月ほど前に購入しました。
ニンニクは寒い季節に植え収穫は梅雨前くらい。先日までまだ季節は残暑残る夏でした。暑い時期にニンニクを植えると芽が腐り育たなくなるんだそうです。恐らくジャガイモはその餌食となり地中で腐ってしまったのでしょう。

ジャガイモは誰でも簡単に育てられるって言ったやつでてこい。

ジャガイモはそんな感じでしたが、ニンニクはちょっと待ったがかかったわけです。このニンニクの苗、ホームセンターで購入したのですが1000円以上したわけです。苗や種は100円とか数百円で購入してきたわけです。それに比べるとかなり高額商品です。そのため躊躇してしまいました。

ちゃんと決まった形で植えた方がよいのではなかろうか。

ニンニクの植える時期は寒冷地だと9月下旬、暖地だと10月下旬くらいが望ましいようです。勝浦はどちらかというと暖地です。ニンニク栽培量が多い青森は恐らく寒冷地なんでしょう。そこから比べれば明らかに暖地の場所です。そのため購入した時期は若干早かったのです。しかしまだ10月の上旬。

全然望ましい時期ではありません。

でもまぁ今年は冷夏って話です。ニンニクを暑い時期に植えるのが問題な理由は地中温度が高く根腐れしやすいからなんだそう。冷夏だったら地中も冷たいはずなんです。私はニンニクの育て方に書かれている日付を信じるよりも気象庁が発表した「今年は冷夏」という発言を信用します。要は現在は10月中旬でも、気候に関しては10月下旬に準ずるものと考えられる。よって今時期に植えたとしても根腐れするようなことは全くないといっても過言ではないというわけです。

というわけで植えていきます。
ニンニクは肥料が必要とのこと。そして15cm間隔で深さ3cmのところに植えていく。あとは適当に放置して春ごろに追い肥をする。翌月も追い肥をして梅雨前に収穫をする。なんだか誰にでもできそうな簡単な作業じゃないでしょうか。とりあえず“ニンニクたちのベッド”を作ります。

植える場所は枝豆を植えていた場所です。一応耕していきます。枝豆を植える際にここには農家の人からもらった肥料をまいて土づくりをしました。そのため土はだいぶ柔らかく出来上がっております。まだ肥料の効果はあれどこれでは物足りないわけです。説明書には「しっかりと肥料を与える」という風に書かれているため、それであればそれにちゃんと従わなければなりません。

求めるものには与えたまえ。

今私ができる最大限のウンコです。今回3つの畝がありますので、各畝一つずつ牛糞たい肥を入れていきます。本来この一袋で事足りるのですが今回は“通常の三倍”で行こうと思います。三倍量のたい肥です。当然育ちも三倍となるはずです。

ただ、この畝のサイズで全てのニンニクが植えられるのだろうか?ニンニクはばらして植えます。そして15cm間隔で植えなければなりません。畝が足りなくなると肥料も足りなくなってしまいます。そのためちゃんと植えられるかどうかを確かめます。

まずはバラバラにします。一部若干腐りかけていたところがありますが、それも含めて植えていきます。個数は30個。ニンニクの育ち方がよくわからないのですが、この一片のやつが丸いニンニクとなるということなんでしょうか。もしそうだと30個のニンニクが収穫できるということになるわけですね。

15cm間隔で植えた場合、こんな感じです。1畝に10~11個植えられるのでちょうどよいサイズでした。ニンニクは獣に襲われづらい植物です。虫の問題もありますが、寒くなれば当分は大丈夫なのでしょう。唐辛子同様にちゃんと収穫できることを望んでいます。

あとは追肥、つまりウンコ追加をしなければなりません。またウンコお金で買わなきゃならんというわけです。一点気になったのが、これまで放置していた牛糞たい肥ですが、一袋だけ異臭がしてました。どぶ臭いというか腐敗臭がしてたんですよね。気にせずにそのままニンニク植えちゃいましたがはして大丈夫なんでしょうか。

最後にもしかしたら当分の間畑に来ない恐れがあります。そのため一部を生えないようにシートをかぶせておきました。こうすることで雑草が生えなくなります。この黒いシートが結構役立つんです。追加で買っておいた方がよいですね。

来年の6月頃には自家製アーリオオーリオペペロンチーノを作れるようになるわけです。また山林でもインスタント麺に「ニンニク入れますか?」が出来るようになります。ちゃんと育つようあとは神に祈るだけです。

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