遊廓だった屏東の牛頭山には飾り窓スタイルの私娼窟があった

本日は台湾の屏東県に来ております。
こちらは台湾鉄道の屏東駅です。
屏東?どこかな?
私も今回こちらに訪れて初めて知った地名です。
場所は台湾の最南端。高雄の東にあるのが屏東。その中心が屏東市で当駅も市内にあります。
自然豊かで農業畜産業が盛んな屏東。そんなとこだとド田舎をイメージしちゃいますがそんなことなく駅の周りは商業地。日本人に人気のある台湾南にある高雄。その高雄から電車で20分で来れる屏東ですがあまり日本人が来るところじゃなさそうです。良くも悪くも地方によくある駅前といったところ。でも私は来ちゃいました。
屏東は台湾の最南端に位置する都市。
台湾は南国っぽい感じがしますが台湾の首都である台北は冬場は10度を下回ることもあります。でもここは最南端。ここであれば南国気分が味わえそう。
本日屏東に来た理由は南国気分を味わうため。
青い海とか白い砂浜とか見たいじゃないですか。
ビーチでのんびり過ごしたいじゃないですか。
南国カクテル飲みたいじゃないですか。
あと南国のフルーツとか食べたいじゃないですか。
だから屏東に私は来たのです。

こちらは屏東観光夜市です。
規模は小さいですが飲食店が軒を連ねる夜市。
夜市と名がついてますが朝から営業してる店もあります。

こちらは肉圓という台湾料理です。

肉圓の発祥地は台湾中部の彰化なので屏東発祥ではありませんがこのお店のは屏東肉圓という名物料理なんだとか。肉圓は彰化のも屏東のも同じ肉団子ですが彰化のは揚げてるのに対し屏東のは蒸してるんだとか。また皮の材料も異なるなど地域によって違いがあるようです。ニンニクがっつりきいた肉圓。朝から食べるには少々重いですが美味しいです。

この夜市の界隈が屏東の繁華街でしょうか。
KTVもあるしパチンコ屋もある。怪しい店とかがありそうな雰囲気。
飲む打つ買うの三拍子ってのは万国共通でKTVとパチ屋があるのは怪しい街の証拠。呑むと打つがあればソレもあるのでしょう。調べたところこの界隈に私娼が出るんだとか。とある情報源からソレを知りました。

街歩きをする際は事前にいろいろ調べます。
下調べをすることで有意義な街探索が出来るから。
情報は事前にキャッチしてます。
情報源はどこかって??
情報源は台湾版の2ちゃんです。
信じるソースが2ちゃん。
その情報をもとにわざわざ台湾に来てる!
台湾版の2ちゃんねるが情報源。ソースがかなりあやふやなもの。しかも翻訳してみてる。そしてその翻訳も正確ではない。
台湾では性風俗営業が禁じられてます。表向きはその手の店がないことになってます。そのため掲示板の書き込みも伏字や隠語が多く翻訳しても正しく表示されない。
何が真実で何が嘘なのかがわからないんです。嘘を嘘と見抜ける人でないと掲示板を使うのは難しい。でも私は古くから掲示板を見てきた人間です。そのあたりの判断は長けてるのです。
夜市の南側、自由路の辺りが私娼窟になってる。
この付近に私娼がいるはずってことだったけど見当たりません。

なんか、普通なんですよね。
ここに私娼はいないっぽい!
嘘を嘘と見抜けなかった!

台湾の県では彰化に次いで二番目に人口が多い屏東県。
屏東県には80万人近い人口がおりその内25%が屏東市に集中しています。
20万人もいればその手の街があってもおかしくない。でもここにあるのはエステ店くらい。
20万人を支えるには心許ない店舗。それしか店がないんです。
えっ!もしかして屏東ってそういう店がないの?
処理のためにわざわざ 隣町まで電車で!?
市民の人たちはどうやって処理してるの?

自家発電だった。
台湾全土に存在する自家発電器具専門店。日本もかつてエロ本自販機が街中にありましたがそんなのは昭和平成の時代に淘汰されました。さらにはコンビニのエロ本も規制により禁止にそんな環境で自慰グッズ専門店は成り立ちません。
現代の日本では見かけない大人のおもちゃ屋さん。
だって台湾は性風俗は法律で禁止されてます。禁止されてるから表向きはそういう店がない。裏の店を利用すれば罰せられるリスクがある。だから独りでするしかない。
これは台湾人のセーフティーネットなのです。
このように台湾には性風俗店が表向きありません。
でも80年以上前。つまり日本が台湾を統治していたころ屏東には遊郭があったそうです。
屏東には1920年に台湾で初めての飛行場が建設されました。
現在の屏東空港がその空港にあたり。今は中華民国空軍の飛行場になってます。屏東は古くから軍事拠点だったのです。
軍隊集まるところ、色町あり。
兵士の性欲管理は軍部の努め。福利厚生のために遊郭を誘致する。兵士のための遊郭が飛行場そばにありました。

こちらは駅西側にある西市場です。
2025年にリニュー アルオープンした市場。1987年よりここは市場として使われてますがかつてこの辺りに遊郭があったそうです。

厳密には公娼ではない私娼窟。
その私娼窟は人気がありましたが中華民国が統治し始めると性風俗は不健全となったのでしょう。
売春宿は排除されクリーンな街に生まれ変わります。その後ここにできたのは屠畜場でした。
外省人が渡ってきたことで牛肉食が盛んとなり食肉の需要が高まりました。そのため屠畜場に生まれ変わったのでしょう。また政府は屠畜税を設け屠畜の際に税金を課すようになります。屠畜をすれば課せられる税金。屠畜業者にとってはたまったもんじゃありません。中には税金逃れをする人もいたようで隠れて屠殺をする不届き者もいたそうです。そのような人たちがこの界隈にいました。

屠畜の際に発生する食肉残渣。それをここに捨てていたんだとか。
とくに価値のない牛の頭は川岸に捨てられそれが積み重なって山ができたそうです。
そのためこの界隈は牛頭山と呼ばれてたんだとか。
でもそれも古いころの話。現在は屠畜をしているところはなさそうです。
また牛頭山は俗称なので地名として残ってません。

でもこちらの飲食店にその名が使われてます。
これがここが牛頭山だったという証拠。
戦前は私娼窟でしたが戦後に屠畜場へと生まれ変わった牛頭山。とくに屏東は今でも畜産業が盛ん。そんなわけで相当儲かってたのでしょう。実際に羽振りが良い人が多かったそうでこの界隈は賑やかになっていきレストランに茶屋、映画館などができたそうです。当然そっち系の店も誕生します。戦後も変わらず私娼窟へとなっていったそうです。

それがこの辺りになるのでしょう。
もともとは公娼街だったのかもしれません。
でもそれもはるか昔の話。もうここは私娼窟ではありません。

いや今でも全然私娼窟。
台湾の性風俗営業は違法。
だから気づかれないようカモフラージュしてます。
そのため表向きは 何の店かわからない。

いやこれは確実に飾り窓。誰がどう見ても性風俗店。

いやこれは普通の民家です。
だって風俗はだいぶ昔に消えたはずそんな怪しい店があるはずないじゃない。これは豪雪地帯で よくある風除室でしょ。室温を下げないようにするやつ。
台湾の最南端なのに?

風除室という割になんか椅子とかあるんですけど。
これは座って日を浴びる。サンルーム的なヤツかな。
これは明らかに ショーウィンドウ。商品が飾られるやつ。そしてその商品は商売女。やっぱりこれは飾り窓。

ここは風除室じゃなくて風俗室だった。
情報では摘発されたとか潰れたってことでしたがその様子はなく現役の模様。
しかも現在朝の7時過ぎですがすでに営業してる店があるんです。
屏東の人、朝から風俗行く人が多いっぽい。

営業してるのが4軒ほど。女の子は少なめです。
見た感じだと中華な雰囲気はなさそう。どちらかというと東南アジア。
やっぱりタイかベトナムの人でしょうか。
飾り窓にタイ人。
タイ本場にはない飾り窓スタイル。これじゃあここは台湾の横浜黄金町じゃないですか!
台湾の風俗、全然隠れてなかった。
当然看板は出てませんがガラス越しに見えるのは看板娘。風俗然とした店の外観。誰しもがここがどんな店なのか想像がつく。
いやいやここはたぶん飲食店か何か。入り口に立ってるのはただの女給。
おいしい料理を運んでくれるのでしょう。女給だって女の子だもん。急に恋が芽生えること だってあるじゃない?そういう店なのでしょう。日本でいう小料理屋と同じです。それを日本ではちょんの間っていうんだぜ。

西市場近くの西樂街。
ここは日本統治時代に私娼窟があった場所。
そんなところだからかここには日本のちょんの間っぽいのがあるんです。
これらは台湾で豆干厝と呼ばれてるところ。食事をしてたら恋に落ちるわけではなく
ここはするだけの店。
台湾も摘発により縮小傾向にあるようです。
でも探せば駅近くに普通にあるし屏東は内埔ってところにも豆干厝があるとかないとか。
私娼窟だらけ!!!
屏東の魅力は白い砂浜でも青い海でもなく豆干?という台湾版のちょんの間だった!!!
これじゃあ南国要素がまるでない。
ちゃんと南国が味わえます。
だって出てくるのはタイ人ですから。








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