山林生活

【芋焼酎】プレミア焼酎茜霧島の前割りを飲んでみた

【芋焼酎】プレミア焼酎茜霧島の前割りを飲んでみた

[更新日]
[著作者]

大阪に来たら食い倒れ。普通の出張族の方であれば立ち飲み屋とかの飲み屋街、串カツとか粉モンとかそういうのを酒の肴にその日を締めくくるのが普通です。私も基本的に県外に出た際はその土地の郷土料理的なものを食べ歩きたい派です。しかし若干それがめんどくさいこともあるのです。とくに大阪はホテル不足があり、理想のホテルに泊まれないなんてことがしょっちゅうあるわけです。

理想のホテルとは、繁華街が近い、でも騒がしくない。そして枕元にコンセントがついていて、呼べる呼べない問題がクリアである。

それ以外にも部屋が広いとかそういうのあるんです。
そこまで細かい条件を付けないにせよ、なかなか空き部屋がないんです。とくに中心地の場合だと一人部屋が空いていないんです。二人部屋は比較的空いてるんです。しかし二人部屋の料金は二人分の費用。倍近い金額になってしまいます。

かといって安いホテルはドミトリータイプ。

共同部屋ではビデオオンデマンドの無料部分すら見れないんです。

そうなると中心地からはどんどん離れていくわけです。離れると当然店も少なくなります。開いている店はありますが、どちらかというとそこに住んでいる人向けのお店。普段から私が行っているチェーン店的なものばかり。ご当地っぽい店は早々にしまっちゃうわけです。そうなると行きつくのが一人ホテル晩酌となるわけです。

若干中心地から離れるとメリットになるのがスーパーなどがあるということ。地場のものは手に入りづらいですが、リーズナブルな食事が手に入るわけです。せっかく大阪にいるのに大阪を味わえないというのは残念ですが、比較的大阪には行くのでそこまで悔しくはありません。

そしてそんな大阪の夜を飾るのは、霧島酒造の霧島です。

大阪どころか関西すらカスっていない酒です。本来であれば京都とか兵庫の地酒を飲むべきなのでしょうが、無難な芋焼酎を選んでしまうのです。そのため九州の酒になってしまいます。

いわずと知れた芋焼酎の雄。芋焼酎と言えば霧島でしょう。

恐らく全国で一番飲まれている芋焼酎なんじゃないでしょうか。一番飲まれているのは黒霧島ですが、今回は茜霧島です。一応プレミア焼酎の部類に入るのでしょうか。出したら基本的にすぐ売れちゃうみたいです。プレミア焼酎といっても値段はそこまで高いものではありません。5合瓶で1200円程度。焼酎は低価格なのに美味しいというのがいいですよね。

普段であれば180mlの瓶を買ったりするわけですが、数日滞在するわけです。そのため5合瓶を購入しました。これだけあれば出張分は持つわけです。1200円でその出張がまかなえるわけですからね。飲みに出かけたらどうなっていたでしょうか。座っただけで1万、2万するようなところにいっちゃうわけです。それで飲んだ後は〆にラーメンを食べる。お財布的にも健康的にもよくありませんが、ホテル晩酌であれば健康に害はあるものの財布の負担は少なくて済みます。

この茜霧島は芋の種類がちょっと違うようです。
黒霧島の主原料である芋は黄金千貫という芋を使用しています。この黄金千貫は焼酎でよく使われる芋のようで、これに関しては酒造見学に行ったときに知りました。サツマイモは甘いイメージですが黄金千貫は甘くなく芋っぽさが強いやつなんだとか。天ぷらなどで食べることもあるそうですが、最近では専ら焼酎の主原料として使われているそうです。その黄金千貫とアメリカから輸入した芋を掛け合わせて作ったオレンジ芋「タマアカネ」が茜焼酎の主原料となっているそうです。

この芋のかけ合わせは米と同じようなもんですね。主原料で味が変わるのは当然で、焼酎に合わせた芋づくりというのも重要なのでしょう。

では、どんな味なのかというと「何が違うのかわからない」というのが正直な感想です。

味は美味しいと思います。でも黒霧島も特に不味いと思ったことはありません。基本的に霧島酒造の出すお酒は美味しいんです。
でもこれが茜霧島ですと言われて出される、黒霧島ですと言われて出される。どっちがどっちなのかはわからないでしょう。

もちろん飲み比べてみれば違いが分かるんだと思いますが、これだけ単品を飲んだだけでは「芋焼酎!」としか感想がいえません。赤霧島は味の違いが分かるんですが、これに関しては特徴がないというか、霧島の芋焼酎ですねーとしか言えません。黒霧島って言われてもそう信じちゃう感じです。

度数は他の焼酎と同じ25度。そこまでアルコール臭さというのはなく、芋の香りがしっかりします。恐らくロックで飲むのが良いのでしょうが、氷を持ってくるのがめんどくさかったので水割りで飲むことに。1200円という安い値段でプレミア焼酎が飲めるっていうのならばお手頃じゃないでしょうか。味に関しては好みもありますんで。味自体は美味しいんで一回くらい買って飲んでみてもよいと思います。

そして私のおススメの飲み方は前割りです。
最近焼酎を買うとついついこの飲み方をしてしまいます。

2リットルのペットボトルを買う。
半分水を減らす。
900mlを直接ペットボトルに入れる。

これだけで美味しい前割り焼酎が出来上がるわけです。度数も12度くらいに薄まるんでいい感じです。そして翌日には水に馴染んでさらに美味しくなるわけです。

今宵はこのままビジネスホテルで。
そして夜食は沖縄そば。せっかく大阪にいるんだから大阪っぽいやつを買えばいいのに、全く関係ない沖縄そばを選びました。

うちなー限定販売なのに普通に大阪のスーパーで買えちゃう謎の限定商品です。

でもこういう優しいやつっていいんですよね。うどんともまた違うし、出汁が効いていてサイコーです。

外に食べに行かなくても結局〆にラーメン食べています。

そして夜食を食べた後も茜霧島の前割りを飲んでしまうただの飲んだくれ。そんな感じでエンドレスとなってしまうわけです。
これだから瓶で買うのはよくないんですよね。ただでさえ身体がいうこと聞かなくなっているわけです。酒は控えなきゃならんですね...。

関連記事

ガッツリ飲めるサンミゲルビール「レッドホース」
ガッツリ飲めるサンミゲルビール「レッドホース」

こちらはサンミゲルビールです。フィリピンのビールといえばこのサンミゲルビール。 サンミゲルビールは1890年に設立...

 
スキットルで好みのウイスキーを飲む生活
スキットルで好みのウイスキーを飲む生活

お酒の味は飲む環境で変わると言います。例えば老舗のBARで飲むシングルモルトは家でひとりで飲むのとは味が異なるでしょう。赤ち...

 
タイの蒸留酒「ラオカオ」はそのまんま泡盛だった
タイの蒸留酒「ラオカオ」はそのまんま泡盛だった

タイで飲むお酒といえばビールです。暑い日が続くときは氷を入れたグラスにビールを注ぐ。ちょっと薄いけどその薄味がちょうどよい。...

 
ロシア産ウォッカ「ペルツォフカ」でブラッディ・プーチンを。
ロシア産ウォッカ「ペルツォフカ」でブラッディ・プーチンを。

先日、ラトビア産のウォッカ、ストリチナヤを買いました。 私は以前からストリチナヤが好きで、バーへ飲みに行く際にウォッカを頼...

 
フレーバービールが多い台湾のお酒事情
フレーバービールが多い台湾のお酒事情

こちらは台湾ビールです。 台湾ビールは日本統治時代の1919年に日本人が設立した醸造会社「高砂麦酒株式会社...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS