桑名駅前の歓楽街に赤線街「桑陽園」の名残りがあるか!?

本日は桑名市にきてます。
こちらは七里の渡しがあったところです。
夕暮れどきの河口そば。素敵な風景です。

東海道42番目の宿場「桑名宿」があった桑名。
名古屋の宮宿の次の宿場が桑名宿でした。宮宿と桑名は陸路だと一日がかりですが海路では4時間程度で渡れます。
距離は七里、約28kmほど。その間を船で渡ったのが七里の渡しです。
東海道53次で 唯一の海上交通。時間短縮できるので利用者も多かったのでしょう。でも天候が悪ければ船が出ずに足止めとなります。
そのため宮宿、桑名宿ともに栄えたんだそう。
東海道の53の宿場で一番栄えていたのは宮宿で二番は桑名だったそうです。
伊勢参りをする際も必ず通る桑名。そりゃ多くの人がここに訪れたのでしょう。
当然ここにも飯盛女がいたそうで桑名は男性よりも女性が多く住んでいたそうです。
男性客は伊勢参りの精進落としをしたのでしょう。
天候関係なく桑名に一泊する人もいたのでしょう。
近代になるまで桑名の中心はそんなところでした。
明治になり芸娼妓解放令が発令されると1888年に桑名は遊郭を設置しました。
風紀上の問題から遊郭は町外れに設置されますが桑名では風紀とかそういうのを一切考えず宿場のど真ん中に桑名町遊郭を作ったそうです。
街の真ん中にできた遊郭。
人気もあったのでしょう。桑名駅が開業すると町の中心は駅側に移りますがそれでも遊郭は繁盛していたようです。
しかし空襲により桑名の遊郭は焼失しました。でも人気のあった桑名町遊郭。終戦後は桑陽園という赤線街になります。
すぐに復興する色町。
昔の人はエロに対するバイタリティが高すぎ。

この界隈が遊郭で赤線だったところ。
色街だった雰囲気はまるでありません。きれいに整備されており宿場の雰囲気があります。
東海道で二番目に大きかった宿場。そんなわけで観光地となっているようです。

これらはかつての妓楼だったのでしょうか。
今は料亭として利用されてます。ここでは桑名名物のハマグリ料理が食べられます。
その手の下世話な店は遥か昔になくなりました。

ちなみにこちらの駐車場辺りにトルコ風呂がありました。
比較的近代まで生き残ってた下世話な店。
なんかこの辺栄えてるし住宅街じゃない雰囲気なんです。
その手の店が残ってても不自然ではありません。でもソープじゃなくてトルコなんです。そう考えるとだいぶ前に閉店したようです。

こちらにもトルコがあったようです。
何軒かあったとしても不思議ではありません。なんせ大きな遊里だったわけですから。
そちらもだいぶ前に閉店したのかな?
ちなみにここにあった店は平成になっても営業してたようです。
下世話な店、最近まで営業してた。
桑名にあった遊郭は戦後赤線街になり以後は普通の住宅街へ変わったと思いきや住宅とソープが混在する地域だったようです。
江戸時代は大人気スポットだった岡場所。ちょっとやそっとじゃ変わらなかったのでしょう。でも今はそのような店はありません。
ここは不便な場所なんです。
駅からは1.5kmほど離れているし20分くらい歩くんです。
遊ぶのであればやっぱり駅前でしょ!ってことで駅に来ました。

桑名駅は以前と違いきれいになりました。
私が前回桑名に来たのは2020年8月初めころ。
新駅舎ができたのは2020年8月30日。前回の時は完成してませんでした。

ちなみにこちらは4年前の改札への入り口。閉鎖前の最後の様子。廃虚みたいな状態です。

こちらは桑栄メイトという駅ビルです。
私はここの二階の喫茶店に行ったことがあります。三重県は中部なのか近畿なのか東海なのか、どこに属するかあいまいなところがありますが桑名のあたりは名古屋の文化圏に属しています。そのためモーニング文化が根付いています。朝めしをここで食べた懐かしい思い出。
でも10年以上前の話。

以前までは駅直結のビルでしたが2020年7月に閉業してます。
長らく駅前に廃虚が放置されたままでしたが2025年に話がまとまったそうで今後はこちらにホテルができるそうです。
住んでいる人にはホテルは不要な店舗ですが四日市や桑名には出張で来る人も多いのでホテルがあると何かと便利になるでしょう。

駅前はこのようにきれいになりつつある桑名。
でも古い町並みもまだ残ってるんです。

こちらは桑名一番街です。
アーケードが残る昭和の雰囲気の商店街。

このアーケードができたのは1960年代後半。60年以上の歴史のあるアーケード街です。
鮮魚店、青果店以外にも飲み屋もある商店街。懐かしい雰囲気があって素敵です。

こちらは銀座商店街です。
こちらは1950年代にできた駅前では一番古い商店街のようです。
昭和レトロな感じだけど生きている商店街。

100mもない短い路地に20軒ほどの店があります。
こっちの方は飲食店が多めの印象です。飲み屋が軒を連ねる商店街。まさに銀座といったところ。
桑名駅前、飲み屋だらけ。
これに関しては地方ではどこもこんな感じです。
大型店舗やロードサイド型のモールに客をとられ駅前の商店はどんどん潰れてます。
シャッター街化している商店街は地方に多くあり商店街に残るのは美容室と飲み屋くらい。
飲み屋多めの桑名の商店街ですがシャッター街化はしてない模様。
車社会ではありますが駅の近くであれば車がなくても生活できそうです。
商店街もあるしスーパーもある。そして飲み屋も多い。
名古屋に出やすい立地ですが駅前で事足りる。
しかも桑名一番街の東側、歓楽街になってるんです。

こちらは錦通りです。
私の桑名のイメージはまさにここです。
先ほどの二つの路地と違いこちらは大人な感じのお店が多め。
こちらの路地ができたのは1960年代後半。
仕事終わりに一杯ひっかける。高度経済成長期の頃、働く男を支えたのでしょう。
昭和レトロな飲み屋街です。

路地にあるお店の大半はスナック。
でも居酒屋や飲食店もちゃんとある。この路地に入れば飯も食えて酒も飲めるオールインクルーシブスタイルの歓楽街です。

こちらには小さいですがお稲荷さんもあります。
商売繁盛のご利益があるお稲荷さん。60年経った今でも飲み屋街が健在ってことはちゃんとご利益があったのでしょう。

こちらのお店はインターナショナルパブかな?
6000人を超える外国人が居住している桑名市。外国人向けの店があっても不自然ではありません。

店名の上に英語ではない外国語が書いてあります。
インターナショナルパブなのかも。
調べたところこちらはポルトガル語のようです。
ポルトガル語が国語の国はポルトガルとブラジル。桑名はブラジル人が全国で三番目に多い地域です。
1990年の入管法改正により増えたブラジル人。工場が多い桑名は仕事があるためその際に日系人が移住してきたのでしょう。
もう30年前から定住してるわけです。そりゃブラジル人のための店があってもいいですよね。だから異邦人なんでしょう。

ちなみにこのポルトガル語を翻訳してみたところ外国人の入場は固くお断りしますって意味でした。
辛辣!

店名が異邦人なのに異邦人は入店禁止。
ちなみにパート2もあるのですがそちらも外国人入店禁止のようです。
日本語でも英語でもなくポルトガル語なのはやっぱりブラジル人が多いのでしょうね。過去に何かトラブルでもあったのでしょうか。
外国人には生きづらい世の中です。

ちなみにサンダル履きの人も入店禁止のようです。
辛辣!

サンダル履きも生きづらい世の中。

こちらは錦通りの一本西側にある路地です。
錦通りだと思ってしまいますがどうも違う様子。通りに名前がなさそうです。
名もなき通り。
地元の人はなんと呼んでるのでしょうか。

こちらの路地は古くからある店ではなく新陳代謝している感じ。
ほら東海地方に多い熟女キャバクラです。
どこの飲み屋街に行っても必ずある熟女。この店があるところは歓楽街という証拠です。

その隣に花園があります。
花園あるところは歓楽街という証拠。
ほぼ見た目がキャバレーロンドンのような花園。私が初めて花園に行ったのが桑名のこの店でした。
ここ、ピンサロ的な店なのかな?って思うじゃん。普通のキャバレーなんです。ザ・昭和のキャバレーってところだったんです。

はるばる東京から桑名にきて初めての夜。
飲みたいしあれもしたいけど金銭的な余裕がない。
そんな時に目に入ったのがほぼロンドンと同じ看板。
これはっ!!って思っちゃいました。
飲めてそれもできる。同時に二つのことができる店。
二兎追う者はなんとやら?。
ここでは二兎、追えるんです!。
でも店内の様子が普通のキャバレー。
ぜんぜんしびれないキャバレーなんです。
いつそのサービスが始まるのか期待してましたがそういったサービスはなく健全な飲み屋。
キャバレーとして楽しめはしたのですがなんかスッキリしない感じ。
スッキリしてないしね!
結局隣の店に行ったんです。
スッキリしてた!二兎追えてた。

こちらはキャンパブです。
大して代謝してない老舗店。昔ながらの店だった。
でも以前は違う名前の店だったと思うんです。

ほら店名のところ不夜城って書いてあります。一応代謝はしてた。
錦通りと比べるとこちらの通りは怪しい店が多め。
こちらの店以外にも昔はキャンパブがありました。
ここの通りはキャンパブ通りってことでしょうか。
花園もそっちの店だと勘違いするわ。
そして錦通りの人たちも同じ路地として扱ってほしくないのでしょう。

こちらは台湾式リラクゼーションのお店。
雰囲気はよくあるエステ。健全店なのかな?でもキャンパブの隣にあるし。
いやいやキャンパブの隣にある店だとしても普通のエステの可能性はあります。
ちなみにこちらのお店はキャンパブと同じように客引きが外に座ってました。
普通のエステの可能性はゼロ。
これはリラクゼーション効果が期待できそうな店。

本日は桑名駅界隈を散策しました。
かつては四時間かけて海を渡っていましたが今は名古屋から電車で30分程度で行けます。
気軽に名古屋に行けるんです。飲みに行くなら錦や栄に出ればよいのですが桑名駅前の飲み屋は結構繁盛してるようです。
やっぱり地元で落ち着いて飲みたい。そういう人たちがここにくるのでしょう。
出張で東海地方に来た際。夜は名古屋の錦へ行くのが王道ですが王道から外れてみる。そこで三重県の玄関口、桑名の歓楽街へ。
そういう選択をする人もいるのでしょう。
中心地から外れた場末のスナック。都内でできる飲み屋巡り。でも都内とは少し異なる飲み屋の雰囲気。ある意味スナックはご当地を味わえるスポット。そこには好奇心を掻き立てる何かがあるはずです。







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