広島駅の西側「エキニシ」大須賀特飲街
これより長崎から東京に帰ります。ホテルを出たのが11時前。行きは夜中の0時に出発して広島についたのが14時ころでした。広島に一泊して翌日には長崎にいました。もし似たような工程で行くとなるとホテル宿泊は14時間後の深夜1時となってしまいます。
ただ高速道路が一部通行止めになっているようです。今年は台風はそこまででもありませんが九州は連日雨の日が続いています。その影響で土砂崩れが起きている地域もあるようです。高速道路も例外ではなく一部崩壊の恐れがあり通行止めの箇所がありました。下道に下りるも本来高速道路を使う人が皆下道移動なので大渋滞。
福岡市を抜けたのはすでに15時を回っていました。北九州で一泊すると残りは900kmくらいでしょうか。出来ればもう少し先に進みたいです。
本州に入り美東サービスエリアへ。この時点で16時過ぎです。そろそろ宿を決めなければなりません。一番の最寄りは山口でしょう。でももう少し先に進みたいです。本来であれば岡山あたりまで行きたかったのですが、結局広島を選ぶこととなりました。
つまんねーやつ。
行きと同じ町に宿泊すると観光もできません。まぁそもそも観光で来ているわけではないので別に構わないのですが。
ただ行きと違うのは宿泊する地域が少し違います。行きは広島の中心地に宿泊しましたが今回は広島駅前に宿泊しました。行きの時は広島駅界隈まで足を延ばしていませんでしたのでこちらを散策したいと思います。
広島駅に来るのは久しぶりですが以前とだいぶ変わっています。以前の広島駅は南口から新幹線を利用する場合は在来線のホームを経由したと思いますが現在は改札が地上ではなく二階に出来ていました。
前々から駅前はずっと工事していました。駅ビルのお好み焼き屋で食事を済まそうと思ったのですが、その駅ビルはすでに無くなっていました。街がどんどん変化していきます。
代わりにエキシティヒロシマというこんなキレイなビルが出来上がっていました。このあたりは以前しょんべん横丁のような小汚い町並みでしたがかなり綺麗になりました。たぶん駅ビルにあったお好み焼き屋はこちらに移動しているのでしょう。
むかしよくこの辺に通っていました。場外馬券場のあるところ、優良店あり。
いわゆるB級グルメを楽しむのであれば場外馬券場の近くに行けば安くておいしいものにありつけます。
でも本日はお休みでした。ここは普通のラーメン屋ですがおでんもあるし、その当時はレバ刺しもありました。レバ刺しやおでんで酒を飲み、最後の〆にラーメンが食べられる優れたお店です。せっかく昔の雰囲気を味わいたかったのに残念です。
駅前にあるお好み焼き屋が入っている居酒屋ビル。出張の人たちが訪れる場所です。しかしこちらも営業自粛の状態でした。
広島駅の周りは再開発で様変わりしましたがこのあたりはまだ当時の雰囲気が残っていました。この地域は「大須賀町」というところで飲食店が軒を連ねております。通称「エキニシ」と呼ばれる地域で昔は赤線街だった場所のようです。
広島の中心地は広島城の南側、他の地域と同じように主要駅は中心地から離れた場所にできました。そんでもって駅のそばにはその手の店ができるのも自然の流れ。大須賀特飲街と名乗り、昔は売春窟だったようです。ただそれも昔の話で現在はスナックや居酒屋が並ぶ飲み屋街に。また広島という土地柄お好み焼き屋も多くあります。最近では若返りを図り古い家屋をリノベーションした飲食店も出来ているんだそう。
玄関口である広島駅から徒歩圏内にある飲み屋街。駅前なのでビジネスホテルも多くあり、地方から来る人も利用しやすい場所です。以前は郵便局の裏手で薄暗い感じでしたが、再開発により気軽に入れる街になったのではないでしょうか。でもこの場所もまた再開発されてなくなる可能性もあります。何せ駅前の一等地ですからね。なくなる前に行くべき場所です。
しかし当然ながら店はどこもやっておらず。もうコロナのせいでせっかくの街歩きも台無しです。広島に到着したのが20時で、コロナの影響で店はどこも20時に閉店します。チェーン店の居酒屋は営業していますがちょっとそこは違うというわけで本日もスーパーで買い物をしてホテルで食事を取ろうと思います。
ビジネスホテルが多いところの近くのスーパーはこの有様です。弁当一つ残っていません。
唯一残っていたのがこの「牛やおぎも」という謎の食材。材料名を見る限り牛の肺らしく広島のご当地グルメなんだとか。
広島はホルモン文化があります。せんじ肉も広島のご当地グルメです。牛やおぎものことを調べてみると「柔らかい肝」という意味らしいです。
確かに柔らかいです。見た目は大分グロいですが味は悪くない。甘辛く煮たグミみたいなやつ。モロに酒のつまみです。肉ですが明らかに臓物って感じ。ホルモン臭さは無いですが食感が苦手な人はダメっぽいですね。スゲー旨いという食べ物でもありません。でも酒のつまみにはちょうどよいです。
酒にあう肴を手に入れたのでご当地の酒で一献。明日はどこまで帰れるでしょうか。