港楽園に春告園、赤線街から生まれた四日市の歓楽街「西新地」

本日は四日市にきてます。こちらは近鉄四日市駅です。
三重県の県庁所在地は津市ですが人口が多いのは四日市市。近鉄四日市が県内で利用者が一番多い駅です。
そんな四日市の駅前には何があるでしょう。

あるのはぱちんこです。
四日市の駅前、ぱちんこ。
駅前にでっかいパチンコ店があります。三重と愛知でよく見かけるパチンコチェーン店。パチンコ屋が成り立つってことは四日市には需要があるのでしょう。

四日市市民、ギャンブル依存症っぽい。
そんなことありません。依存症じゃありません。確かに駅前にでっかいパチンコ店があります。
そのためパチンコ屋だらけっぽい感じがしますが四日市の駅前には二軒だけしかありません。
パチンコ業界は斜陽産業。
最盛期は18000軒あったホールも7000軒を切ってます。
かつては四日市駅前にも複数あったようですが二軒を残し全店閉店。このように四日市駅前はパチンコ屋がないのです。
では四日市の駅前、何があるでしょう。
駅前にあるのは飲み屋です。

四日市市民、アルコール依存症っぽい。

こちらは四日市一番街商店街です。
四日市駅前の一番栄えているところでしょうか。
四日市最大の繁華街で三重県最大でもあります。
飲み屋多めの四日市ですが一番街商店街は小売店が多めの商店街。

とはいってもかつての賑わいはなく小売店は減少傾向にあるようでシャッターが閉まってる店舗もあります。
これに関してはどこの地方も同じです。
車社会の四日市。ロードサイド型店舗に行く人が多いのでしょう。
ロードサイド型のイオンモールが人気のようです。商店街の衰退原因はイオンだとも言われてますがそのイオンの発祥地は三重県四日市。
そしてこの商店街にジャスコ一号店がありました。
商店街の破壊神の生誕地。
一番商店街はイオンの総本山だった。

大型店舗の出店は商店街の衰退原因、イオンが町を破壊する。
それも要因の一つでは ありますが小売店でも繁盛してる店はあります。
商店街の衰退原因ってただ単に何もしなかった、小売業者があぐらをかいてただけ。
商店が集まってるから買い物に便利だったけど大型店のほうが便利。
ジャンルごとに分類されてるから買い物が楽だし食料品も一か所で購入が可能。フードコートもあって家族連れで食事がしやすい。
そしてやっぱり駐車場が無料ってのが魅力的です。
商店街はお店によって仕様が変わるしジャンルごとに街区が設定されてるわけではない。
なにより商店街は駐車場がない。あっても有料なんです。そりゃ客をとられるわけです。
魅力ある商店街であれば客は普通に来るはずです。
四日市駅前も行政が試行錯誤してるようで車がなくても生活できる環境づくりを目指しています。
今後四日市駅前がにぎやかになりそうですね。そうなれば駅前にイオンができるかもしれません。

一番街商店街があるのは諏訪栄町ってところです。諏訪栄町は諏訪神社を中心に栄えた街。
こちらは諏訪神社です。
ご祭神は建御名方神と八重事代主命。創建時期は1202年と伝えられてるそうです。

諏訪神社の隣には諏訪公園があります。
公園ができたのは 1906年。日露戦争の勝利記念として開園しました。
開園当時は動物園や演芸場などがあったそうです。今あるのは噴水や子供の遊具。
休みの日は家族連れでにぎわう公園なのでしょう。
日露戦争の勝利記念で開園した諏訪公園ですが、くしくも第二次世界大戦の空襲により焼け野原へ。
戦後は闇市ができ 赤線街になりました。
家族連れで来る街じゃねぇ。
四日市には戦後に赤線街がいくつかあり富田の方に住吉遊楽園 旭新地、港楽園、春告園、港華園の5か所ありました。
結構赤線だらけの四日市。
港華園は 以前の高砂町遊郭で港楽園と春告園が駅前にありました。
港華園はここからだと遠かったのでしょう。だから自然発生的にここが赤線街になったのでしょう。
メインストリートは 一番街ですが一番街の北側は 二番街と呼ばれるエリア。

こちらが港楽園だったところ。三重県で一番大きな飲み屋街です。

二番街は飲食店率95%を超える飲み屋街で居酒屋、スナック、キャバクラ、ガールズバー。
一通りの飲食店がそろってる歓楽街。残りの5%はどのような業種でしょうか。
飲食店じゃないとするとエステサロンとかかな。
この界隈にはかつてサロン店がありました。残りの5%はピンサロ。サロンには違いなかった。
飲食店として数えられない四日市のピンサロ。

でもこの街には映画館があるんです。残りの5%は文化的施設でした。

これが文化的施設ならここは世界文化遺産に登録されてるはず。
これは映画館じゃなくポルノ専門映画館。文化的施設ではなく非文化的施設。
最盛期には19館の映画館があった四日市。ここは映画演劇の街だったのです。
しかし時代の流れとともに徐々に閉店していき現在の四日市にはシアターが少なく109シネマズとロッポニカ四日市だけです。
ポルノ映画館をシアターと呼ぶやつ。
ちなみにポルノ映画館は全国で30館ないですが三重県には四日市と松阪にあります。
どうやらポルノ映画館は多めの三重。
三重県民、ポルノ依存症だった。

こちら、熟女の店です。
この熟女の店があるところは歓楽街。
まさにここは歓楽街の中心なのでしょう。

諏訪公園の西側通りこの辺りは西新地というところです。
飛田新地、今里新地 松島新地、信太山新地。新地と名のつくところは遊里だったところ。
そう考えると西新地もそっち系の街っぽい。如何にも風俗街ですよって感じの名称です。
でもこの名称は新田開発の際につけられたそうで新しくつくった新田の西側だから西新地。
そういう由来なんだとか。
新地とは新しい拓かれた土地って意味もあります。
必ずしも遊里があったわけではありません。
なんだ、もともと田んぼだったところなんだ。
ちなみにここは四日市で一番の風俗街です。遊里だった。

先ほどの二番街の辺りは港楽園と呼ばれるエリア。
西新地のあたりは 春告園と呼ばれるエリア。
なんかこの辺まとまって赤線街があったそうです。

でも赤線だったのは1958年まで。そういう店は少なくなり特殊浴場が一軒あるだけです。
それは風俗街とは言わないな。

あとはキャンパブが一軒。

それとキャンパブが一軒。
やっぱ風俗街だな。
かつてはキャンパブが10軒あったんです。
やっぱ風俗街だった。
95%が飲食店で残りの5%はキャンパブでした。
私が四日市に来たのは2020年。
その頃はまだこちらがキャンパブでした。

でもその店はもうなくタイの店になってます。
なんかこの辺り、タイの店が多い気がします。
四日市の国別の外国人割合はブラジル、ベトナム、中国、韓国の順です。
タイは9番目に多い国籍で在留人数は400人弱。割合的には少ない方です。

なぜか多いタイのお店。ちょっと気になります。

こちらの路地は 渋めな感じがあります。
歓楽街の端っこです。スナックが多めの路地。
フィリピンパブもあるようです。

諏訪西通りの近く、こちらにもフィリピンがあります。

こちらもフィリピン。フィリピンも幅きかせてる。
国関係なくただ単に外国人の店が多いだけだった。

こちらは西新地の西側のはずれです。
この辺りにも飲み屋があります。よくある普通の飲み屋が入居する雑居ビルですがどうやら受付型のそっち系の店もあるんだとか。
なんか四日市ってなさそうな感じに思えて探せばあるっぽいですね。

受付型のそれがあっても致すとこが少なめ。ビジネスホテルはありますがラブホがないんです。

こちらはホテルのようです。チャペルって書いてあります。
カトリック系のホテルでしょうか。結婚式場が併設されてるホテルかな?。
サンタさんのオブジェが飾ってあります。
やっぱりカトリック系のホテルですね。
こちらのホテル。

ラブホです。
ちゃんと致すところがあった。
ラブホが礼拝堂を名乗る日本。
まさかの婚前交渉。
サンタコスプレサービスがありそうなラブホテル。
こんなところであんなことをしたら礼拝所不敬罪で逮捕されちゃう!
なんか四日市、いろんな店があります。
四日市市最大の歓楽街だけあって楽しそう。本日はここで一泊する予定です。
四日市は工場も多く企業も多い。
出張族が多いからか駅前にはホテルがあります。
そしてそこまで観光地っぽくないのでホテルが比較的安いのは魅力的です。
スーパーホテルか東横イン。
その辺に泊まるのが無難な選択ですが今日はちょっと趣向を変えようと思います。

こちらは西新地内にある旅館「大正館」です。
名前の通り大正館は大正元年にできた旅館。老舗旅館で高級っぽそうですがどうやらこの旅館、比較的リーズナブルな価格で泊まれるんだそう。
かつて赤線街だった西新地。そんなところにある料亭旅館。歴史を感じれるかもしれません。
ちなみに渋沢栄一もここに訪れてるようです。
栄一くるところは確実に盛り場。
自分の顔が描かれている 万札で女買ってたっぽい。
比較的安い値段で泊まれる老舗旅館。栄一も愛した盛り場そばの旅館に泊まってみるのも一興じゃないでしょうか!

ってことで宿予約しちゃいました。
部屋はこんな感じです。2部屋あり広めです。
ただ古い建物のため設備も古め。風呂トイレ共同です。
電気のスイッチは廊下にあります。またコンセントが少ない。
このように設備は古いですが客室内はキレイです。
そして雰囲気がよい。
旅館の外に一歩出るとそこは賑やかな歓楽街。
旅館の中に一歩入ると静寂に響く虫の声。
風情があります。

たまにはこういうところに泊まるのもいいですね。
かつて遊里があったところにある旅館。当時は芸妓が旅館を出入りしてたのでしょう。芸妓を呼びお座敷遊びをしたのでしょう。
ここではそんな歴史にちょっとだけ触れられます。
ちなみにここの旅館、呼べるかな。

絶対違うの呼ぼうとしてる。

夜の四日市駅前歓楽街です。
平日なので人は少なめです。飲みにきてる人はいます。

こちらはのれん街です。
居酒屋やスナックがある細路地。雰囲気は新宿思い出横丁のようなところ。各店舗はこじんまりしており狭そうな感じ。

19時過ぎですが半分くらい閉まっています。

熟女キャバクラは絶賛営業中です。

そして熟女キャバクラからの港楽園。
かつて赤線街だった場所。なんとなくそっち系の店がありそうな感じ。でもここには風俗はない。
いたって健全な飲み屋街のようです。スナックが多いでしょうか。一見客は受け入れなさ そうな飲み屋路地です。

こちらは西新地のあたり。
特殊浴場とサロン店がある通りです。
昔は黒服が表に立ち客引きをしてたのでしょう。
しかし10年前に客引き条例が施行されキャバクラや風俗の客引きが禁止されました。
さらに2021年には全ての業種の客引きが禁止。そのため「居酒屋いかがっすか」の人もいないし、「マッサージイカガデスカ」の人もいない。

客引きがゼロにはなっていませんが、かつての盛り場の雰囲気はまるでありません。
少し寂しい感じもします。
町自体は静かですが店は営業しています。週末になればにぎやかな街になるのでしょう。
このように接客系飲食店が多い四日市歓楽街。そのようなお店に行くのもよいですがまずはその前に腹ごしらえではないでしょうか。
四日市のご当地グルメといえばトンテキです。
でも以前食べてるんで芸がないですよね。せっかくなんで別のグルメを食べたいです。

飲み屋街の一角。
こじゃれた店が軒を連ねる街路がある中で懐かしさすら感じる雰囲気の良い路地があります。
やっぱり飲むんだったらこういう路地でしょう。
海に囲まれた三重県は海鮮も有名ですが松阪牛がいるように食肉の生産も有名です。
そんな中で安く食べるならやっぱホルモンでしょ。
四日市名物じゃないけど。

この「めし」とかかれた赤ちょうちん。これは間違いなさそうな店の外観です。
本日はこちらのお店で一杯ひっかけます。

牛ホルモンとミノ ボッツを注文しました。
ボッツという聞き慣れない名前の肉ですが豚のハラミを三重ではボッツと言うそうです。
ハラミなので間違いない味です。

一人焼肉はいいですね。
焼肉なんで安くないけど肉を食べると幸せな気分になれます。
そして肉を食べると元気になるわけで...。

時刻はまだ20時過ぎ。
四日市の夜が始まる時間帯。
旧赤線地帯に今います。
赤線街はとうの昔に消えてなくなりましたが西新地の歓楽街にはそのマインドが残ってます。
かつては四日市市曙町にはちょんの間があったし駅前にだってそういう店があってもおかしくない。
今回泊まってる旅館には呼べそうもないのでお外で処理をするしかない。
怪しそうな外国人の店、巡ってみることにします。







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