【若者の街】アメリカンな香りがしない今のアメリカ村
昨日の記事では大阪ミナミ、宗右衛門町のことを書きました。
個人的にはキタよりもミナミの方が好きです。キタはお高くとまっているオシャンティーな雰囲気があるからなんだか性に合わないんですよね。反対にミナミは泥臭い感じ、生きてるって感じがします。東京でも恵比寿とか代官山よりも新宿とか上野とかそっちのほうが居心地がよいです。
多分、物価が高いところが単に嫌いってだけなんでしょうが。
そんなわけで本日も難波界隈を歩いて回ります。
若者の街、アメリカ村です。
道頓堀にアメ村。なんとなく渋谷とか原宿あたりのイメージなんでしょうかね。住所だと西心斎橋というところになります。
元々は西横堀川が流れ、水運を利用した銅吹屋の街だったそうです。いわゆる製鉄所。それに必要な炭を売る炭問屋が多く、古くは炭屋町と呼ばれていたそうです。1970年代に入り倉庫などを改造してアメリカから輸入したものを販売するようになり、そこからアメリカ村と呼ばれるようになったんだとか。
一時期はかなり人も多く、そして若者の街と呼ばれるようになったそうです。
ただ若者の街というのは渋谷センター街や博多親不孝通りと同様に治安が悪化するものです。それにより来る人も減少していったそうです。
恐らくオヤジ狩り的なこともあるのでしょう。
どちらかといえば私は狩られる立場です。そのため若者の街というところにはあまり近づいていません。渋谷とか昔はよく行っていたんですが、ここのところ全然行っていません。乗換えで使うことはあっても街に繰り出すこともなくなりました。
渋谷は危ない!だから歌舞伎町で我慢する!
防犯カメラの台数も歌舞伎町よりも多いそうです。
そのためアメリカ村は安心安全な街へと変わっているそうです。
強盗などの被害だけでなくドラッグなどの問題も抱えているのでしょう。クラブハウスと違法薬物はなかなか切れないでしょうからね。渋谷も昔はそんな感じで、先日行った親不孝通りもやはりその道を歩んでいたそうです。
ただ徐々にですが安全な街へと変わっているそうです。
これも行政がしっかりと対応したからなんでしょう。
アメリカ村は安心安全な街へと変わっているそうです。
アメリカ村は安心安全な街へと変わっているそうです。
ファッションの街、若者の街。まぁだいたいこんなもんなんじゃないでしょうか。地域によって民度の差はあるものの総じてこんな感じです。渋谷も原宿もとりあえずシール貼ってあるところも多いです。このアメリカ村の落書きやシールが若干多いだけでほかの地域と同じです。
この公共物にシールを貼るのっていうのは自己主張か何かなんでしょうか。それとも政治的な意味合いなどがあるのでしょうか。
新宿もガード下などに落書きされていたり、シールが公共物に貼られていたりします。川崎では昔は「〇〇上等」や「夜露死苦」的なヤツばかりでしたが、最近はグラフィティのヤツが増えています。個人的には「夜露死苦」のほうが日本的なところがあって好きなんですけどね。
外国人の真似をしていたところで所詮それは真似です。
言いたいことがあるなら母国語の方が伝わりやすいでしょう。
そもそも壁の落書きは落書きでしかなく、便所の落書きと同じなんです。
バンクシーの一件でも少々問題になっていましたね。一種の芸術なんだと思いますが、他者の権利を侵害しているところもあるわけです。自販機は個人の所有物ですからね。どこにシールが貼ってあるかでどんな街なのかも想像がつきます。こういうのはやめて欲しいものです。
バンクシーさん、うちの小屋に是非描きに来ませんか?
いいですよ。所有者の了解が得れているわけです。咎められる心配もありません。
そうすると小屋の資産価値が高くなって税金も跳ね上がっちゃうんでしょうかね。当然描かれたらオークション出します。
こんな感じに若干荒れているアメリカ村ですが、少しばかり南下すると様子がおかしな感じになってきます。
若者の街というよりは利用者の性別が限定される店がチラホラ。
ここは若者の街、アメリカ村です。
ここは若者の街、アメリカ村です。
40代半ばは若者ではなく初老です!
ここをアメリカ村と呼んでいいのでしょうか。南アメリカ村って呼ぶべきではないでしょうか。
この道玄坂上の雰囲気。いいですね。
海外だとどうなんでしょうかね。
日本の風俗街って飛田新地のように一か所に集まっているんだと思います。日本も一応集まっているんですが、集まっているところが複数もあるわけです。ここに関しても西心斎橋に風俗街があります。そして宗右衛門町は飲み屋街ですが若干その手の店も混在しています。そして島之内や谷町九丁目もその手の街が広がります。さらに日本橋あたりにもそういった店がぞろぞろと。
こう考えると道頓堀の周りはその手の店がかなりあるってわけです。日本人ってエロが多いんだなぁと実感してしまいます。
この業界は出来ては潰れての繰り返しのようですが、潰れても別の形式の店ではなく、漏れなく同じようなお店が出来るわけです。これだけ乱立しても営業できているということはそれだけ利用者が多いわけです。そして接客スタッフは高給取りなので、この業界の売り上げはかなりあるのでしょう。ただ若干グレーなところも多く、現金払い。果たしてちゃんと納税されているかどうかもわからないところも多いですね。それでもエロが巡り巡って国のためになっているのかもしれません。
私が払った40分16000円オプション無しも信号機の一部になっているかもしれないわけです。
納税は国民の義務であるからして、そこは間接的に義務を果たしたわけなんです。
これが日本の若者の街、アメリカ村です。アメリカ人に怒られそうです。