ゆるキャン△の聖地、身延でみのぶ饅頭食べる
所用で山梨に向っています。
サービスエリアに立ち寄りほうとうを食べます。
ほうとうって家では一度も食べたことがありませんが、山梨に行くと食べています。なんだかんだで数年に一回くらいのペースで食べてるんじゃないでしょうか。スゲー旨いってわけではないですが、これを食べるとなんだか落ち着きます。かぼちゃの優しい甘みが身に沁みます。
中央道を下り所用を済ませ、着いたのは道の駅富士川。
東名高速道路に富士川サービスエリアがあります。道の駅富士川の前に流れる川は富士川なのでこの川を下っていけば静岡まで出れるんですね。川に沿って中部横断自動車道が走っています。数年前にこの辺りに来たときはまだ工事していましたが、どうやら昨年の2021年に開通したそうです。これがあると山梨から静岡まで短時間で出ることができます。海なし県の山梨が海のそばになるってわけです。
現在の中部横断自動車道は中央道までですが、予定では上信越自動車道まで延長するようです。つまり山梨県甲斐市より北側の北杜市、長野県佐久穂町、小海町、南牧村、このあたりの土地を買っておけばひょっとしたらひょっとするかもしれません。山梨県はリニアだったり高速道路だったり運がよければ山林の値段が高くなる可能性があるのは魅力ですね。でも、冬場寒いんですよね。土地探しをした際に都心から行きやすいこの付近の土地も見ましたが、やっぱり寒いのがネックで諦めました。
道の駅富士川から南下すると身延町になります。身延といえばゆるキャン△の聖地。せっかくここまで来たんでちょっと寄っていきます。
近いと思ったんですが身延駅まで30kmありました。ちなみに電車だと甲府駅から1時間30分。
静岡も同じくらいの距離と時間なので、この辺りは静岡に染まってそうですね。
身延はゆるキャン△に染まってます。自販機がゆるキャン△仕様になってます。ハンドタオル、ミニサコッシュが自販機で売っていました。
アニメのおかげでかなりの経済効果があったんじゃないでしょうか。駅前のお土産屋さんもゆるキャン△商品が多く取り揃えてありました。キャンプグッズまで売っています。
ゆるキャン△のおかげか平日ですが観光客が結構います。その多くがバイク乗りです。バイク乗りの特徴として、キャンプなどのアウトドアが好きな人が多い、アニメオタクが多い、ガンダムが好き。
とくにスーパースポーツに乗っている人のガンダム愛好家率は高めです。
身延駅まで来たのは身延饅頭を食べるため。
身延には日蓮宗の総本山・身延山久遠寺があります。私の実家は確か日蓮宗の檀家。総本山だったら行くべきでしょうが、今回は諦めてまた別の機会に行くことにします。
江戸時代に久遠寺から依頼されて作られたのが身延饅頭なんだとか。甘養亭という和菓子店が元祖のようですが、本日はゆるキャン△で登場した栄昇堂へ。
みのぶまんじゅう。普通の饅頭より皮がもっちりしています。
ゆるキャン△の聖地巡礼でした。
キャンプにそこまで興味がなく、にわかファンはこれくらいで満足です。
さて、昼ごはんにします。身延はゆばが有名なんだとか。東照宮のある日光も湯葉が有名ですが、同じように日蓮宗の総本山がある身延でも肉食ができない僧侶たちのたんぱく源として提供されていたのでしょう。
道の駅みのぶ富士川観光センターに行きました。こちらでゆばを食べます。
ゆば丼です。出汁の効いたゆばにコショウと三つ葉、葉山椒に海苔。普段であれば油ギトギトのカルビ的な肉を食べますが、今日はあっさりです。毎日これだと物足りないですが、たまの精進料理はいいですね。やさしい味がしておいしいです。最近は胃腸に負担が少ないこの手の優しい味が好きになってきました。
冬は極寒ですが、夏は夏で暑い山梨。
今時期が一番過ごしやすいんでしょう。でもうなだれるような暑さの中で過ごす夏ってなんかいいですよね。個人的に盆地の夏は好きです。ってことはまた夏に山梨に遊びに行きます。